お化け・幽霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:06 UTC 版)
「学校の怪談 (テレビアニメ)」の記事における「お化け・幽霊」の解説
下記の霊のほとんどはかつて佳耶子によって一度は霊眠(れいみん)させられた。一度霊眠させられたオバケは、一部の例外を除いて依り代となった物が破壊されるなどしないかぎり蘇ることはない。作中では、町の開発に伴って霊眠場所だった神木や結界が破られたことでオバケが復活したと設定されている。 天の邪鬼 声 - 中尾隆聖 人間の恐怖心を栄養とするオバケ。 最初は小人程度のサイズだが、恐怖心を吸収することで徐々に巨大化していく。霊眠場所であった裏山の大楠木が宅地開発で切り倒されたことにより復活した。 佳耶子に霊眠させられた恨みからさつきらに襲い掛かったが、オバケ日記を手に入れたさつきらにより霊眠させられる。ところが、この時に霊眠に必要な依り代が無かった(決めていなかった)ため、身近にいたカーヤの肉体に封じ込められてしまい、以降、さつきの家でカーヤとして暮らすこととなる。 カーヤに霊眠された直後は多少の霊力を使うことが可能であった<さつきを転ばせている>ことに加えてさつきには復讐心があったので事件が起きるたびにさつきには疑われていたが当人は猫になってからは嫌味(言動はやや筋が通っている)を言うだけで悪さは全くと言っていいほどしていない。 第3回では、保身のため(劇のセリフが実現してしまうと、自身も消滅してしまう状況だった)止むを得ずさつきらに協力してからは疑われることもほとんどなくなり、なし崩し的にさつきの味方をするようになっていき、さつきの弟の敬一郎とは良く行動をともにしており彼が危機に陥ったときには1番に救出に駆け付け、12話では今は閉院した佳那子が入院していた病院に彼に連れられる形で訪れ、敬一郎が母が亡くなった時のことやその寂しさを語ろうとした時は「(お前の口からそんな話は聞きたくないから)それ以上言うな!」と怒鳴っている。 第11話ではさつき達を気に入っていると独り言で言ってはいるが放送室の茜さんのときにはさつきを見殺しにしようとしたこともある<しかし結局は力を貸している>回を重ねるごとに、ソファの上で寝る・ベランダで日向ぼっこする・餌をねだる(しかも魚が好物)と、猫の本能に負けてしまっている。 さつきらのピンチを救った時には「お前らがやられると、自分にとっても都合が悪い」「さつきたちの恐怖が自分の栄養なので彼女たちを助けている」とぶっきらぼうに語っているが、この変化が最終回で重要な鍵となる。 最終回では、さつきらを守るため命懸けで逢魔と戦い、死闘の末、逢魔とともに霊眠したかと思われたが、敬一郎との約束を守り、佳耶子の法事には水仙の花を置きに現れ笑い声と共にどこかへと去った。 カーヤの肉体に封印され続けていたため、本来の姿で登場したのは第1回と最終回のみ。 トイレの花子さん 声 - 川澄綾子 第1回から複数回にわたって登場。 学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな少女の霊。 本作では人を驚かせて遊んでいる程度で、実害は加えない。オバケとしてはあまり強い立場にはおらず、第2回では赤紙青紙に棲み処としていた旧校舎のトイレを追われてしまう(トイレに入ったさつきたちには「入っちゃダメ…」と警告で呟いている)。 普段は大人しく無表情だが、赤紙青紙事件が解決した後には喜んでいた。 ダビンチの回では、人面犬や金次郎らとさつきたちの霊眠に協力した。 人面犬 第1回などに登場。 学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな存在。人の顔をし、人語をしゃべる犬。 トイレの花子さんなどと同様に実害はなく、旧校舎を徘徊しているだけ。 二宮金次郎像 声 - 半場友恵 第1話などに登場。 学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな霊。 さつきたちに危害を及ぼしたことはなく、像になっても読書が好きな様子で、旧校舎の図書室で本を借りていた。 テケテケ 第1話に登場。 花子さんらと同じく、学校の怪談や都市伝説ではポピュラーなオバケ。 本作では大鎌と大バサミを装備しており、ボロ布で体を覆った青い坊主頭の大きな姿をしている。 空中浮遊し、人間を追い掛け回すが、伏せればそのまま通過していく。 最終回では逢魔に操られていた。 人体模型 第2回などに登場。 トイレの花子さんと同様に学校の怪談や都市伝説ではポピュラーなオバケ。 花子さんらと同様で、本作では驚かせるだけで、実害を加えない。バラバラにされても修復可能。 赤紙青紙 声 - 広瀬正志 第2回に登場。 旧校舎の便器に潜み、「赤い紙」か「青い紙」かを問い、どちらを答えても悲惨な目に遭い、答えない場合はトイレに引きずり込まれ、それ以外の色を答えた場合は異世界に連れて行かれ、2度と戻れない。 花子さんのねぐらを奪ってしまったため、花子さんが助けを求めていた。 壺またはビンなどに鳥居のマークを描き、呼び水を中に入れて「ご不浄をお借りします」と何度も唱えることで霊眠する。 1度はさつきに霊眠させられるが、最終回で逢魔の力で復活する。 くたべ 第3回に登場。 階段の4段目を棲家とし、そこでしゃべった内容を現実に起こすオバケ。 特に恨みや妬みなど、負の感情に対して強い反応を示す。鬼火のような狐の姿をしており、実体はない。 学芸会が行われる時期に土地の再開発によって霊眠が解けてしまい、演劇中の「人間もオバケも全て消滅する」というセリフを現実に引き起こそうとしていたが、さつきらが間一髪で霊眠させたため、事なきを得た。 ピアノお化け 声 - 小杉十郎太 第4回に登場。 ベートーヴェンの『エリーゼのために』を対象者に聴かせ、4回目を聴き終えた者を死に至らしめるオバケ。 本体はピアノではなくベートーヴェンの肖像画で、姿もベートーヴェンを真似た姿をしている。 ピアノに限らず、テレビやラジカセなどの音が出る物があればどこからでも演奏を聴かせられ、例え逃げ出してもピアノがどこまでも追いかけて来て演奏を聴かせる。 さつきに3回目まで聞かせたが、4回目の最後の1音が鳴る寸前に、桃子に憑依した佳耶子によってメトロノームに霊眠させられた。 佳耶子が子供の頃はいなかったらしく、オバケ日記にはその存在や霊眠方法は書かれていなかった。 最終回では逢魔の力で復活し、数秒間だけ登場。 だっと 声 - 矢島晶子 第5回に登場。 運動会の直前に事故死した少年の霊が強い無念から妖怪化したもの。走る者を憎み、生前の「速く走りたい」という想いから、巨大な鎌を用いて人間の足を狩る。 最初に現れた時には生前と思しき少年の姿をしていたが、敬一郎に襲い掛かろうとした際には大きな黒い兎のような正体を現している。 敬一郎の足を奪おうとしていたが、彼の純粋さに触れたことで最後には自ら霊眠した。 最終回では逢魔の力で復活し、数秒間だけ正体のまま登場。 ババサレ 第6回に登場。 黒いマントを羽織り、鎌を持った長身の老婆のような容姿をしている。子供が1人で留守にしている家に行き、子供を襲う。声色を変えて相手を欺く。 結界があれば「ババサレ、ババサレ、ババサレ」と唱えると霊眠するが、街の宅地開発によって結界が消えてしまい、日記に書かれている方法では霊眠させられなくなっていた。 唯一の弱点は熱湯をかけられると一時的に消滅すること。 元々は子供の恐怖心に付け込んでくるオバケで、オバケを怖いと感じない者(=オバケを見慣れている桃子)・オバケの存在を信じない者(=大人の礼一郎)には見えない。 さつきらに何度も襲い掛かったが、桃子と礼一郎が帰宅すると同時に消え去った。 その後は姿を現さなくなったが、霊眠したわけではなく、最終回で再び現れたが、その後の消息は一切不明。 うつしみ 第7回に登場。 目と鼻がない幽霊の様な姿をした、鏡の中に潜むオバケ。鏡に映った人間と入れ替わり、本物を鏡の中に閉じ込めてしまう。 入れ替わったうつしみは外見や声が本物とそっくりだが、全員眼鏡をかけ、服の柄や文字が左右反転しているのが特徴。 眼鏡の方が本体のようで眼鏡を外すとのっぺらぼうの顔になり、レンズを砕かれるともだえ苦しむ(が、霊眠するわけではない)。 閉じ込められた人間を助けようとして鏡を破壊すると、鏡に閉じ込められた中の人間も砕けて死んでしまう。 さつきとハジメ以外の殆どの人々がうつしみと入れ替わり、レオと入れ替わっていたうつしみが親玉のように描かれていた。 霊眠方法は、旧校舎の大鏡にもう1枚鏡を向けて、合わせ鏡の結界を作ること。 さつきが持っていた佳耶子の形見のコンパクトによって結界が作られ、霊眠させられたが、天の邪鬼は「鏡の中にはすでにうつしみの世界が完成している」、ともとれる意味深な言葉を残している。 最終回では逢魔の力で復活し、数秒間だけ登場。 黄泉路の鬼 声 - 西村知道(鬼の姿)/菊池志穂(少女の姿) 第8回に登場。 三途の川に住むオバケ。佳耶子の時代には暗い夜道などで迷った子供を襲っていたらしい。 現在はネット上で「黄泉ネット」というWebページを開き、そこに辿り着いた者を三途の川へと引きずり込んでおり、さつき曰く「最近は夜道も明るくて道に迷う子供もいないから、ネットの中に引っ越したのでは」。 生還方法は、お札を掲げて「帰りたい」と強く念じること。霊眠方法はない。 シロタビ 第9回に登場。 正体は天の川小学校で飼われていた普通のウサギ。物語の1年前に死んでいる。 シロタビが唯一無二の親友だった今井澪が死を受け入れられず、蘇りの儀式によって蘇らせてしまった。復活したシロタビは夜になると巨大化・凶暴化しており、無差別に人や動物を襲っていた。 霊眠方法は、蘇らせた本人が蘇らせた時と同じ呪文を唱えて死者そっくりの人形を投げつけること(呪文は「アラマクダバラハミラバリラサ」)。 最終回では逢魔の力により復活し、凶暴化した姿のまま数秒間だけ登場。 穴まねき 第10回に登場。 トンネルの中で死んだ人間の魂が悪霊化した存在。 仲間を求めて人間たちをトンネルの中に引きずり込み、生気を奪い取っていく。引きずりこまれた人間は、生気を奪われながら穴まねきの生前の記憶を垣間見る。 かつて佳耶子もこの霊を霊眠させようとしたが、生へのこだわりがあまりにも強すぎ、霊眠方法は見つけられずに逃げ出すしかなかった。 引きずりこまれた際には、自分の墓石を壊す姿をイメージすれば目覚められるが、一時凌ぎに過ぎない。対抗策は「トンネルに近づかないこと」。 タクシー運転手の霊 声 - 野沢那智 第10回に登場。 トンネルの中で事故死した霊。娘の誕生日に家路を急ぎ、命を落としてしまった。 娘を残して死んだ申し訳なさから、この世に留まって穴まねきの一部と化していた。が、本来は悪い霊ではなく、トンネルに迷い込んださつきらをトンネルから脱出させた。 天の川タクシーの元社員で、1965年式のブルーバード(P410後期型もしくはP411前期型)を運転していた。 メリーさん 声 - 小桜エツ子 第11回に登場。 ゴミ捨て場に捨てられていた、少女の西洋人形。 敬一郎がゴミ捨て場で見つけたメリーさんを気に入ったことで、さつきの家に現れた。しかし、捨てるように言われたため恨みを持ち、何度も電話をかけ、礼一郎にも危害を加えた。 坂田先生によって人形寺に預けられるが、同じく預けられていた他の人形たちの影を操ってさつきを襲う。 本来は決して悪いオバケではないらしく、さつきがハンカチで自分の顔の汚れをふき取ってくれたことを思い出し、そのハンカチを引き換えにさつきには実害を加えず、どこかへ去っていった。 桃子にも電話をかけ、「さつきちゃんと遊ぶ」と伝えており、本当に遊びたかっただけかもしれないと推測された。 呪いの看護婦 第12回に登場。 血の気の引いた顔で冷たい目付きをした看護婦のオバケ。 「看護婦が訪れた病室の患者は必ず急死する」という都市伝説があるらしく、患者の魂を奪う死神の一種と思われていたが、実際には最期が近い患者の元を訪れ、悔いが残らぬよう患者にそのことを伝えていただけで、決して悪いオバケではなかった。 かつて佳耶子もこの看護婦に自分の死が近いことを告げられ、家族に宛てた手紙を残したが、その手紙が家族に渡らなかったために敬一郎の前に現れていた。 敬一郎に手紙を渡した後、本来の優しい笑みを見せ、自ら霊眠した。 ダビンチ 声 - 速水奨 第13回に登場。 レオナルド・ダ・ヴィンチに憧れた美術教師が自殺し、悪霊化したもの。ベレー帽を被った骸骨の姿をしている。 「美しいもの(特に美少女)」を何よりも愛し、それを絵に描くことを喜びを感じる。ダビンチの絵のモデルにされた者は、絵が完成すると絵に魂を吸い込まれ、2度と戻ってくることは出来ない。 人間のみならず、オバケもモデルにされてしまうと戻って来られないらしく、ほかのオバケたちからも恐れられている。 絵を通して時代を越える能力を持っており、さつきの絵を通して28年前(佳耶子がダビンチを霊眠させた時代)へと逃げ込んだが、最後は佳耶子によって霊眠させられた。 炎や煙が弱点で、線香の煙を浴びせながら「ダ・ヴィンチは絵の中で微笑め」と唱えることで霊眠する。 最終回では逢魔の力で復活し、数秒間だけ登場。 しづ子 声 - 野上ゆかな 第14回に登場。 3年前に轢き逃げ事故で死亡した地縛霊。レオが桃子を撮った写真に写り、桃子を道連れにしようとしていた。 事故の衝撃で紛失した婚約指輪が未練となっていたが、レオの必死の呼びかけとさつきらが指輪を発見したことで桃子からは手を引き、代わりに積年の復讐として自分を轢き殺した天の川タクシーの運転手・滝沢(声:立木文彦)を襲い、タクシー諸共どこかへと消えていった(その後の消息は不明)。 闇目(やみめ)/松田 しのぶ(まつだ しのぶ) 声 - 川村万梨阿 第15回に登場。 厳密にはオバケではなく、異世界の魔物。 作中では、28年前、6年4組の松田しのぶという女子児童が、おまじないで闇目を呼び出し憑依されてしまったのが事の発端。1度憑依された人間は2度と元に戻すことはできない(憑依された本人ごと霊眠するしかない)。 28年前の姿でさつきらに近づき、「願いを叶えるおまじない」と偽って「血の契約」を結ばせる。儀式の呪文には、光を忌み闇を称える内容が含まれている。 契約させた少女らに恐怖心を与え、「契約を解除する方法」と偽って己の存在を抹消させる「闇の儀式」を教えて存在を抹消させてしまう。方法は午前2時に玄関の外で2つの勾玉を打ち鳴らし、呪文を唱えること。 正体(本体)は松田しのぶの口から飛び出しており、憑依された人間の肌は紫色に変色し、白目が黒く染まり、黒目が黄色に光る禍々しい姿になる。変貌後は金縛りで相手の動きを封じ、自由自在に伸びる両腕で襲い掛かってくる。 霊眠した後はさつきと天の邪鬼以外の全ての人からしのぶの存在の記憶が消えてしまった。 太陽の光が弱点(カメラのフラッシュでもよい)。加えて、霊眠の際には赤い紐で身体の自由を奪う必要がある。 作中で天の邪鬼が「ヤバイ」と評したほどの強力な魔物。 最終回では逢魔の力により復活し、正体のまま数秒間だけ登場。 巣魔(そうま) 第16回に登場。 地脈の乱れによって現れるオバケ。作中では地脈の通り道に団地を建ててしまったために現れた。 本体は大木の姿をしており、地脈の中心に根を張っている。取り込んだ人間やマネキン人形を操って襲ってくる。 依り代を見つけて「地脈に巣食う負の力よ。大地の精霊に代わり、地への帰還を命ずる。巣魔、封印」と唱えると霊眠するが、一時凌ぎに過ぎない(地脈の乱れを修復しない限り何度でも現れる)。 オバケ団地にいた男性 声 - 飯塚昭三 第16回でオバケ団地に入ろうとしていたさつき達を制止した、作業服を着た中年男性。オバケ団地に入ったさつきらの前にも現れ、団地の正体が巣魔であることを教えた。 実はオバケ団地を建てた張本人であり、巣魔の犠牲となった者の1人でもあった。 最後は巣魔を霊眠させるため、自らが依り代となった。 オバケ団地にいた女性 オバケ団地にいた女性。 巣魔の一部。団地から飛び降りる姿を見せることで人々を誘き寄せる。 オバケ団地にいた老人 声 - 塚田正昭 オバケ団地の一室にいた老人。 巣魔の一部で「死にたい奴はどんどん死ねばいい」などと言っていた。 白金 ゆき(しろがね ゆき)/血染め湖の亡霊 声 - 川田妙子 第17回に登場。 さつきの遠い親戚が経営している旅館で出会った少女の霊。 正体は40年前に血染め湖に落ちて溺死した旅館の仲居の娘。さつきらには旅館の娘・美雪の妹と名乗って美雪を幽霊に仕立て上げるが、ハジメが見た新聞記事に載っていた当時10歳の写真の姿のままだったため、正体を見破られた。 悪霊(雪女)と化し、「1人では寂しいから」という身勝手な理由で美雪を道連れにしようとするが、さつきらによって霊眠させられる。 放送室の茜さん 声 - 緒方恵美 第18回に登場。 旧校舎の放送室で心臓発作で死亡した茜という女生徒が悪霊化したもの。 生前は責任感が強かったらしく、放送を最後まで遂げられなかったことが未練で、道連れを求めていた。茜の放送を聞いてしまった人は日没と共に死んでしまう。 旧校舎の放送室にあるマイクに霊眠させられていたが、マイクが腐って折れてしまったために霊眠が解けた。霊眠が解けた直後には実力を発揮できなかったため、放送を聞いてしまった放送係の児童は高熱程度で済んだが、完全に復活した時には「放送は邪魔させない」と言い放ち、放送を臨時で行っていたさつきや松嶋先生たち全員を殺そうとしていた。 さつきが初めて自力で霊眠させた霊である。 「4」(=「死」)という言葉を嫌っており、カウントダウンでも「4」のつく数字は口にしない。何度も「4」と唱えるか、鉄琴で放送を強制終了させると霊眠する。 逢魔(おうま) 声 - 大塚明夫 最終回に登場。 強大な力を持つ怨霊。通常のオバケは依り代が破壊されない限り霊眠が解けることはないが、逢魔だけは、霊眠させられた状態で力を蓄え、自ら復活する。 周囲の人間のみならず、霊眠させられたオバケを復活させ、自在に操る能力に長けている。 逢魔との戦いは、神山家に先祖代々引き継がれる「最大の試練」とされ、佳耶子を初めとする歴代の神山家に霊眠させられた積年の恨みを晴らすべく、さつきと敬一郎を旧校舎へと誘い込み、ハジメたちもろとも始末しようとした。 天の邪鬼の尽力と佳耶子の霊力が宿ったオバケ日記の助力により、旧校舎の時計塔の鐘に再び霊眠させられた。 霊眠場所として「鐘」を用意し、松明の炎で囲み、自分の霊力全てを媒体にして「怨念に生きる悪霊よ、眠れ」と唱えると霊眠する。 首なしライダー 声 - 高木渉 旧校舎をバイクで徘徊する特攻服の首なしライダーで、13年前に海に落ちて亡くなった暴走族が悪霊と化したもの。 第1話でゲスト出演し、特番の回でさつき達と敵対する。 自分の命日に自分を見た人間の首を失くした自分の首代わりに奪っていく悪霊として描かれた。マフラーを首に巻いていると襲われない。最後は霊眠させた人形を突き破って、夜の街へと消えていった。セリフはラストの「見たなぁ?」の一言のみ。 なお、佳耶子が小学生だった頃にはいなかったため、おばけ日記には霊眠方法が無く、代用として首なし馬の亡霊の霊眠方法を代用した。首なし霊はかなり強力な力を持った悪霊とも設定されている。 口裂け女 声 - 川村万梨阿 未放送となった「あたしきれい? 口裂け女」(後述)に登場する予定だったオバケ。学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな部類。 エピソード自体が公開されなかったため、詳しい設定などは不明。
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「お化け 幽霊」の例文・使い方・用例・文例
- お化けの出る話は私たちをびくびくさせる
- うそをつくとお化けが捕まえに来るぞ。
- 私はお化け屋敷にぞっとした。
- 日本式伝統のお化け屋敷
- 遊園地では、ジェットコースターやお化け屋敷などのアトラクションで遊びました。
- 確かにお化けを見た。
- その後私はお化け屋敷に行きました。
- お化け屋敷では、たくさんお化けがいて怖かった。
- そのお化け屋敷は少し怖かったが、楽しかった。
- 子供の頃、私はお化けが大嫌いだった。
- 私は3ヶ月前、お化け屋敷で怖い思いをした。
- 私はお化け屋敷に入りました。
- 私はもうお化け屋敷には行きたくないです。
- そこでお化け屋敷に入りました。
- 今日は友達とお化け屋敷に行きました。
- 私もお化け屋敷で泣いたことがあります。
- 3ヶ月前、お化け屋敷で怖い思いをした。
- お化け屋敷に入りました。
- もうお化け屋敷には行きたくないです。
- そのお化け屋敷はとても怖かった。
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