その他の戦術兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 14:21 UTC 版)
G・ガラン(ジャイアント・ガラン)/ガラン城 ガラン城とは、新東京番外地に建つ、震度10にも身じろぎしない巨大な城。散率いる軍団の本拠地であるが、その内部には菩薩を模した超巨大移動要塞「G(ジャイアント)・ガラン」が格納されている。G・ガランは解脱者ガランが建造したものであったが、散がガランを殺害して奪い取った。「神我一体」によって散の動きをトレースして動かすことが出来、葉隠四郎に「G・螺旋」を食らわせてとどめを刺した。 右の手には戦術鬼の発進口があり、ここから発進する大量の戦術鬼を用いて人類を完殺する予定であったが使用されなかった。 対して左手には、散の発明した益虫「極楽蝶」の発進口がある。これは大気中の汚染物質を吸えるだけ吸って消滅する益虫である。覚悟との和解後、散は世界中に極楽蝶を届けるためにG・ガランで旅立っていった。 科学絶滅砲(かがくぜつめつほう) 正式名称は「我理冷夫式超高温高圧科学絶滅砲」。逆十字学園の校長は着弾時の閃光を見て「原子熱線砲」と語るが、どのような原理に基づくものかは不明。フルパワー状態で着弾すると核爆発のようなキノコ雲が発生し、巨大なクレーターが出来るほどの威力を誇る。巨大肉虫が覚悟を取り込んだことを懸念した知久によって使用が許可されるが、我理冷夫は一射目を失敗、二射目をフルパワーで撃ち、命中させるも大地に巨大なクレーターを穿ち、知久に諌められる。また、この砲撃によって逆十字学園の生徒をはじめとする多くの市民が住家を焼け出され、地下シェルターへの避難を余儀なくされた。 髑魔竜(どくまりゅう) 不退転戦鬼・血髑郎が使う生物兵器。普段は彼の体内に隠されているが、体外に出ると急激に巨大化してイモムシと竜を合わせたような怪物の姿となる。口から熱線を吐いて攻撃するが、最大の能力は人間を戦術鬼に改造する液体を吐くことで、これに包まれた人間は中で蛹となり、やがて戦術鬼となって羽化する。 覚悟を戦術鬼に変え、罪子を助けに来た覇岡や逆十字学園の校長らを追い詰めるが、戦術鬼・覚悟の吐き出す熱線を浴び、焼きつくされた。 毒魔虫(どくまむし) 同じく血髑郎が使う生物兵器で、髑髏の顔が浮かぶ虫の形状をしている。標的である人間にしがみついて爪の先から洗脳効果のある液体を注入し、主である血髑郎の思いのままに操らせる。標的の戦闘をサポートするためにイモムシのような形状の肉装甲を纏わせるほか、飛行能力を与える羽、吸着力のある触手の鞭、鋭利な肉槍など、その体は様々な武器となる。 逆鱗号(げきりんごう) 最終回でG・ガランより発進し、覚悟と罪子が逆十字学園へ帰還する際に2人乗りをしたバイク。本来は特攻兵器で敵艦などに突っ込んでも抜けないように「かえし」のある形状になっている。作者のデザインイメージはノーチラス号とガミラス艦である。
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