繊維など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:00 UTC 版)
師部繊維は、その外側に形成される皮層繊維と共に靭皮繊維 (bast fiber) とよばれ、天然繊維としてさまざまな用途に用いられている。アマ (リネン、アマ科)、アサ (麻、アサ科)、カラムシ (苧麻、イラクサ科)、ツナソ (ジュート、アオイ科) などの靭皮繊維は布や縄の原料に、コウゾ (クワ科) やミツマタ、ガンピ (ジンチョウゲ科) の靭皮繊維は和紙や紙幣の原料に用いられる (右図)。 パラゴムノキ (トウダイグサ科) の二次師部に存在する乳管から分泌される乳液 (ラテックス) にはさまざまなポリテルペンが含まれ、天然ゴムとして利用される。
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