アーケード版+ps2版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:05 UTC 版)
「ファンタジーゾーン」の記事における「アーケード版+ps2版」の解説
1-7エリアは、アーケード版のボスであり、残りの8-11エリアのボスは、PS2版で追加されたボスである。 ラウンド1「スタンパロン」(STUNPALON) 太く短い切り株をモチーフにしたボスキャラクター。口から木の葉型の弾を吐き出す。オパオパが画面右側にいると弾が後方から跳ね返ってくる。口の中が弱点。 ラウンド2「ボランダ」(VOLANDA) 花をモチーフにしたボスキャラクター。フラスコ状の本体(顔)の周りに、大小2種類の互い違いの方向に回転する8個ずつの球形の花弁を持つ。本体は静止しており、本体上の口から種を上方に撒き散らして画面全体に降らせる。外側の黒い花弁の隙間から内側の緑色の花弁を攻撃し、全て壊すと倒せる。 セガ・マークIII版では内側の花弁が3個、外側が12個になっている。また外側の花弁は回転せず、その代わり本体が上下移動する。 ラウンド3「コバビーチ」(COBABEACH) 丸い本体(顔)の左側に9門の砲塔が並んだボス。常に上下に移動しており、上の砲塔から順番にレーザーを発射してくる。また砲塔を壊していくと徐々に発射のタイミングが速くなっていく。砲塔を全て壊すと倒せる。 ラウンド4「クラブンガー」(CRABUMGER) 多数の節で構成された上下2本の触手を持つボス。触手を縦横無尽に動かし、先端のハサミから無数に弾を発射する。触手を撃って全ての節を赤くすると倒せる。 ラウンド5「ポッポーズ」(POPPOOS) 鳩と雪だるまを合わせたような姿をした、本作において唯一集団で登場するボス。同じ形で大きさの異なる個体が縦一列に、最前列から小型8体・中型4体・大型2体・超大型1体という配置で編隊を組んで現れ、嘴から雪玉のような白い弾を撃つ(2列目以降の個体は自分の前の2体が倒されると攻撃を始める)。耐久力と出す弾の数は後列に行くほど増加する。前の列を全て倒さないと次の列にはダメージを与えられない(ただしボス戦開始から一定時間経過後はこの制限が外れる)。 ラウンド6「ウィンクロン」(WINKLONE) 1個の目玉を中心として渦巻き雲の列が周囲6方向に伸びているボス。その画面いっぱいに伸ばした渦の列を、風車のように時計回りに、徐々に速度を上昇させて回転させる。中心の目玉が弱点だが、攻撃を当てると瞬きし、その瞬間だけ無敵になる。また、どんな攻撃でも与えるダメージは同一。 ファミリーコンピュータ版ではハードウェアの制約から渦の列が3本に減っている代わりに、回転速度の上昇が速い。 3DS版では隠し要素として、この渦3つのウィンクロンを登場させることが可能である。こちらも回転速度の上昇が速くなっている。 ラウンド7「IDA-2」(アイダ・ツー) 四角い顔だけのボス。自らの体を30個(縦5個×横6個)のパーツに分割して、拡散と収束を繰り返す。収束地点は拡散完了時のオパオパの座標で、当たり判定は収束している時にのみある。拡散・収束のサイクルは次第に速くなる。なおPlayStation 2版では3Dポリゴンを使用している点を活かし、水平方向に回転しながら拡散と収束を繰り返すようになっている。 ファミリーコンピュータ版では拡散・収束のサイクルは次第に速くなるのは同じだが拡散・収束のサイクルがアーケード版より圧倒的に早くなる。 ネーミングは同社の3Dシューティングゲーム『スペースハリアー』に出てくる敵キャラクター「IDA(アイダ)」に由来するが、実際にモチーフになっているのは同じスペースハリアーに登場した「シュラ」である。 ラウンド8 「SKAROTTEN」「スカロッテン」 PS2版追加ボス。 頭の下に、4つのパーツがトーテムポールのように重なった形状をしているボス。各パーツの左右にある糸のついた目玉を左右に伸ばして攻撃する。頭は弾を撃ち、パーツを壊すごとに弾の量が増える。 下のパーツをすべて破壊すると、頭が弾を撃ちながら左右方向中心に動き出してくる。 ラウンド9「POGANEL」「ポガーネル」 PS2版追加ボス。 円盤型の本体の外周に8つの砲台と、それを覆う4つのカバーがついているボス。カバーを反時計回りに回転させつつ、カバーの隙間に来た砲台から弾を撃つ。砲台を全て壊すと倒せる。砲台を壊していくと弾が青い弾に分裂するようになる。分裂の前の弾のみ、攻撃すると消滅させることができる。 ラウンド10 「METISTUTA」「ミティスタ」 PS2版追加ボス。 破壊不可能な無数の正二十面体の形状をした薄緑色の鉱石を、ほぼ一画面を覆う程に幾重にも張りめぐらせているボス。本体を中心に鉱石を互い違いにゆっくり回転させ、接近や攻撃を阻む。 鉱石の動きは、一旦止まった後逆向きに回転したりもする。少し小さいオレンジ色の鉱石は常に動いており、この鉱石以外と本体には当たってもミスにならず、跳ね返されるだけ。中心の本体が弱点で、本体の周囲は8つの鉱石に守られており、1カ所だけある隙間から狙わなければならない。 ラウンド11 「PICKON」「ピクコン」 PS2版追加ボス。 体の四隅に、小刻みに左右に動いて攻撃を弾く真珠を装備したボス。上下に浮遊しつつ画面手前にジャンプして地面に体当たりしては戻ってくる動きを繰り返し、画面下からフラフラと揺れながら上方へ流れていく無数の泡のような弾を湧きあがらせる。 アーケード版 ラウンド8 PS2版 ラウンド12「ネノン虫&オパパ」(OPA-PA and NENON insect) ラウンド1から7(PS2の場合1から11)までに登場したボスキャラクターとの連戦をクリアした後に登場する。その正体は行方不明だったオパオパの父親のオパパ。弾は放たないが、内部に寄生した青いネオン虫6体が、1体ずつ触手のように伸びて攻撃してくる。6体はそれぞれ異なる行動パターンを持ち、ネノン虫の通った跡は壁となって通り抜けできない。 4体目まではオパオパの動きに関係なく固定されたルートを描き、5体目は画面端に到達する度にオパオパと水平方向を合わせるように追尾、6体目は水平・垂直方向のどちらかがオパオパと合ったら方向転換して追尾してくる。6体目はオパオパのよけ方次第でネノン虫を触手の壁で自滅させるか、触手の壁でネノン虫を寄って来させないようにすることが可能。耐久力とスピードは後の物ほど増加する。
※この「アーケード版+ps2版」の解説は、「ファンタジーゾーン」の解説の一部です。
「アーケード版+ps2版」を含む「ファンタジーゾーン」の記事については、「ファンタジーゾーン」の概要を参照ください。
- アーケード版 ps2版のページへのリンク