雑魚モンスターとは? わかりやすく解説

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モブキャラクター

(雑魚モンスター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 23:38 UTC 版)

モブキャラクターとは、漫画アニメ映画コンピュータゲームなどに登場する、個々の名前が明かされない群衆(主要キャラクター以外の“その他大勢”)のこと[1]モッブ

演劇やミュージカルでは同様の演者は「アンサンブルキャスト」や単に「アンサンブル」と呼ばれる。

概要

従来「ザコキャラ」とよばれていたものが、フラッシュモブの影響から「モブキャラ」として使われはじめたものである[要出典]。ザコキャラからの派生であり、通常使用(というよりも正式使用)がモブキャラである。この用語は漫画やアニメにおける隠語であり、よく使われる用語となった。モブキャラクターという言葉はモブキャラからのあとづけである。またモブキャラ、モブキャラクターはもちろん和製英語である。フラッシュモブの英語表記flash mobで使われているmobとは大勢の人または動物の中の無秩序で破壊的になりかねない一部分であり、「mobileやmobilityの俗語」として発生した語である。[2][3]。英語の“mob scene”(モブシーン)は、群衆が騒ぎを起こす場面を意味する。

モブキャラは原則として名前を持たず、「群衆」として扱われる[1][4]。漫画やアニメの中で、名前が明かされるキャラクターの背景に描かれる、偶然そこに居合わせた通行人達などが、モブキャラの典型的な例である。

日本ではザコキャラと呼ばれる対象があればすべてのコンテンツに対して使われるが、コンピューターゲームにおけるモブキャラは英語では「ノンプレイヤーキャラクター(英: non player character, NPC)」である。英語ではノンプレイヤーキャラクターに相当する語として、「日本のゲーム」に関連して使われる「日本発祥の言葉」として紹介される。

ザコキャラは群集キャラ背景キャラと呼ばれるため、それと同様のレベルで互換である[5]

モブキャラという語が日本の社会に浸透するにつれ、単に役名が不明な地味な脇役に対しても用いられることがある。そのため多様なものを指し示すようになり、一般に映画用語から発祥した「エキストラ」と呼ばれるものまで指す用法が広がっている。

最初は名前がないモブキャラが、キャラとして定着する場合がある。また、名前の設定が無いままレギュラーキャラクターとして登場したり、レギュラーではなくとも初期から断続的に登場する古参キャラクターとなる場合もある。

フラッシュモブ以降の言葉でありながら、歴史をさかのぼって、作品が作られた時点にはモブキャラとは呼ばれていなかったキャラクターに対しても使用されるケースがあり、『銀河鉄道999』における車掌、『ドラえもん』における先生、『ドラゴンボール』における天下一武道会審判員などへの適用となって現れている。古い作品では戦前の『のらくろ』の多くの兵卒達の事にも使用される。

ザコキャラ

モブキャラの中でも敵役のキャラクターの事をザコキャラと呼ぶ。雑魚キャラとも呼ぶ。強さは文字通りのロウェストクラス・ウィーケストクラスから並のボスキャラクターを上回る強さまで様々。

脚注

  1. ^ a b 『同人用語辞典 ISBN 4-7980-0859-1【モブキャラクター】出版社 秀和システム
  2. ^ Online Etymology Dictionary: mob
  3. ^ 研究社 新英和中辞典
  4. ^ 業界用語集”. ESPアニメーション声優専門学校. 2013年12月7日閲覧。
  5. ^ “【Campus新聞】隠れて食事 「便所飯」の実態は…(下)+(1-4ページ)”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2012年6月12日). オリジナルの2012年6月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120613110515/http://sankei.jp.msn.com/life/news/120612/trd12061218100020-n1.htm 

関連項目


雑魚モンスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 08:15 UTC 版)

スプラッターハウス PARTII」の記事における「雑魚モンスター」の解説

デッドマンDead Man下級実験体。3か月前の業火により、全身醜く焼け爛れているため、単純な打撃のみで簡単に体が千切れるまともに動けるのは数体のみで、ボディイーター寄生されているものもいる。色が赤と青の2種類存在するボディイーターBody Eater前作にも登場した死肉をあさる巨大な。3か月前の業火により全身醜く焼け爛れている。デッドマン身体喰い破って飛びかかってきたり、天井から落ちてきて噛みついてくる噛みつかれた場合前作同様キック反撃しない連続ダメージを受ける。天井潜んでいるものはリック行動次第では襲ってこない。 デスノイドDeath Noid上級部類分けられる実験体緑色で高いジャンプ力持ち奇声発しながらリーチ長い爪で攻撃してくる。 デスノイドαDeath Noid α) 紫のデスノイド耐久力があり、最も多く登場するデスノイドβDeath Noid β) クリーム色デスノイド培養カプセル破壊して襲ってくる。最も耐久力が高い。 マッドデッドMad Deadヘドロ状のモンスターゆっくりと前進してくる。通常の攻撃では一時的に行動不能となるのみで、完全に倒すには特定のアイテムを使わなければならない体色が緑と紫の2種類存在し紫のマッドデッドヘドロ吐いて攻撃してくる上、復活するスピードが非常に早く液状素早く移動してくるなどかなり手強い。 ヘルヘッドHell Head) 死の世界下級住人空中を飛ぶ頭蓋骨の様な敵で、数で襲ってくる。 フライングファングFlying Fang) 鋭い牙を持つトビウオ化け物。元はだったが、実験使われ液体が川に流れ込み獰猛な新種を創り上げたもの。水中から飛び出し喰らい付いてくる喰い付かれ場合対処ボディイーターと同じ。 ブランデッドBrain Dead) 「スローターハウス」に捕らわれた哀れな実験体末路小屋意思のままに吊り下げられ束縛されている。天井の穴から出現し毒液吐いて攻撃してくる。 ダムデッド(Dam Dead彷徨う霊魂ゾンビの姿で実体得たもの。集団襲ってくるが、動き鈍く、弱い。地下通路ステージ4&5に設置されている穴に落ちた先)に登場するタイプリビングデッド(Reving Dead)と呼ばれ耐久力があり、動きもやや素早いまた、上半身だけで向かってくることもある他、通路内のトラップ操作している者もいる。 エクトプラズムEctoplasm浮遊する亡霊触れてダメージは無いが、取り憑かれてしまい一定時間リック左右操作逆になってしまう。見た目とは裏腹に耐久力雑魚敵の中で最も高く大量に出現するダークネールDark Neil前作登場した手首モンスターウッディ」が進化したもの。外見はあまり変化が無いが、鋭い爪が生えており、足元から襲ってくる。 ゴートヘッドGoat's Head) 壁にけられた山羊剥製意思持ったもの。毒液を吐く。破壊不可能なオブジェクト扱い

※この「雑魚モンスター」の解説は、「スプラッターハウス PARTII」の解説の一部です。
「雑魚モンスター」を含む「スプラッターハウス PARTII」の記事については、「スプラッターハウス PARTII」の概要を参照ください。

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