繊維の性質による影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 21:24 UTC 版)
「ティップ (ビリヤード)」の記事における「繊維の性質による影響」の解説
革の中の繊維が膨らんで来るとティップが上方向や横方向へ伸びていき、ティップが柔らかくなっていく。この状態を提灯と呼ぶ。この提灯になったティップを好むプレイヤーもいるが、撞いたときにその柔らかさでパワーをロスしてしまうのでティップ交換の目安とする場合もある。 また、ティップの繊維質が微細なものほど湿気によりコンディションに変化を来たす場合がある。CUE'S誌上でエフレン・レイズは「モーリティップは高温多湿のフィリピンにおいて、特に湿度が高いときには使えない。」という旨のことを語ったが、これに対して毛利秀夫は「一理ある」とし、その理由として繊維が細かいティップは毛細管現象を引き起こし、湿気をティップがどんどんと吸い取るためであると回答している。
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