廣島連合結成以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/25 16:31 UTC 版)
広島に戻った勝将は、昇喜郎の言葉通り、暴走族の蛇道神、ケンカ集団の嚼呪を一人で潰す。蛇道神、ブルー・ビアード、嚼呪のリーダーである、柳正行、長谷川壮吉、福沢仁は、勝将の器のでかさに惚れこみ、『廣島連合』を結成し、広島完全統一を目指す。勝将自身は、仲間を集めるという考えでケンカに明け暮れていた。仲間を集めるという勝将の性格上、廣島連合は対立したチームをドンドン受け入れていく。 ある時期を境に、勝将は村越宏明の魂に、体を乗っ取られることが度々起こる。それを見て、廣島連合の面々は勝将の事を村越宏明の生まれ変わりだと確信する。 廣島連合に潰されたチーム、反感を持つ人間が結集した『呉の戦争』では、図らずも敵対した昇喜郎と大怪我を負った北沢新介の事で塞ぎ込んだときに、反廣島連合にいとも簡単に誘拐された。昇喜郎に刺され重傷を負うものの、救出にやってきたメンバーに反廣島連合の面々を仲間にするように言い渡す。 その後、勝将の中の“村越”は力を強め、勝将の体は村越に占領されたかのようになる。高田潤二から伝説の単車の話を聞き、エンジンが封印されている新太郎の家に向かい、そこで伝説の単車と久しぶりの対面を果たす。そして、虎鮫銀次郎からの真剣勝負の頼みを受け入れる。その途中に昇喜郎が現れ、勝将は首を絞めて絞殺しようとする。しかし、勝将の自我が村越を止めて、昇喜郎を受け入れる。昇喜郎は感情が溢れでて、子供のように大泣きした。 全てが収束した後、再婚した勝将の父・勝恋と銀次郎の母・津紀子の間に娘(勝将・銀次郎にとっては異母・異父妹)が誕生する。新生児室で眠る赤ん坊の“妹”を前に“村越”は涙を流し、以後村越は勝将の中から消える。 (この際村越は赤ん坊に対し「あや…」と呼びかけ、それを勝恋が聞いていたため赤ん坊は「あや」と命名された)
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