管理型処分場
有害な可能性のある廃棄物を埋め立てする施設で、底部に施設した遮水用のシートなどで、地下水の汚染が防止できるほか、排水処理施設により浸出水を処理し、施設外部に有害物質を排出しないよう管理されたもの。自動車のシュレッダーダストはこの処分場に埋め立てることが決められている。しかし管理型処分場は残余年数が少なく、増設も見込み薄のため、シュレッダーダストの減量化が急務となっている。
管理型処分場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 15:39 UTC 版)
低濃度の有害物質と生活環境項目の汚濁物質を発生させる、大部分の廃棄物に対し、安定化を図る。埋立後に次第に分解し、重金属やBOD成分、COD成分、窒素、酸・アルカリを含んだ浸出水が生じる。このため、ゴムシートなどによる遮水工と浸出水処理施設等が設置され、水質試験やモニタリングによって管理される。
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