轉調とは? わかりやすく解説

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てん‐ちょう〔‐テウ〕【転調】

読み方:てんちょう

[名](スル)楽曲途中で調を変えること。「ト長調からホ短調に—する」


転調[modulation]

曲の途中から、それまでの調から違う調へ移行すること。調号変化せず、転調してすぐ戻る一時的転調と、調号変更される本格的転調がある。

転調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 13:59 UTC 版)

転調(てんちょう)とは曲中で調を全く違う調に移しかえることである。




「転調」の続きの解説一覧

転調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:41 UTC 版)

小室哲哉の使用機材」の記事における「転調」の解説

手癖ともいえる程に転調を多用するようになったきっかけは、TM NETWORK1stアルバムRAINBOW RAINBOW」のレコーディングの時、ソフトのバグシーケンサー誤動作生じた。その勝手に音調変化し転調してしまった音源聞き小室が「意外と気持ちいい」と感じたことがきっかけとなり、以後制作活動でそのフレーズ定着したちなみにこの時の現象小室は「筒美京平さん・都倉俊一さんが作るような『歌謡曲的な転調』『キーが変わると、世界観は変わるが、歌の音域変わらない作り方分かった」「これらの転調は適当ではなく理論的に説明が付く」と話している。反面発見したその後意識的に挿入していたわけではなく、むしろ「曲作り行き詰ったときに使う逃げ」「2曲を1曲にまとめるときに役立つけど、先に転調すること前提考えず最後の手段としている」「コンピューター誤作動による偶然の産物であり、中々思うよう表現できなかった」「サンプラーが今のようにタイムストレッチができなくてそのままの音でキー変えられなかった。そのサンプラーの音を使いたいがために機械的に転調させていた。逆のパターンもあって転調した後にそれまで使っていたサンプラーボイス無くなっていてボイスキー合わせられなくなった」と必ずしも好意的に捉えてはおらずその後如何に自由自在に使いこなすかの試行錯誤腐心していた。 自らの行う転調のやり方について、「これだけ多く音楽氾濫している中で、曲にどうインパクト持たせて、『もう一度聴きたい』と思わせるかという所で転調を理論的に取り入れている」「コーラスリフレインは4~8回はやるでしょ。そのときに転調して一瞬緊張感持たせる」「どこでキー変わっているのか・どこがサビでどこがブリッジなのかを分からないようにする」「声が張るピーク・一番伸びる部分サビ持っていくためサビ合わせるとほかのパート低くなりすぎるため、仕方なく4度転調とか、そういう変な転調を無理やり入れる」「周囲からは『サビでいきなり転調するよね』って言われがちだが、サビ先にあって、その前のBメロで転調しておく」「KCO安室さん・華原さんは声が出るから転調無し構成でも大丈夫だった」「お互いキーの共通コードつないで転調するそうすると突然転調した感じ薄れスムーズな感じになる」「王道としては、サビ繰り返し半音キー上げて高揚感を出す。共通のコードは無いけどメロディ繰り返すことで頭にそのメロディが残る」「ブリッジで転調しておくと、その後自分演奏テクニック披露するやりたいことが自由にできる展開になる」と話している。 小室の思う転調は一時的に少し調が変わって落ち着こうとする前にすぐ元の調に戻る「経過的転調」と転調してしばらくはそのキーのままで演奏される確定的転調」に分かれている。前者は「一瞬ハ長調からヘ長調移って、すぐハ長調に戻るもの。ロックではもう当たり前。突き詰めると段々下がるだけのパターンもそれ」と語っている。後者は「イントロ・サビ等のパート区別がはっきりできる。インパクトをつけて、急に華やかになったり、暗くなったりと色々変化をつけれる」「曲の後半辺りリフレイン飽きてきた頃に転調すると、同じリフレインでも再び緊張感持たせられる」「ボーカリスト合わせてメロディー無理に変えたり、曲全体キー低くしなくても、元来メロディーライン残せる」「間奏ソロ弾きやすいキー変更すると、それがまた曲をスリリングにできる」と語り、その思想を基に突拍子も無い調にずらした曲をたくさん作っている。 コード進行では「F-G-Em-Am」、「Am-F-G-C / 6451」(例:TM NETWORKGet Wild」「RESISTANCE」「humansystem」、H Jungle with tWOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」、trfmasquerade」、globeDEPARTURES」)、「短三和音五音音階」、「sus4サス・フォー)」(例:渡辺美里My Revolution」、小泉今日子GOOD MORNING-CALL」、篠原涼子恋しさと せつなさと 心強さと」)、「add9(アド・ナインス)」(例:globeDEPARTURES」)を多用する傾向にある。

※この「転調」の解説は、「小室哲哉の使用機材」の解説の一部です。
「転調」を含む「小室哲哉の使用機材」の記事については、「小室哲哉の使用機材」の概要を参照ください。

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「 転調」の例文・使い方・用例・文例

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