廣島銀行 (1897年-1920年)とは? わかりやすく解説

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廣島銀行 (1897年-1920年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 00:50 UTC 版)

株式会社廣島銀行(広島銀行 / ひろしまぎんこう)は、1897年明治30年)、広島市に設立された地方銀行で、現在の広島銀行の前身となった銀行の一つである。直接の継承関係を有さない現存の広島銀行、およびその旧称たる「廣島銀行」と区別するため「旧廣島銀行」と呼ばれることがある。


  1. ^ それまでに設立された4つの国立銀行は金貨との交換義務を持つ兌換紙幣の発行権を有していたが、この改正によって不換紙幣の発行や金禄公債を原資とすることも認められるようになった。
  1. ^ 資本金8万円での発足であるが、岡崎哲二・浜尾泰・星岳雄「戦前日本における資本市場の生成と発展:東京株式取引所への株式上場を中心として」掲載の「表5 東京株式取引所上場会社の規模分布(公称資本金)」に拠れば、1878年の東京株式取引所上場会社の公称資本金は、次の通り。最大値:1,500千円、最小値:40千円、Obs.:4
  2. ^ a b c d e f 広島市 『廣島銀行「創業百年史」編纂資料 仮目録』(外部リンク参照)「文書群概要」、ⅰ(2018年12月閲覧)。
  3. ^ 備陽史探訪の会「備後南部の金融機関の設立と変遷について(尾道編)」(2018年12月閲覧)。
  4. ^ Freeman雑記帳・広島「広島市初の「第百四十六銀行」、出資者は広島城外の人々」(2018年12月閲覧)。
  5. ^ 有元正雄ほか『広島県の百年』山川出版社、1983年、p.63。
  6. ^ 南地伸昭、「国立銀行設立にみるリレーションシップバンキングの原型 : 地域金融の円滑化と殖産興業」『生活経済学研究』 2005年 21巻 p.43-57, doi:10.18961/seikatsukeizaigaku.21.0_43
  7. ^ a b c 『広島県の百年』 山川出版社、p.124。
  8. ^ 『広島県の百年』、p.176。
  9. ^ a b 『広島県の百年』、p.177。
  10. ^ 田辺良平『ふるさとの銀行物語[広島編]』 菁文社、2005年、pp.16-17。
  11. ^ 1901年の設立時の資本金は30万円払込金は5万円であるが、岡崎哲二・浜尾泰・星岳雄「戦前日本における資本市場の生成と発展:東京株式取引所への株式上場を中心として」掲載の「表5 東京株式取引所上場会社の規模分布(公称資本金)」に拠れば、1900年の東京株式取引所上場会社の公称資本金は、次の通り。最大値:66,000千円、最小値:80千円、Obs.:96
  12. ^ 銀行図書館 銀行変遷史データベース「(株)豊田銀行」(2018年12月閲覧)。
  13. ^ a b にほしまp.6 ハワイ移民資料館仁保島村 2023年7月28日閲覧。
  14. ^ 銀行図書館 銀行変遷史データベース「(名)村上銀行」(2018年12月閲覧)。
  15. ^ 1907年の設立時の資本金・払込金はともに3万円であるが、岡崎哲二・浜尾泰・星岳雄「戦前日本における資本市場の生成と発展:東京株式取引所への株式上場を中心として」掲載の「表5 東京株式取引所上場会社の規模分布(公称資本金)」に拠れば、1900年と1915年の東京株式取引所上場会社の公称資本金は、それぞれ最大値は66,000千円と200,000千円、最小値は80千円と50千円、平均値は4,216千円と8,141千円であった。
  16. ^ 銀行図書館 銀行変遷史データベース「(株)芸陽銀行」(2018年12月閲覧)。
  17. ^ 銀行図書館 銀行変遷史データベース「(株)賀茂銀行」(2018年12月閲覧)。
  18. ^ 平和記念公園被爆遺構発掘・保存・展示候補地(案) (PDF) 」(2018年12月閲覧)、被爆建造物調査委員会『ヒロシマの被爆建造物は語る』広島平和祈念資料館、1996年、p.62。
  19. ^ 『中国新聞』2018年7月26日付「爆心地下に眠る町〈1〉父の職場 事実残す遺構 公開切望」(2018年12月閲覧)。


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