ギャグ・キャラクター
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ブルース・リーのものまね『全員集合』のコントの最中に脈絡も無く突然出現。「アチョー」という怪鳥音を発しながら加藤に襲い掛かり、加藤の手刀を受け、舌をレロレロと動かす。また、加藤のくしゃみにより倒れる。当初は衣装も本物を真似ていたが、途中からは全身白塗りで登場するようになる。 ネタの発案はいかりやで、ブルース・リーのブームに乗ったギャグであったが、すわの知名度を高めた。 鏡男主に志村けんとの絡みで、鏡に映る志村の動きをマネする。マルクス兄弟の映画「我輩はカモである」を真似ている。途中、志村がバナナを食べようとしたり、バレーボールを放り上げようとしたりするフェイントに引っかかってバレるというのが通例。 オカマキャラ『ドリフ大爆笑』で志村と「もしもオカマの不動産屋がいたら」を演じる。 太鼓叩き『ドリフ大爆笑』で「もしもやたら威勢の良い銭湯があったら」「もしもこんな床屋さんがあったら」(リクエストコントを除く)の太鼓叩きを演じる。 仏像、ミイラ、河童など『全員集合』のコントで、動かないはずの物体に扮し、隙をみて背後から志村らを襲う。 馬 奇怪な笑い声 顔芸 ネコ車ダンス工事現場で資材運搬に使われる手押し車(猫車)を人に見立て、マンボの音楽に合わせて踊る。会社員時代に猫車は綺麗に回転する事を発見し、自前で猫車を購入し、この芸をものにしたという。 三歳児の服を着る 金丸信のものまね(ザ・ニュース・ペーパー時代) エアギター日本でエアギターがブームになる10数年前から実践している。スコップなどをギターに見立てて激しく演技する。 怪しい流しの替え歌『志村けんのだいじょうぶだぁ』内のコントで披露。会社員に扮した志村が同僚(田代まさしなど)と一杯やっている居酒屋(居酒屋の大将の役は桑野信義)にしつこくやってくる流しの歌手という設定。今では深夜でも放送できないような際どい下ネタ混じり、あるいはダジャレ混じり、ブラックジョークなどの替え歌を披露し、志村にハリセンでつっこまれる。回が重なるにつれ流しの登場が強引になって来る(呼んでもないのに登場する、小料理屋に備え付けられたカラオケの歌に割って入り替え歌を歌う、小料理屋帰りにタクシーを呼んだら運転手が流しだった、ビアガーデンに行ったらウェイターが流しだった)。 チェッカーズ/あの娘とスキャンダル の替え歌で「♪あの娘とスキャンダル あの娘の留守にウォウ ウォウ ウォ、穿いてみたいなスキャンティー」 オフコース/さよなら の替え歌で「♪モウ、牛が鳴く〜、ニャ〜、猫が鳴く〜」 新谷のり子/フランシーヌの場合 の替え歌で「♪腐乱死体の場合は〜」 島倉千代子/恋しているんだもん の替え歌で「♪小雪と小夏孕ませて〜」 ジェリー藤尾/遠くへ行きたい の替え歌で「♪知らない街を 燃やしてみたい〜」 世良公則&ツイスト/燃えろいい女 の替え歌で「♪燃えろ!いいおうち〜。燃えろ!マンション〜まぶしすぎる〜 俺が火を付けた〜。」 中条きよし/うそ の替え歌で「♪折れたタバコの吸い殻で あなたの糞がわかるのよ〜」 都はるみ・岡千秋/浪花恋しぐれ の替え歌で「♪芸のためなら 女房も犯す〜」 内山田洋とクール・ファイブ/東京砂漠 の替え歌で「♪ああ、あなたがいれば〜 ああ私は差し歯〜」 松任谷由実/ルージュの伝言 の替え歌で「♪あの人の パパに犯されて〜」 こいのぼり(童謡) の替え歌で「♪馬場より弱い豊登〜」 シャネルズ/ランナウェイ の替え歌で「♪旦那上い 女房が下さ 旦那上い」(正常位の暗喩) 島倉千代子/東京だよおっ母さん の替え歌で「♪久しぶりに 人轢いて」 江利チエミ/酒場にて の替え歌で「♪好きで子犬を 食べちゃいないわ〜」 柏原芳恵/ハロー・グッバイ の替え歌で「♪子猫のおいしい 喫茶店〜」 美空ひばり/真赤な太陽 の替え歌で「♪真赤に燃えた アパートだから〜」 五木ひろし/長崎から船に乗って の替え歌で「♪長崎から船に乗って 神戸で 吐いた〜」 岡本敦郎/高原列車は行く の替え歌で「♪汽車の窓から ハンケチ振れば 牧場の乙女が 肥担桶投げる〜」 よしだたくろう/人間なんて の替え歌で「♪人間なんて ママ〜マ〜 マママ〜 マ〜マ〜」 一度だけ、まともに歌えという志村からの要請に応じまともに歌ったが(井上陽水の『傘がない』)、まとも過ぎて笑い所がないという理由でハリセンで叩かれた。 怪しい流しのしゃべりすわ扮する流しは、コント中に、志村などに向かってシュールなギャグを連発する。 「うちの家族には、3人の子供がいまして、この子たちが可愛いんです。隣のおじさんそっくりで・・・・」 「隣のおじさんの所は4人の子供がいまして、これが全員私に似てるんですねぇ。」 「仕事がうまくいかないもんですから、子供たちに『お前たちは20キロ米を食うだろ、それを半分にしてくれないかな?』と言ったら、『大丈夫、10キロに減らす。』どう思います!?」 「うちの女房「ゆきみ」って言うんですがね、怒ると不気味なんです・・・・」 「歌は世につれ、世は歌につれ、江戸川では沙魚が釣れ。」 その他『ドリフ大爆笑』1984年11月放送分にて、志村・加藤の床屋コントで、なされるがままの客を演じる。
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