グラウンド・ゼロズの登場人物
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「メタルギアソリッドV」の記事における「グラウンド・ゼロズの登場人物」の解説
"パス・オルテガ・アンドラーデ"/ パシフィカ・オーシャン 声 - 水樹奈々 アメリカの非政府諜報機関「CIPHER(サイファー)」のスパイ。ゼロとの会話テープ中で”パシフィカ・オーシャン”と名前を呼ばれている。ピースウォーカー事件後に消息を絶っていたが、「GROUND ZEROES」にてキューバ南端にある米軍の収容キャンプの捕虜として生存していることが判明した。二重スパイの嫌疑をかけられ尋問を受けており、拘束された際に髪を切られていたため、スネークらと出会った頃の面影は無くなっている。拷問によってゼロの居場所を言った後は、スカルフェイスにより内臓の一部を取り除かれ(スネークが救出に来るまで生存できる程度には残された)、爆弾を埋め込まれてトラップとして利用される。スネークに救出されて爆弾は除去されたが、仕掛けられていたもう1つの爆弾が洋上で爆発した。 「THE PHANTOM PAIN」にも登場。医療プラットフォームの一室に記憶喪失のまま匿われており、爆弾は2つとも除去、海上に落ちて生存したとされ、ヘリの墜落はXOFからのロケット攻撃で僚機に激突したせいだとされた。 だがそれは、もう一つの爆弾を見落とした事に罪を感じていたヴェノム(メディック)が脳障害の後遺症で見た幻視だった。 実際にヴェノムが訪れていたのは建設中の無人のプラットフォームであり、パスがいたはずの部屋はまだ床が仮設置されただけの状態で、人が住めるようなものではなかった。この幻視にはパスしか知りえない情報が含まれていたが、9年間のビッグ・ボスの「人生の追体験」の際に、ヴェノムの体内に残ったパスの骨のかけらによって一種の記憶転移が起きた可能性が考えられる[要出典]。 一連のイベントの最後に入手するテープは、明らかにビッグ・ボスのファントムであるヴェノムに向けられた内容だった。 ヴェノムだけでなく、DDのメンバーには彼女を覚えている旧マザーベーススタッフも多く、ゲームが進むと彼女のアニメキャラ風ポスターがマザーベースに貼られるようになる。また、サイドオプス『惨劇の生存者』で正気を失って放浪しているメンバーの近くで『恋の抑止力』や『パスの口笛』を外部スピーカーで流すと、敵対せずにこちらに向かってくる。 "チコ" / リカルド・バレンシアノ・リブレ 声 - 井上喜久子 サンディニスタ民族解放戦線 (FSLN) に姉のアマンダとともに所属し、スネークが率いる国境なき軍隊にも志願している少年兵。 好意を寄せているパスがキューバで捕らえられたことを聞くと、スネークが核査察への準備に追われすぐに動けないのを「パスを見捨てた」と判断し、アマンダの元へ送還される途中で勝手に単独潜入と救出を試みるが、逆に捕らえられスネークに救助要請の無線を入れる。胸にイヤホンジャックのような物が取り付けられているが、それが何なのかは明言されていない。 「GROUND ZEROES」でスネークがキャンプにたどり着いた頃には、既に拷問によってマザーベースの場所を白状した後だった。「THE PHANTOM PAIN」では、カセットテープで9年前の襲撃時にヘリの爆発で死亡していたことが判明した。 目と指 SIDE OPS「帰還兵排除」における目標(ターゲット)。ラオスでの戦闘後に引退した2人のアメリカ海兵隊観測手と狙撃手。 黒人観測手の「目」(声 - 広田みのる)と白人狙撃手の「指」(声 - 高口公介)で構成されている。 米軍撤退とともに引退し、出身地であるキャンプ・オメガに視察と称したバカンスとして出戻っている。 引退したとはいえ、彼らの生存は東側諸国にとっては脅威であるため、スネークに2人の排除を依頼する。 日本語版では「指」は「目」に対して敬語を使っている。 「GROUND ZEROES」においてこの2人を生きたまま回収してSIDE OPSをクリアすると、クリア後に彼らに関する真実を知ることができる。この条件を満たして「THE PHANTOM PAIN」にデータを引き継ぐことで、マザーベースのスタッフとして再登場する。 潜入調査員 声 - 坂巻学 SIDE OPS「機密情報回収」に登場する、キャンプ・オメガに関する情報を調査している潜入調査員。 キャンプ・オメガに関する情報を入手するため、スネークは依頼主からこの調査員に接触するよう依頼される。 囚人番号12282 声 - 広田みのる SIDE OPS「対空機関砲破壊」に登場する捕虜。 MSFの潜入工作員として潜入していたが、捕らえられてしまい捕虜としてキャンプ・オメガのどこかに収監されてしまう。 彼を救出することでキャンプ・オメガの真実を知ることができる。 雷電 別の世界から来たサイボーグで、「GROUND ZEROES」の特別ミッション「ジャメヴ・ミッション」の主人公。 米軍兵士を殺してすり替わったスナッチャーを倒すため、キューバ米軍基地に潜入する。ミッションの報酬としてXOFの部隊章を要求している。 本作では刀ではなく、銃火器を使用している。またホールドアップ時などの音声は雷電役の堀内賢雄ではなく、スネークの音声を合成したものを使用している。 「THE PHANTOM PAIN」では、ある条件を満たすと入手出来るスーツとしてその外見が登場。声は変化しない。車両程ではないが、同じスーツであるサイボーグ忍者を越える圧倒的な速度で走ることが可能。 両作に共通する特殊能力として、ダッシュ状態が「ニンジャラン」となり、敵に触れると転ばせる事ができる他、落下ダメージを受けなくなる。さらにTPPでは睡眠中の敵を踏むことでスタンに変化する。Ver1.02以降でFOBミッションでも使用可能になる。
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