その他の戦闘
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「タリ=イハンタラの戦い」の記事における「その他の戦闘」の解説
時を同じくして、7月4日、ソビエト第59軍はヴィープリ湾に浮かぶ島伝いにヴィープリ湾に強襲上陸を行った。しかしこの攻撃はフィンランド本土でフィンランド第5軍に配属されたドイツ第122師団との戦闘で海に追い落とされた。 7月3日にソ連軍がイハンタラ近郊で敗北した後、ソビエト第23軍はヴオクシ川を渡ってヴオサルミに攻撃を行った。しかし、これも3個師団を渡河させながらもフィンランド第2師団の反撃にあい、失敗した。その後もソ連軍は7月21日に至るまで突破を試み続けた。 タリ=イハンタラでの防衛成功とこれらの戦闘での防衛成功でフィンランド軍はカレリア地峡におけるソ連軍の進撃を止めることに成功し、前線はキヴィスィルタ、ティエンハーラからヴィープリ湾、ヴオクシ河畔のヴオサルミ近郊で止まり戦線が膠着した。その後、ラドガ湖東北部で行われたイロマンツィの戦いではフィンランド軍はモッティ戦術でソ連師団2個師団を包囲し、継戦可能であることを示した。 7月12日、ソ連軍は攻勢の停止指令を受け、塹壕を掘り防衛体制に入った。ソ連軍が前線の軍を輸送列車でヴィープリに下げていることにフィンランド側が気付くのには時間はかからなかった。ソ連軍はバグラチオン作戦への兵力移動をこれ以上遅らせるわけには行かず軍をエストニアへ移動させ始めたのである。この日から、ソ連はフィンランドとの平和交渉の準備を始めた。
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その他の戦闘
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詳細は「戦争#戦争のさまざまな局面」を参照 戦闘とは戦力が直接的に戦闘力を行使し、相手を排除してでも目的を達成しようとする場合に発生するものであるため、ここで述べる戦闘は厳密には戦闘ではない。しかし闘争の形態として一般的に認知されている。 電子戦 - 通信などに用いる電磁波の利用を巡る闘争をいう。 NBC戦 - 核兵器、生物兵器、化学兵器などの大量破壊兵器を用いた作戦・戦闘である。
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