『ちびまる子ちゃん』で既出の登場人物
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「永沢君」の記事における「『ちびまる子ちゃん』で既出の登場人物」の解説
永沢 君男(ながさわ きみお) この漫画の主人公。作中では「永沢君」「永沢」と呼ばれる場合が多い。母親からは「おにいちゃん」と呼ばれている。 特徴的なタマネギ頭に、サイズの小さな学生帽を着用している。体重は43kg。6月6日生まれ。父親、弟の太郎も同様にタマネギ頭である。かなりの毒舌家で、結構嫌味な性格。しかしゲヘ相手にエロ本を借りた義理を果たすなど最低限の良識は持ち合わせている。名前の由来は、父親の秀夫が直感的に「永沢君、男!!」と発言したのが発端。赤ん坊の頃の第一声は「いやだ」で、この頃から憎たらしい雰囲気を放っており、幼年期に両親から十分な愛情を注がれず、弟に「太郎」の名がつけられる一因にもなった。お笑いが好きで、ラジオのギャグ投稿コーナーにハガキを出したことも。ペンネームは「キンタマネギ男(お)」。「キジフ・ゲルーシ」と言うハガキ職人に憧れている(正体は藤木)。投稿したハガキが宛先間違いで戻ってきたところを母親に読まれてしまい、その内容とペンネームで泣かれた事がある。藤木・小杉とは友人ではあるが二人を見下しており、ことあるごとに貶めている。小学3年生の頃に自分の家が火事になり、火がトラウマになっていたが、よその家が火事になろうが冷静でいられることに気付き克服している。城ヶ崎姫子に好かれているが気付いておらず、むしろ姫子のことは好きではないらしい。修学旅行以来、同じお笑い好きな野口のことが気になっている。 最終話(第18話)で志望校に落ちてしまい、今まで自分があざ笑っていた連中(倉田、川口、ゲヘ、カツヤン)ばかりと一緒になる第二志望の高校に行くことになる。仲の良かった藤木や小杉とは違う高校に行くことになり、卒業式で藤木・小杉から「学校が変わっても友達だ」との励ましを受けるが、彼らの内心を察して嫌味で返答する。永沢本人も受験の失敗を悔しがるのみで、藤木・小杉と離れた寂しさは感じていなかった。バレンタインには、「H・J」なる人物(城ヶ崎姫子)からチョコを靴箱に入れられたが、永沢は「H・J」を、ヒデじいだと思ってしまった。 本作での詰襟姿が、未来の永沢としてアニメ『ちびまる子ちゃん』に逆輸入されたこともある。 藤木 茂(ふじき しげる) 永沢とは小学3年生の頃から仲良し。基本的にいい奴な反面、卑怯な性格。 本人は「卑怯者はスパイになれる」と言って開き直っている。英語で3点をとるなど学業は不得意な反面、ユーモアセンスに富んでいてかなり永沢も憧れるほどのハガキ職人でもある。ペンネームは本名をもじった「キジフ・ゲルーシ」。当初永沢は正体が藤木であることを知らなかったが、それを知った時は「たかが藤木君のギャグで笑った自分が憎い」と強いショックを受けていた。 小学生時代から笹山かず子が好きだったが、修学旅行以来一緒の班だった堀こずえが気になっている。また、バレンタインデーには「K・H」と名乗る人物からチョコレートを貰っているが永沢君からは平岡くさよだと言われた。 最終話では小杉(と城ヶ崎)とは同じ高校に行くことになるが、永沢は落ちたため卒業後は離れることになる。内心では永沢に愛想を尽かしていた節があり、小杉に永沢の長所を挙げることが出来ず、永沢と高校が離れた時には安堵の表情を浮かべていた。本編・4コマを通して最低でも二度小杉を裏切っておきながら内心で高校でも小杉の縁が続くことを嘆くふてぶてしい面がある。 本作での詰襟姿が、未来の藤木としてアニメ『ちびまる子ちゃん』に逆輸入されたこともある。 花輪 和彦(はなわ かずひこ) お金持ちの家の息子。 英語のテストでは100点を取っており、成績優秀。相変わらずヒデじいが送り迎えをしている。堀こずえに好意を持っている。 西城 秀治(さいじょう ひでじ) 第12話に登場。 愛称「ヒデじい」。放課後に花輪のゲタ箱の中のチョコレートの山を持って帰ってくれと頼まれる。 ラストで永沢のゲタ箱にチョコレートを入れた相手だと彼に勘違いされる(本当は城ヶ崎姫子)。 冬田 美鈴(ふゆた みすず) 城ヶ崎曰く、そのビジュアルの悪さが永沢とお似合いで羨ましいとのこと。本作では1コマ(第10話)しか登場していない。 永沢 太郎 第1話・第13話、4コマ版、「永沢君の詳細」に登場。永沢の弟。作中では「太郎」または「たろう」表記となっている。 家が火事のときはまだ赤ん坊だったが、本作では成長して口が達者になっている。年齢は推定で5才または6才(「ちびまる子ちゃん」時代から6年前後が経過しているため) 兄と同じくタマネギ頭が特徴的で、兄よりは純真な性格らしい。 永沢 ヨシ子 永沢の母。名前は『てんこ盛り!!永沢君』にて判明。第1話から登場。 口うるさい所があるが、息子の成長を感じて「さびしいもんだねぇ」と涙を流す感傷的な一面も見せる。 永沢の幼少期には、夫婦喧嘩で半年間家出する、霊感商法の被害に遭う、文通相手との密会など、波乱含みの人生を歩んでいる。 永沢 秀夫 永沢の父。名前は『てんこ盛り!!永沢君』にて判明したが、『ちびまる子ちゃん』とは名前の設定が異なる。出番は「永沢君の詳細」がほとんどで、漫画では第1話しか登場していない。タマネギ頭。永沢の幼少期には、妻の家出の原因を作ったほか、行きつけのバーのママと不倫も行っていた。妻のことは結婚当初は家政婦的な目で見ていたが、永沢出産後の数々の騒動を経て、原因については互いに隠したままではあるものの妻と和解、改めて夫婦として歩むことを誓った。 ビートたけし 実在の芸人。『ちびまる子ちゃん』時代は無名だったが、本作では漫才ブームの中、名を上げている。直接は登場しないが、作中のテレビ番組に出演している。永沢や藤木は、彼のファンになっている。同じ時間軸である漫画版『ひとりずもう』でも、ももこ(まる子)や彼女の両親がファンになっている。
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