よ・む【読む/詠む】
読み方:よむ
[動マ五(四)]
1 文字で書かれたものを一字一字声に出して言う。「子供に本を—・んでやる」「経を—・む」
2 文字や文章、図などを見て、その意味・内容を理解する。「小説を—・む」「グラフから業績を—・む」
3 外面を見て、その隠された意味や将来などを推察する。「手の内を—・む」「来春の流行を—・む」
4 (「訓む」とも書く)字音を訓で表す。漢字を訓読する。「春をはると—・む」
5 数をかぞえる。「票を—・む」「さばを—・む」
6 (ふつう「詠む」と書く)詩歌を作る。「歌を—・む」「秋の風物を—・む」
[可能] よめる
[下接句] 行間を読む・鯖(さば)を読む・鼻毛を読む・腹を読む・睫(まつげ)を読まれる・眉(まゆ)を読む・眉毛を読まれる・門前の小僧習わぬ経を読む
読書
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2010年3月) |

読書(どくしょ)は、本を読むこと。特に好んで読む本を愛読書、また本を読む人は読者と呼ぶ。
歴史
読書の意味は「書を読むこと」とされるが、活字の登場以前では、これらは主に富裕層やインテリ層にのみに許された行為であった。活版印刷技術の登場以降は、書籍が大量生産されるようになって、大衆の識字率が格段に向上し、読書は大衆娯楽(趣味)としても、広く受け容れられるようになっていった。
日本では、江戸時代までは、主に四書五経など漢籍の
20世紀になると大衆の教育の広がりと向上により、かつてよりも書を読む者が増え、また出版技術の向上により大量出版の時代となった。日本においては、大正時代から昭和前期における円本の流行が、「廉価な本を大量に発行する」という出版形態の発端とされる。しかし、20世紀後期になってテレビやインターネットなどの他、メディアの爆発的な発達により、知識情報獲得手段としての読書の地位が相対的に低下していったため、人々が本を読まなくなったと嘆く者の間で「活字離れ」が語られることがある。
読書の様式

他の読み方としては、要所をピックアップして行くなどして読書速度を上げる
読書にのめり込んで、終始活字を目で追わなければ気がすまないようになった人間は、「活字中毒」とされる。その一方でビブリオマニア(書痴・愛書狂)のように、書籍それ自体をこよなく愛好する向きもあり、書店のみならず古書専門店も根強い人気を得ている。
20世紀末期より、インターネットの普及などにより、プレーンテキストデータのみならず、様々な図表も入った書籍データをパソコンや携帯情報端末 (PDA) 等にダウンロードして、専用ビューワーを利用して読書するなど、その方法は多様化している( → 電子書籍)。
本来、内向的な行為とされる読書だが書評や読書日記などを通して自己表現として評価されることもある。読書のウェブサイトでは、書評ページの「松岡正剛の千夜千冊」[1]に見られるような、様々な書評サイトがある。
翻訳本の取り扱い
外国の文献については、
読書運動

読書を呼びかける運動を総称して、読書運動と呼ぶ。子どもの情操教育、リテラシー教育、活字離れ対策、出版産業の振興など、さまざまな視点から運動が展開されている。中でも青少年読書感想文全国コンクールは知名度と歴史において際だっている。
2023年10月、ベネッセは東京大学社会科学研究所と共同で行った読書に関するアンケートの分析結果を発表した。それによると、2022年の子どもの1日あたりの読書時間は平均15.2分で、2015年よりも3分減少している。また49%の子どもは読書時間が0分であった。読書量が多い子どもは少ない子どもと比べて「図や表を見て理解する」「論理的に考える」「長い文章を読んで理解する」「自分の考えを文章にまとめる」といった学習面でも得意だとする回答が多かった[3]。
脚注
- ^ 松岡正剛の千夜千冊
- ^ “難しい本を読むコツ:読む前に◯◯と◯◯を把握しよう!”. 学問のカクテル. 2018年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月28日閲覧。[信頼性要検証]
- ^ 嶋田夕子 (2023年10月21日). “子どもの半数が1日の読書時間ゼロ 平均は約15分 ベネッセ調査”. 毎日新聞. 2023年10月22日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 日本読書学会 公式サイト
- 福岡天神読書会 公式サイト [リンク切れ]
読む
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 17:34 UTC 版)
中心暗点を持つ場合、偏心視というテクニックで症状を回避する者もいる。また状況により、音声化を利用する人や拡大と音声化を併用する人もいる。
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読む
「読む」の例文・使い方・用例・文例
- 本を丹念に読む
- 5章から8章まで読む
- よい本を読むことは青年の人格を育てるのに役立つ
- この明かりは新聞を読むには暗すぎる
- 良書を読むたびに知恵は増大する
- よい本を読むと精神的に豊かになる
- 私はもっぱら推理小説を読む
- ジョージがそんな難しい本を読むなんて
- これらの本は子供が読むには適当ではない
- 本を初めから終わりまで読む
- 読むときには眼鏡が要ります
- 電車の中で読むのによい本
- 英語史の本を読む
- 7はJanuaryseventhと読む
- 夜遅くまで本を読む
- 私は本を読む暇がない
- 良書を読む喜び
- 地図を読む
- 50ページ読むのが宿題だったが,私はさらに20ページ多く読んだ
- 楽譜を読む
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