伝説の単車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 23:56 UTC 版)
「BADBOYS グレアー」の記事における「伝説の単車」の解説
車種はカワサキ・Z400FXである。その単車を手に入れれば、広島で一、二の男になれるという伝説を持つ単車である。歴代の継承者は、広島を代表する男たちばかりが受け継いでいる。 元々は、新太郎の家の近所に住んでいた男の単車であった。それを新太郎が強奪し、村越宏明を襲撃する際に使用した。その後、新太郎の死により持ち主の元へ返されたが、バイク店に売ってしまう。それを村越がバイク店で見つけて買い取る。 村越はこの単車に乗る事はなく、磨いたり、手入れをしていただけだった。村越は、この単車を後輩の山方に譲る。譲った後、村越は松尾安三に殺されてしまう。 村越の死後、山方は連合の勢力拡大に心血を注ぐ。彼は数々の伝説を生み、それと共に彼の乗る単車も「伝説の単車」と呼ばれるようになった。伝説の単車の歴史を生み出したのは、山方の活躍あってのことと言える。 山方が引退したあと、第一次廣島連合の四代目総長・五島、陴威窠斗の八代目総長・段野秀典、極楽蝶の八代目総長・桐木司へと継承され、司から指名された陴威窠斗の九代目総長・神橋龍三が受け継いでいる。 神橋は司たちの協力を得て、伝説の単車を解体する。伝説の単車をめぐって争いが起こるのを止めるための決断だった。解体処分された部品のうち、エンジンだけは新太郎の実家に戻り、新太郎の部屋に保管されている。
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