その他の戦闘ロボット・戦闘車輌および戦闘航空機
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「超時空騎団サザンクロス」の記事における「その他の戦闘ロボット・戦闘車輌および戦闘航空機」の解説
VF-7 シルフィード 航空隊の多目的戦闘機。第2話から登場。全長12.8m と小型。制空やゾル単艦への対艦攻撃機としても用いられる。本編では描写はないが、ナレーションやデザイン制作集団 「スタジオ・アンモナイト」によれば可変戦闘機であるとのことである。 詳細は「es:Anexo:Vehículos de Robotech」を参照 F-206 ファルコン[要曖昧さ回避] II 防衛航空隊(防空軍に当たる)の 迎撃機。第4話から登場。全長19.8m と戦闘機としては大型。 AF-2 (FA-112) キマイラ 宇宙隊の全長20.1m の大型護衛戦闘機。第6話から登場。大気圏内では大口径主砲を活かした前世紀の ヘンシェル Hs129 の運用と同じく対地攻撃が可能。宇宙空間では宇宙艦艇や輸送シャトルの護衛艇として用いられ、宇宙機甲団(TASC)では AF-2 の制式記号。戦術空軍(TAF)では高速対地攻撃機として FA-112 の制式記号が充てられている。 C-37 アルバトロス 大型貨物の長距離空輸能力を持つ高速戦術輸送機。全長73.4m、最大有償荷重 250t。5話と16話でジャンヌと配下の15分隊を空挺戦車扱いの「スパルタス」ごとゾル母艦まで輸送する。 VC-150 フォティナス 重貨物輸送艇 垂直離着陸による、大型貨物の近距離・超低空(4,000 ft. 、メートル法換算 1,219.2 m 以下)の空輸に特化した戦術輸送機。最大有償荷重 120t。 ARV-15 バンブルビー サザンクロス軍・陸軍で直協偵察機。(戦術偵察機・近距離偵察機)、同軍・海軍で対潜哨戒機、同軍・戦術空軍で観測機または偵察機と、三軍で共用(トライ・サービス)される内装式回転翼による垂直離着陸機。全長7.3 m。制式記号は Air Reconnaissance Vehicle の略。6話で陸軍の「偵察分隊」(RE.P)所属機が、第5話でグロリエ地表に不時着した総司令官「デス・デラ・デミ」らの座乗した旗艦 (アズシャール級)上空を偵察する。 ARR-15 モノクル サザンクロス陸軍・戦略偵察分隊(RE.P)が第5話でゾルの科学調査艦(キルトラ・ドラニッツ級)に対する偵察攻撃に出動するが、応援に駆けつけたゾルの母艦からの戦術核兵器報復攻撃により部隊は壊滅。他の陸戦バトロイドと異なり航空機開発企業ノースロップ・グラマン社による陸軍納品のため「航空偵察ロボット」Air Reconnaissance Robot と定義され、各種センサーが充実し跳躍飛行が可能だが、装甲は最小限で 乾燥重量 12.0tと軽量。海外ロボテック版ではサイクロプス(FRB-7 Reconnaissance Battloid "Cyclops")の別名。全高 6.1m 。 GMP・05-SCP ガルム 第1話より登場の惑星グロリエ軍事警察(憲兵隊、GMP)が用いる人工知能 搭載の軍法執行ロボット。「番犬」の意味どおり、憲兵自らは搭乗せず、軽微な軍規則違反であれば、軍法のデータベース 内部ストレージおよびコンピュータネットワーク検索により、過去の判例と照合して自らその場で兵士の処分を決定する。海外ロボテック版では〔三軍〕 統合軍事警察(Global Militaly Police , 略語は 原作と同じく GMP) 所属の QRP-19「ゴーレム」と改称され、憲兵指揮下で一般操縦士の搭乗する運用が前提の、人工知能を搭載しない派生型SRP-19「ボビィ」もあり。 MBR-13 サラマンダ 第2話より、最終回の第23話まで登場。戦略隊(Tactics Corp , TC)が用いる。型式名 MBR (Main Battle Robot)は現用の主力戦車、MBT (Main Battle Tank) に由来する。 MBR-21 バジリスク 第5話より、最終回の第23話まで登場。過酷な砂漠の環境に対応した機体で、主に砂漠分隊が用いているが、元来は MBR-13 サラマンダの後継機であるという設定であり、最終決戦では「戦略隊」など他の陸軍主力部隊が用いている状況が描かれている。 それ以外にも惑星グロリエの開拓守備軍であるサザンクロス軍では、宇宙機甲隊を除く空宇局(航空宇宙局)の各軍団には非変形の戦闘用航空機もしくは戦闘用宇宙艇が、戦略機甲隊を除く陸海局の各軍団には非変形の戦闘用ロボット(バトロイド)が配備されている。 当時、放送前から玩具店に無料配布された三社合同冊子『超時空情報』によれば、都市部守衛を戦術主眼に置いた戦略隊(TC)、そして防衛隊(CDU)配備機以外の局地部隊のロボットやパワードスーツは、極地防衛 と 開拓支援(工兵)目的ゆえの独特なデザインが多い。その理由として戦闘のみを想定した運用のみならず、屯田兵のように植民惑星開拓事業にも従事していたものと考えられる。
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