その他の魔物・敵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 06:56 UTC 版)
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」の記事における「その他の魔物・敵」の解説
以下は光の教団との関連がないか、作中で関連が示されていない敵キャラクターである。 動く石像 レヌール城に棲み憑いたゴーストたちの1人。一見ただの石像だが、ある程度主人公が離れると後をつけてくる。追跡開始後にその石像を調べると叫び声と共に戦闘に突入する。リメイク版では主人公が目の前を通ると目を光らし、2度調べると戦闘に突入する。外見は勇ましい戦士の石像に化けているが、正体はリメイク前と同じく土偶のような外見である。ビアンカがさらわれた後に主人公1人で戦い、気絶(全滅)しても全滅扱いにはならず、彼女が入れられた隣の墓に入れられる。 なお、他の作品に登場する同名の雑魚モンスターとは別物である。 親分ゴースト 声 - 塩屋浩三(CDシアター版) 廃墟と化したレヌール城に手下のゴーストたちと共に棲み憑き、城の人々の魂を弄んで愉しみ苦しめていた。リメイク版では魔界のはみだし者であり、同じく魔界から追いやられた部下と共に城へ居着いていたという設定が与えられた。親分ゴーストの手下とは別に「魔界の幽霊」という存在が城の中に存在する。小説版ではミルドラース(あるいはゲマ)の指示でゴールドオーブを捜索していたとも取れる描写がある。 雪の女王 声 - 久川綾(CDシアター版) ポワンの先代の長に妖精の村から追い出されたドワーフの孫であるザイルを唆し、世界に春を呼ぶために必要な春風のフルートを盗ませる。最終的には世界の寒冷化を目論んでいた。いかにも女王といった感じの姿と戦闘時の魔物の姿がある。ザイルを倒した後に登場。 『小説ドラゴンクエストV』では「キリオ」という名前が付けられている。 ニセ太后 ラインハットの太后に成り済まし、専制政治によりラインハットを軍事国化した。悪逆非道の限りを尽くすほか、魔物を自らの部下として雇い、世界征服を企む。 ヘンリー誘拐を企てたのは太后本人であることが明かされているが、主人公とヘンリーが奴隷生活をしていた10年の間の、いつ頃から太后に成りすましていたかは不明。 また、ヘンリーは少なくともサンタローズが滅ぼされた時にはすでに入れ替わっていたと考えている。 外見は雑魚モンスターのエンプーサやデビルダンサーの色違いだが、リメイク版では衣装はブラジャーと腰ミノからドレスに変更されている。 溶岩原人 死の火山の最深部にて待ち構えるモンスター。長い年月を経て溶岩そのものに魂が宿った存在で、炎のリングに近付くと3体がかりで襲ってくる。 カンダタ グランバニアの大臣(オジロンの前任)が、主人公の暗殺に雇った刺客。リメイク版の公式ガイドブックの設定によると、本職は盗賊団のボスで面倒見の良さから部下に慕われているが、部下を養うため裏の仕事を引き受けているらしい。シールドヒッポを連れている。青年時代後半編では、一部の町にカンダタ子分が登場し宝箱を守る。同名のキャラクターは『III』にも登場しているがイラストが異なる。 ブオーン 声 - 古田新太(劇場アニメ版) かつてルドマンの8代前の祖先ルドルフによって壷に封印された巨大な魔物。150年で封印の効き目が切れ、地上に再び現れる。長い間封印されていたためか、体のところどころに苔が生えている。その昔、最後の鍵を盗み出した盗賊ゴロステを飲み込んだことがあり(書籍『秘められた伝説』によると、このために腹痛を起こしてその隙を突かれて封印されたらしい)、倒すことで同アイテムを入手できる。青年時代後半ならいつでも戦えるが、手に入れないと暗黒の世界に行くことができない。 ブオーンのイベントは独特の演出があり、SFC版における出現シーンは同ハードの拡大機能を用いている。PS2版ではこの演出が大規模になり、壷からの復活・降臨シーンが追加、雄叫びを上げて戦闘に入るとカメラがブオーンを一周して再び雄叫びを上げてからコマンド入力画面に移行する、そして倒すと大きな音を立てて倒れる、という大掛かりな演出となっている。DS版では復活・降臨シーンはPS2版と同様の物を使っているが、戦闘時の特殊演出はなくなっている。 リメイク版では、条件を満たすと非常に体が小さくなった(主人公が倒した後にルドマンが特殊な封印をかけたらしい)プオーンとなって再登場し、仲間モンスターとなる。 エスターク 前作『IV』で中ボスとして登場した地獄の帝王。本作ではゲームクリア後の隠しボスとして登場し、暗黒の世界の地下深くで記憶を失った状態で眠っている。倒されると倒した時のターン数を言う。原作版ではダンジョンの存在も含めてゲーム中に存在を示唆する手掛かりはほとんど無かったが、リメイク版では暗黒の世界のとあるキャラクターと、とある本がその存在を示唆しており、「ミルドラースですら手を出せない大物」とのこと。前作では覚醒前だったのでその実力を発揮しきれなかったが、本作では隠しボスに相応しい強さを誇る。 リメイク版では名産品の闇のトロフィーを所持しており、一定ターン以内に撃破すると入手できる。また自分専用のすごろく場を持っており、彼の息子を名乗るプチタークが登場するなど僅かだが彼の素性が明らかになった。
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