あかね【アカネ】
読み方:あかね
根岸短歌会の機関誌。明治41年(1908)に「馬酔木(あしび)」が終刊したのち、三井甲之の編集により創刊。短歌のほか小説、西洋文学や批評なども掲載する総合文芸雑誌となるが、伊藤左千夫らが離反して「アララギ」を創刊したため、明治42年(1909)に休刊。明治44年(1911)、新聞として復刊したのち、大正元年(1912)に「人生と表現」に改称、大正14年(1925)まで刊行された。
あか‐ね【×茜】
アカネ
あかね (茜)
●わが国の本州から四国・九州それに朝鮮半島や中国に分布しています。山野にふつうに生え、他の草木などに絡みついて伸びます。茎には4稜があり、下向きの棘が生えます。葉は三角状卵形から狭卵形で、4個が輪生します。このうちの2個は托葉が発達したもの。8月から10月ごろ、葉腋から集散花序をだし小さな淡黄緑色の花を咲かせます。根はひげ根で、古い時代から茜染めの原料とされてきました。茜色とは、もともと「あずき」の種皮のような濃い赤紫色のことで、いまでは夕焼けような朱橙色の意味に変化しています。
●アカネ科アカネ属の多年草で、学名は Rubia argyi(syn. Rubia akane)。英名はありません。
茜
姓 | 読み方 |
---|---|
茜 | あかね |
茜 | せい |
茜 | せん |
アカネ
(茜 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 22:48 UTC 版)
アカネ(茜、Rubia argyi)はアカネ科アカネ属のつる性多年生植物。シノニム R. akane。根は茜色をしており、草木染めの原料になり、薬草としても利用される。判子業界で「アカネ」と呼ばれるのは同じアカネ科でもインドから東南アジアにかけて分布する特定のクチナシ属の木本のことであり、本種とは全くの別物である。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rubia argyi (H.Lév. et Vaniot) H.Hara ex Lauener et D.K.Ferguson”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年5月3日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rubia akane Nakai”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年5月3日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rubia cordifolia L. var. mungista Miq.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 内藤俊彦 1995.
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- ^ a b c d e f g h i 耕作舎 2009, p. 8.
- ^ a b c d e 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2012, p. 82.
- ^ a b c d e 山田孝彦 & 山津京子 2013.
- ^ a b c d e 馬場篤 1996.
- ^ 稲垣栄洋『残しておきたいふるさとの野草』三上修(絵)、地人書館、2010年4月10日、51頁。ISBN 978-4-8052-0822-9。
- ^ 日本経済新聞2016年12月1日文化欄「日本茜 格別の赤染める◇室町時代に途絶えた古代技術 栽培から織機まで再現◇」
- ^ a b あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 額田王 萬葉集1巻20
- ^ あかねさす日並べなくに我が恋は吉野の川の霧に立ちつつ 車持千年 萬葉集6巻916
茜(吉井丈絵)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:14 UTC 版)
「水戸黄門外伝 かげろう忍法帖」の記事における「茜(吉井丈絵)」の解説
かげろう組のくノ一。梓・楓と行動を共にすることが多く、3人の中ではリーダー格。人吉(第10話)では、宿の仲居3人の意識を一時的に乗っ取る忍法を使い、仲居が運んでいた膳を自分達の部屋に持ち込ませる。
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茜(清水美砂)
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茜
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