第17族元素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 22:35 UTC 版)
有機ハロゲン化物
有機ハロゲン化物とは、狭義ではハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリールなど、炭化水素の水素がハロゲン原子で置き換わった化合物を指す。広義ではハロゲンを含む有機化合物を意味し、ハロゲン化アシルやハロゲン酸を含む。
有機ハロゲン化物に含まれる炭素-ハロゲン結合はハロゲンの高い電気陰性度のために分極している。そのため、炭素原子を陰イオンなど求核剤が攻撃しやすい。しかしながら、ハロゲン化アリールなど sp2炭素にハロゲンが結びついた基質においては、立体的な要因によりこのような反応が起こりにくい。詳細は 求核置換反応、芳香族求核置換反応 を参照。
ハロゲン化鉱物
鉱物学において、金属元素とハロゲン元素とが結合している鉱物をハロゲン化鉱物(ハロゲンかこうぶつ、英: halide mineral)という。岩塩 (NaCl)、蛍石 (CaF2) などがある。
参考文献
- 青木正博『鉱物分類図鑑 : 見分けるポイントがわかる』誠文堂新光社、2011年、84-87頁。ISBN 978-4-416-21104-5。
- 1 第17族元素とは
- 2 第17族元素の概要
- 3 性質
- 4 水素化物
- 5 有機ハロゲン化物
- 6 関連項目
- 第17族元素のページへのリンク