PS2版『鉄拳5』
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PS2版はアーケード版で言うところの"Version 5.0"当時のデータを基準として2005年3月に移植された。元々PS2互換基板SYSTEM256を採用していたこともあり、アーケード版の稼動開始から4ヶ月という鉄拳シリーズでは最速の家庭用移植である。ネットデータ配信には対応していないが、アーケード版でのプレイヤーゴーストデータが入っており、これと対戦できる「アーケードモード」が収録されている。 PS2版で導入された「ストーリーバトルモード」では各キャラクターごとのストーリーが描かれる。家庭用の鉄拳シリーズでおなじみのオリジナルのエンディングムービーもキャラクターごとに収録されている。家庭用オリジナルのモードとして仁を主人公とした3Dアクションゲームの「DEVIL WITHIN」(デビルウィズイン)モードが収録されている。 また、板垣恵介、寺田克也、大暮維人、皆川亮二、いのまたむつみ、永野護といった外部のイラストレーター、漫画家による「エクストラコスチューム」が追加されており、カスタマイズモードで購入可能となっている。 なお、PlayStation 2版では『鉄拳5』本編以外にも「アーケードヒストリー」モードとしてアーケード版『鉄拳』『鉄拳2』『鉄拳3』が完全移植されている(実際はPS1互換モード上でのシミュレート[要出典]。音源チップの仕様が異なることからBGMはCD-XA音声で再生されている。またPS1互換モードからはPS2のメモリカードにアクセス出来ないためセーブ不可、また各タイトルのアーケード版のタイムリリースキャラは全員解禁済みとなっている。)。ゲーム起動時にミニゲームとして『スターブレード』が収録されているが、特定の条件を満たすとスターブレード完全版がプレイ可能になる(SCPH-75000のPlayStation 2では、『鉄拳3』の起動に支障が出る不具合が確認されている)[要出典]。この他、プラクティス、サバイバル、チームバトル、オプションなどの従来の家庭用鉄拳シリーズでお馴染みのモードも健在。 シリーズ最後のPS2版である。
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