極楽蝶
極楽蝶
極楽蝶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 15:47 UTC 版)
廣島連合が広島統一を果たした直後の広島混乱期に、岩田章が初代として立ち上げた。数々の修羅場をくぐり抜けた歴戦のチームであったが、物語登場時は7代目頭の原辺俊昌。構成員は10名以下で、俊昌とエイジを除いて少数精鋭とも言い難い弱小チームと化していた。後に司や四天王の活躍、死龍王などを傘下に加える事でTOP3に躍り出る。 桐木 司(きりき つかさ) 声 - 真殿光昭 / 小田久史 本編の主人公。大金持ちの息子であり、お坊ちゃんとして育てられてきたが、家庭教師の美知恵に認めてもらう為、不良を目指して家出。そこで川中陽二と出会い広島の暴走族である極楽蝶と関係を持つ。廣島Night'sとの抗争に巻き込まれた末に原辺俊昌から極楽蝶の頭の座を受け継ぎ、極楽蝶八代目頭となる。その後、陴威窠斗(ビイスト)との抗争を経て極楽蝶を広島ナンバー2のチームへと押し上げ、広島トップ3の1人として不良達に名を轟かせていく。普段は温厚でひょうきんな性格で、見た目もごく普通の少年である。 しかし抗争やケンカの際には凶暴性を発揮し、「広島で一番強いのは段野だが、一番危ないのは桐木」として恐れられる。終盤では代々広島最高の不良に受け継がれている「伝説の単車」を段野から継承。恋人は由本久美、続編の『GLARE』では2人の間に1子がいる。後に酒屋を経営する。 川中 陽二(かわなか ようじ) 声 - 堀内賢雄(1)、石田博英(2)、檜山修之(3、4) / 檜山修之 八代目極楽蝶幹部。名前の知られた不良で高校中退後に遊び人としての生活を送っていたところ司と知り合い興味を持つ。司を自身の旧友で七代目極楽蝶の頭である原辺俊昌に紹介し、七代目極楽蝶と廣島Night'sとの抗争に助っ人として参加。その抗争で司に触発され、司が八代目極楽蝶の頭となると同時に自身も極楽蝶に加入、幹部となる。後にお好み焼き屋を経営。 中村 寿雄(なかむら ひさお) 声 - 古田信幸(1)、飛田展男(2)(とクレジット表記されているが実際は渡利毅)、渡利毅(3)、鈴木琢磨(5) / 井上悟 八代目極楽蝶幹部。元廣島Night'sの幹部であったが、連載当初の頃チームを抜けており、陽二らと同時に八代目極楽蝶に幹部として加入。漫画を描くのが趣味で本人は自信満々だが実はかなり下手。その趣味がきっかけとなり、極楽蝶は埼玉に遠征に行く(実際は巻き込まれる形となるが)事になったりした。彼が本当にキレた時、普段絶対にはずさない眼鏡をはずし、その時の凶暴性は本人も制御が難しいほど。後に花屋の店員になる。 岩見 エイジ(いわみ えいじ) 声 - 飛田展男、渡利毅(2のみ)(とクレジットでは表記されているが実際は飛田展男である) / 佐々木祐輔 八代目極楽蝶幹部。中学時代より陽二や寿雄・俊昌らとは親友である。司や他の幹部と違い、七代目の頃より俊昌と共に極楽蝶に所属している。司が八代目を襲名した後も引き続き、陽二・寿雄らと共に極楽蝶幹部となる。広島最大のチーム陴威窠斗に所属する藤井美香とは、恋人である。自他共に認める単車小僧であり、後にバイクショップに勤める。
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極楽蝶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:43 UTC 版)
三浦 治(みうら おさむ) 極楽蝶四代目総長。中尾と渥美の幼馴染みで、中尾と行動を共にしている。愛車はジャパン。 目的のためなら手段を選ばない卑劣な性格で、相手に浴びせるための薬品を常に持ち歩き、抗争の最前線に立つことはないが三番手四番手の立場で暗躍し続けている。親戚の所有しているボウリング場「カラーボウル」跡地をアジトに、多数の盗難車を保管している。 1983年、馴染みの女だったマリの紹介でギッチョ軍団をチームに引き込み、ギッチョに内海の愛車と知らずにCBXを与えた。その後ケンエー一派の裏切りに加担し、カラーボウルを舞台に「濁りの巣」抗争を繰り広げ、ギッチョや内海らに制圧され検挙された。その後鎖国島に渡り、渥美に協力する密約を交わしながら西側の幹部として暗躍。1984年に内田と榊原が島を制圧した時には、積極的に協力したとして中尾と共に高い地位に取り立てられていた。 その後鬼祭りに乗じた脱出計画に参加し、他の脱出者がそれぞれのケジメをつけて再び島へ戻るため本土へ渡る中、島からの脱出それ自体を目的に脱出船に乗り込む。本土では渥美と母の最後の別れに立ち会った後、渥美と別れタニケンを拉致して逃げる足を確保しようとしたが、那須を通じてギッチョや他の脱出者に追い込みをかけられ、中尾が確保される中ひとりで逃走。車に轢かれそうになったところを危うくギッチョに救われ、親友のはずの中尾を見捨てて逃げ出してしまったことにショックを受けて祖母の遺言を思い出し、自分がこの世に居場所のない人間であると悟って鎖国島へ戻っていった。 中尾 鷹彦(なかお たかひこ) 極楽蝶四代目副総長。三浦と渥美の幼馴染みで、三浦と常に行動を共にしている。 1983年の「濁りの巣」抗争で三浦やケンエーと共に検挙され、鎖国島入りした後は西側の幹部となる。1983年の鬼祭りには、先立ってアキラとのタイマンに敗れ屋根から落とされて重傷を負ったため参加できなかった。その後内田と榊原の鎖国島制圧に協力、1984年の鬼祭りで三浦と共に本土に脱出したが、ギッチョら他の脱出者に確保され島へと戻っていった。 岩さん / 岩田 章(いわた あきら) 極楽蝶初代総長。1979年当時は、金次郎率いる初代陴威窠斗とことあるごとに衝突していた。極楽蝶引退後、親友だった金次郎と極楽蝶二代目・真塚拓郎の死を受け、暴走族の抗争による犠牲者を食い止めるため警察官となり、1983年に交通機動隊に配属された。三浦と中尾に反発し勝手に極楽蝶五代目を名乗ったギッチョに対し、三浦と中尾を止めるという条件で五代目襲名を許可。1984年の脱出騒動の際には事件を秘密裏に納めるため、ヤクザと協力して本土側の事態の収拾に当たった。 『BADBOYS』『BADBOYS グレアー』にも交通機動隊員として登場する。 お蝶 / 山野 結衣(やまの ゆい) 極楽蝶三代目総長。真塚拓郎の恋人だった。職業は警察官。ギッチョ達が三浦と中尾からチームに引き込まれた所を助け、自宅に匿って岩さんに引き合わせた。ギッチョの姉・愛の友人。『BADBOYS』『BADBOYS グレアー』にも登場し、後に岩さんと結婚している。
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極楽蝶(ごくらくちょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:43 UTC 版)
「女神の鬼」の記事における「極楽蝶(ごくらくちょう)」の解説
岩田章が旗揚げしたチーム。1979年当時は陴威窠斗とライバル同士で頻繁に衝突していた。1983年には四代目総長・三浦治と副総長・中尾鷹彦のために悪評高いチームになったが、「濁りの巣」抗争の後二人は放逐され、内海鄭司の愛車だったホンダ・CBX400Fを受け継いだ佐川義(ギッチョ)が五代目となり一目置かれるようになった。その後間もなくギッチョが広島を去ったため、フレイヤの後押しを受けた谷健太郎(タニケン)が強制的に六代目を継承させられた。1990年には八代目・桐木司のもと少数精鋭のチームとして名を馳せており、CBXも受け継がれている。
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極楽蝶(ごくらくちょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 00:40 UTC 版)
「KIPPO」の記事における「極楽蝶(ごくらくちょう)」の解説
1970年代後半に岩田章が結成した暴走族。90年代前半には八代目・桐木司の下、少数精鋭のチームとして広島にその名を轟かせた。
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