廣島連合
(僭称)廣島連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 15:47 UTC 版)
当人たちは廣島連合を名乗っているが周囲は認められておらず、僭称廣島連合と分類されたり黒一色の特攻服から作中では偽陴威窠斗と呼ばれた事もある。 佐々木 俊明(ささき としあき) 突如石本と共に弱小チームや不良を纏め上げ巨大チームを作った人物。常に心の奥底から沸き上がる怒りとそれによる興奮状態に苦しんでおり、その狂気的な行動や徹底さから来る恐怖は暴力で従えた部下達を佐々木の逆鱗に触れたくないばかりに本来の実力以上の力を引き出させる程で中には「佐々木さんから貰った力」と称する者まで出てきた 周囲の人間の中では石本しか信用しておらず、抑えきれない怒りの苦みを沈める際には石本を呼んでいる。チーム立ち上げ当初は寺田と二人でチームリーダーを務めていたが寺田が段野とのタイマン中に大型トラックに乗って現れ段野をトラックで跳ね重傷を負わす、段野とのタイマンを邪魔された寺田は真っ先に佐々木を倒しておくべきだったと佐々木にタイマンを挑むも不意を突かれ喉元にガラスを突き付けられた。「殺せ・・・」と言う寺田に対し不気味な笑みを浮かべ手下として自分に付くよう促し完全に連合を掌握した。 一時は広島を完全に制圧したかにも見えたが勢いを盛り返した司達に連合は追い込まれ、自身も自分以上に凶暴化した司の前に萎縮し追い込まれてしまう。最後は石本による無理心中での死亡だが佐々木も無言のうちに納得していたようだ 母子家庭であり幼年期には母親の自殺により天涯孤独の身となる。母親は幼い息子の前で複数の男と性交するような人間であり、後に男に騙されて殺人を犯し、精神の均衡を失って投身自殺をした。偶然自殺現場に出くわした幼年期の佐々木は発言から察するに崩れた母親の死に顔を見てトラウマを負ったようだ。 寺田 龍次(てらだ りゅうじ) もう一人の連合のリーダー。連合への参加は個人的な段野への拘りの為であった。段野・佐々木との勝負の後に自身の部下が佐々木らに粛清されたのを知り連合を脱退。司らとともに戦った。体格・パワーでも段野に引けをとらず、持病の肺結核に苦しみ吐血しながらも幹部を一蹴した。物語終了時には病院で療養にあたっていた。 石本 千春(いしもと ちはる) 狂連合崩壊後は酔っ払った女性に暴行を加えるなどチンピラのような事をして過ごしていたが既に全てを諦めて抜け殻のような状態でもあった。そんな中で佐々木に出会い、その衝撃から佐々木と共に生きることを決意した。 佐々木との関係は佐々木に命を吹き込まれた石本と唯一真っ直ぐに自分と向き合ってくれる石本に依存する佐々木と上下関係を越えた特別なものであり、佐々木のために献身している。 狂連合時代は喧嘩が弱く小狡く立ち回っていたが佐々木の舎弟となってからは見違えるように強くなり。一時はTOP3であるヒロを追い込んだ。自らが敗れ、駆けつけた際に佐々木が追い込まれているのを見て「あんたは負けちゃいかん」とそのまま乗っていた車で突っ込み死亡した。
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廣島連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:43 UTC 版)
五島(ごとう) 廣島連合四代目総長。角刈りで口髭を生やしている。中学時代から内海のライバルで、内海の彼女だった飛鳥の幼馴染だった。愛車はカワサキ・Z400FX。「濁りの巣」では内海に頼まれてバックアップに回り、飛鳥のいない世界に未練はないと鎖国島へ行こうとする内海に、本土で自分達の国を作ろうと呼びかけていた。 抗争終結後は引退してヤクザとなる。1990年、陴威窠斗八代目総長・段野秀典にZ400FXを託し、同じくヤクザとなった三代目総長・山方と二人で松尾安三を襲撃し殺害、山方と共にその場で射殺された。(『BADBOYS』) 東 紳彌(あずま しんや) 四代目廣島連合副総長。「アッアッアッ」という笑い声をあげる。愛車は330グロリア。 1979年、松尾永一に「強い男は脆い」と教えられたことで野心が芽生え、ライバル視していた五島が廣島連合の頂点に立った時に自分が取って替わろうと、五島と共に連合に入った。副総長として五島の側近となった1983年には、ケンエーとタイミングを示し合わせるかのように廣島連合と陴威窠斗の抗争から姿を消し、抗争を警察に通報し荒木を「濁りの巣」へ送るなどして五島の排除とケンエーの支援を狙った。しかし結果として計画は失敗、更に抗争に参加しなかったことで下平と共に求心力が大きく低下したため、本土を見限って別の土地で王様になるべく鎖国島へと入り、西側の一員となった。 本土で「鬼」のリストアップに協力したことから島入り後は密かに特権を与えられ、本来なら持ち込めないはずの拳銃や爆薬を手に、雛石顕治を裏切って1983年の鬼祭りに参戦。雛石を銃撃してリタイアさせ、ヤクザや下平のサポートで一度は御札を手に入れるも最終的に祭に敗退、東側からも西側からも命を狙われるようになり、島内に居場所がなくなった。その後、寄生族の物資を横取りしながら、犬飼をそそのかして真清を襲撃させたり、樋口に昏倒させられたマンバを拉致監禁するなどして密かに混乱をもたらそうとしたが、樋口に倒され再度行方をくらませた。 1984年、内田・榊原の支配体制が出来上がった後ケンエーの前に現れ、真清らと共に鬼祭りに乗じた脱出計画に参加。しかしギッチョと犬飼に「本土へ渡る理由がない人間は通さない」と脱出船への乗り込みを妨害され、その後運営側に鎮圧され島に残った。1990年には自身の経験からか、下平や三浦と共に「鎖国島では男を下げないように生きろ」と新人に説いていた。 下平 崇(しもだいら たかし) 四代目廣島連合「IRON WALL」頭。目が細い。羽交い締めを得意とする。 1983年の陴威窠斗との抗争では、内海を羽交い締めにしてリンチするよう五島に促し、五島に「外道」と呼ばれ制裁で殴られた。それが引き金となって東の野望についていくことを決心、東と共に抗争の外側で立ち回り頂点に立とうとしたが失敗し、広島中の不良少年から見下されるようになる。 その後東と共に鎖国島に入り、一旦西側の一員になった後、1983年の鬼祭りで西側を裏切って王様を目指す東の下についた。鬼祭り後は島内に居場所がなくなったため東と共に島内を逃げ回っていた。 丸っぺ / 北丸 薫(きたまる かおる) 四代目廣島連合特攻隊長。北丸蛍の弟。愛車はGS400E。年齢はギッチョらの2歳上、真清らの2歳下。 小学校低学年のころはアイパッチをしていたコージをいじめ、高学年になってからはギッチョ軍団と頻繁に衝突していた。1983年には廣島連合の特攻隊長として連合を率い、誰彼構わず喧嘩を仕掛ける金田へ追い込みをかけ、ハンニャとマンバに倒された重末らOBに対して怒りを露わにしていた。陴威窠斗との抗争では内海にタイマンで敗れて早期に脱落、その後病院を抜け出して五島らと共に「濁りの巣」へサポートに向かった。「濁りの巣」後は鎖国島へ入って東側の一員となり、主にギザと行動を共にしている。 吉弘 充行(よしひろ みつゆき) 四代目廣島連合「癇癪玉(クラッカー)」頭。愛車はX30マークII。喧嘩では相手の腕を掴んで行動を封じてから殴りつける戦法を得意とする。趣味は釣り。常にギザ・ウルメ・ンアと4人で行動している。 1979年、中学2年生の時にタイマンで真清に敗れ、復讐戦では煙幕を張ってギザらと共に真清ひとりを袋叩きにして優位に立ったが、ハンニャとマンバが助けに来たことで返り討ちに遭った。その時に真清が、戦い方を責めずむしろ自分を認める発言をしたことから、卑怯な手口を使ってしまった自分を強く責めると同時に真清を心から慕うようになった。 1983年には五島に連れられて廣島連合に入ってチームを結成、真清とのタイマンに敗れた時に「当たって弾けたら終わりの癇癪玉」と言われたことからチーム名を「癇癪玉」とした。陴威窠斗との抗争では那須を襲撃していたケンエーと遭遇し衝突、タイマンでケンエーを追い詰めていたところを金田に刺され、入院した。 抗争が終結し退院した後、ギザら4人と共に鎖国島へ渡って東側の一員、真清の舎弟となり、趣味の釣りの腕を生かして東側の食料調達を担当している。同年の鬼祭りでは、東に左目の視力を奪われながらも下平から御札を奪い真清に届けようとしたが、結果として花山を経由してケンエーに奪われてしまう。1984年の脱出騒動では、海釣りの時に操船した経験があることから脱出船の操縦を任されたが、最終的に小野寺とガネに任せる形になり自身は島に残った。1990年には島の漁師のリーダーとなり、鎖国島の食糧供給に大きな役割を担っていると言われている。 ギザ 四代目廣島連合「癇癪玉」特攻隊長。愛車はヨンフォア。中学時代に吉弘に負けて舎弟となり、以来吉弘・ウルメ・ンアと4人でつるんでいる。本名は不明。 「濁りの巣」では三浦に薬品を浴びせられ、五島に助けられて病院へ運ばれた。その後、吉弘らと共に鎖国島へと渡り東側の幹部となった。 ウルメ 四代目廣島連合「癇癪玉」幹部。常に潤んだつぶらな瞳をしている。料理が得意。ンアの言葉を理解できる。本名は不明。 「濁りの巣」の後吉弘らと鎖国島へと渡り、東側の一員となった。島では主にンアと行動を共にし、真清らに料理を提供している。1983年の鬼祭りでは金田に刺され重傷を負った。 ンア 四代目廣島連合「癇癪玉」幹部。ハンニャ、マンバの二人を相手に互角に立ち回る実力を誇る。常に無表情で「ンア」としか喋らず、言葉の内容はウルメと牛山にしか理解できない。本名は不明。 「濁りの巣」の後吉弘らと鎖国島へと渡り、東側の一員となった。1983年の鬼祭りの時には荒木を相手に善戦するも敗れる。しかし荒木に相当なダメージを与えたことから、かなりの実力者であることが伺える。1984年の脱出作戦では牛山の言葉がわかること、限られた人間にしか言葉が通じないことを利用して、連絡・通訳役をしていた。 重末(しげすえ) 廣島連合メンバー、後にOB。顔に横一文字に走る傷痕がある。年齢は雛石顕治の1つ下。 1979年当時は北丸蛍と共に真清らと頻繁に衝突していた。1983年はOBとして五島の方針に積極的に口を挟んでいたが、ハンニャとマンバに襲撃され仲間と共に入院した。1984年正月、真清や花山に復讐するためその仲間らと共に鎖国島に入り、圧倒的な強さを持つ「鬼」たちが絶え間なく抗争を繰り広げる島の現状に恐怖し戦意を喪失、東側の一員として大人しく過ごしている。 小林 正満(こばやし まさみつ) 四代目廣島連合メンバー。丸っぺの同級生で幼馴染み。「べひゃ」という口癖からべひゃ男と呼ばれている。1983年、ゲームセンターで金田に襲われて倒されたことを丸っぺに制裁され、その後の金田追跡にも参加して金田のナイフに脚を切られた。1990年には、入院先の病院に勤めていた朝子に交際を申し込み断られている。 松尾 安三、内田 光、榊原 忠 以上、鎖国島#松尾派を参照。
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廣島連合(ひろしまれんごう)
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「女神の鬼」の記事における「廣島連合(ひろしまれんごう)」の解説
広島最大の暴走族。様々なチームの連合体で、初代総長・村越宏明の時代には一時広島の統一を成し遂げていた。1983年に四代目総長・五島が引退すると勢力を失い、そのまま自然消滅した。
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廣島連合
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「BADBOYS グレアー」の記事における「廣島連合」の解説
村越宏明が楽園を作るという理想をもって結成された。最大の敵・松尾安三らとの争いを制し、初めての広島完全統一を成し遂げる。敵対したチームも傘下に引き入れ、松尾らも組織内に迎え入れた。しかし、松尾派によるクーデターが起こり、村越は松尾に殺害される。その後、松尾が連合を牛耳るも、少年院に送られる。その後、村越の遺志を継いで山方が数々の伝説と共に、連合を強大にしていく。(第一次廣島連合) 大友勝将の強烈なカリスマ性に引き寄せられた男たちが、廣島連合を甦らせて、広島完全統一を目指して戦いを繰り広げる。第一次に較べ、暴走族・チーマー・ケンカ族と多様なチーム構成となっている。(第二次廣島連合) 大友 勝将 (おおとも かっしょう) 第二次廣島連合頭。詳しくは大友勝将を参照。 嵜島 昇喜郎 (さきじま しょうきろう) 第二次廣島連合メンバー。詳しくは嵜島昇喜郎を参照。 長谷川壮吉 - ブルービアード頭。ナイフの使い手。佐藤博衛門尉景元に匹敵する性豪でもある。 成瀬 - ブルービアードメンバー。小学時代では、大人しかった長谷川壮吉を執拗に苛めていたがナイフで返り討ちに遭っている。 赤木トオル - ブルービアードメンバー。 近藤悟 - ブルービアードメンバー。 福沢仁 - 嚼呪頭。普段はお好み焼き屋を経営。 原田大二 - 嚼呪メンバー。 柳正行 - 蛇道神頭。ビーストの黒崎とは古くからの親友関係である。 谷口 - 蛇道神メンバー。 石田凌 - 蛇道神メンバー。 北沢新介 - 蛇道神メンバー。諜報面的能力に優れる。 山根蓮太 - 元五代目死龍王メンバー。実は本作品の語り部でもある。
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廣島連合(ひろしまれんごう)
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「KIPPO」の記事における「廣島連合(ひろしまれんごう)」の解説
1990年代後半に復活した新たな廣島連合。第二次廣島連合とも呼ばれる。暴走族「蛇道神」、チーマー「ブルービアード」、喧嘩チーム「嚼呪」を傘下に置いた大友勝将が広島統一に乗り出し、勢力を爆発的に拡大。やがて勝将と嵜島昇喜郎の和解、勝恋・津紀子の結婚と彩の誕生を経て、広島の完全統一を成し遂げた。
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廣島連合(旧)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 00:40 UTC 版)
1970年代後半に村越宏明が立ち上げた暴走族の連合で、一時は広島の統一を成し遂げた当時最大のチーム。1983年の四代目を最後に解散し、広島の不良少年に伝説として語り継がれていた。
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