カンソウとは? わかりやすく解説

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かん‐そう〔‐サウ〕【乾燥】

読み方:かんそう

【一】[名](スル)

かわくこと。湿気水分がなくなること。「空気が—する」「—地」

かわかすこと。「洗濯物を—する」

【二】[名・形動味わいおもしろみのないこと。また、そのさま。「無味—」

武士道という—で不自然な道徳」〈有島宣言

「乾燥」に似た言葉

かん‐そう〔‐サウ〕【乾草】


かん‐そう〔クワン‐〕【完走】

読み方:かんそう

[名](スル)

競技などで最後まで走り抜くこと。「フルマラソンを—する」

俗に長期にわたる物事最後までやりとげること。

「完走」に似た言葉

かん‐そう〔クワン‐〕【官僧】

読み方:かんそう

国家から度牒(どちょう)を得て公に出家認められた僧。私度(しど)僧に対していう。

僧正(そうじょう)・僧都(そうず)などの官位授けられた僧。

勅許得て、袍(ほう)・裳(も)・素絹(そけん)などの官服または錦襴(きんらん)の袈裟(けさ)を着用する僧。律僧に対していう。


かん‐そう〔クワン‐〕【官奏】

読み方:かんそう

太政官から天皇申し上げること。平安時代重要な朝儀であったが、のちに、田の荒熟(凶豊)の状況奏上し減税奏請するものなどに限定されるようになった。かんのそう。


かん‐そう〔‐サウ〕【寒草】

読み方:かんそう

冬の草枯れた。《 冬》


かん‐そう〔‐サウ〕【感想】

読み方:かんそう

物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。「—を述べる」「読書—文」

「感想」に似た言葉

かん‐そう〔クワンサウ〕【換装】

読み方:かんそう

[名](スル)部品装備を、性能異なる他の部品装備取り換えること。「パソコンOSを—する」


かん‐そう〔クワン‐〕【歓送】

読み方:かんそう

[名](スル)その人出発喜び励まして送ること。「—会」

あの空地で—されて行った青年幾人かを知っていた」〈秋声縮図

[補説] 「歓迎に対して造られた語。


かん‐そう〔‐サウ〕【汗×瘡】

読み方:かんそう

あせも。


かん‐そう〔‐サウ〕【××瘡】

読み方:かんそう

梅毒による陰部のただれ。


かん‐そう〔‐サウ〕【監倉】

読み方:かんそう

牢屋(ろうや)。監獄


かん‐そう〔クワン‐〕【××漱】

読み方:かんそう

[名](スル)手を洗い、口をすすぐこと。身を清めること。

「婦の早起—する時より、深更寝に就く時に至るまで」〈鴎外訳・即興詩人


かん‐そう〔‐サウ〕【×翰藻】

読み方:かんそう

詩歌文章


かん‐そう〔クワンサウ〕【観想】

読み方:かんそう

[名](スル)

仏語特定の対象向けて心を集中し、その姿や性質観察すること。観念

そのもの真の姿とらえようとして、思いを凝らすこと。「人生を—する」

テオーリア


かん‐そう〔クワンサウ〕【観相】

読み方:かんそう

容貌(ようぼう)・骨格などから、その人性質運命などを判断すること。人相を見ること。

連句付け方八体の一。世相人生悲喜哀楽を観じた付け方。→七名八体(しちみょうはったい)


かん‐そう〔‐サウ〕【×諫争/××諍】

読み方:かんそう

争ってまでも強く目上いさめること。

策士論客将軍謁し一戦奮発を促がし、—の、声を放って号泣する」〈福沢福翁自伝


かん‐そう〔クワン‐〕【還送】

読み方:かんそう

[名](スル)送り返すこと。送還。「母国に—する」


かん‐そう〔‐サウ〕【閑窓】

読み方:かんそう

もの静かな窓。ひっそりとした静かな住まい

「—の月に嘯(うそぶ)けば」〈太平記三七


かん‐そう【間奏】

読み方:かんそう

一曲途中挟んで器楽だけで演奏される部分


乾燥

読み方:カンソウ(kansou)

湿気水分がなくなること


盥漱

読み方:カンソウ(kansou)

手を洗い口をすすぐこと


官奏

読み方:カンソウ(kansou)

太政官から天皇奏上して、裁許を得る文書形式


アシタバ

アシタバ
科名 セリ科
別名: -
生薬名: カンソウ(鹹草
漢字表記 明日葉
原産 日本
用途 関東から伊豆半島自生する大型多年草草丈が1m前後になり、秋に白色の花が咲きます若葉若芽摘み乾燥し煎じるか、青い青汁にして1日100cc限度服用高血圧症予防にします。
学名: Angelica keisukei Koidz.
   

寒草

読み方:カンソウ(kansou)

冬の枯れている枯れ残った、冬でも常緑である総称

季節

分類 植物


クサソテツ

(カンソウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 20:35 UTC 版)

クサソテツ(草蘇鉄[3]: Ostrich fern、学名: Matteuccia struthiopteris)は、コウヤワラビ科(分類によってはイワデンダ科 Woodsiaceaeに分類される[4])の多年生シダの一種。別名ガンソク。若芽はコゴミ(屈)といい山菜のひとつである。日本各地、中央ヨーロッパおよび北ヨーロッパ、北米大陸の北東部の河川敷や山麓の湿地に自生する。また観葉植物として庭に植えられることも多い。


注釈

  1. ^ 近縁の別種にイヌガンソクがあり、これは本種に似ていることによる[7]。ただし、これに関しては異論もある[要出典]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Matteuccia struthiopteris (L.) Tod. クサソテツ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年5月28日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Onoclea struthiopteris (L.) Hoffm. クサソテツ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年5月28日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 高橋秀男監修 学習研究社編 2003, p. 138.
  4. ^ a b c d e f g h 川原勝征 2015, p. 10.
  5. ^ a b c d e f g 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 45.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 農文協編 2004, p. 75.
  7. ^ a b 牧野 (1961) , p. 23
  8. ^ a b c d e f g 吉村衞 2007, p. 38.
  9. ^ a b c d e 金田初代 2010, p. 172.
  10. ^ a b c d e f 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 153.
  11. ^ a b c d e f g h i j k l 農文協編 2004, p. 76.
  12. ^ a b 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 44.
  13. ^ a b c d e 主婦の友社編 2011, p. 227.
  14. ^ a b c d e f 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 46.
  15. ^ a b 高橋秀男監修 学習研究社編 2003, p. 139.
  16. ^ 講談社編『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』講談社、2013年5月13日、28頁。ISBN 978-4-06-218342-0 
  17. ^ a b c d 農文協編 2004, p. 77.
  18. ^ a b c d 農文協編 2004, p. 78.
  19. ^ a b c d e 農文協編 2004, p. 79.


「クサソテツ」の続きの解説一覧

カンソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 10:25 UTC 版)

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