PUBLIC FILEの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 23:04 UTC 版)
「闇狩人」の記事における「PUBLIC FILEの登場人物」の解説
我竜 京介(がりゅう きょうすけ) 上記参照。けん玉を武器に操る凄腕のトレジャーハンター。 第1シリーズでは襟足の部分を伸ばした長髪だったが、本作では短くしている。 教授(センセイ) 京介の依頼人。歴史異説の研究を行っている資産家の考古学者で、その研究におけるフィールドワークと証拠品の蒐集を京介に依頼している。秘書にセーラー服やナースやバニーガールのコスプレをさせることが趣味で京介いわく「ヘンタイジジイ」である。 『闇狩人⊿』ではACT 14で京介との電話越しで登場し、京介と共に海底に眠る「原爆」を調査していた。ただ近代史は専門外だったことと、接触してきた「組織」との交渉を拒否すれば始末されていた可能性があったため、やむなく交渉に応じ手を引いたが、京介には金は出すから好きに動けと伝える。 井原 かつみ(いはら かつみ) 第1話『白き花に入りし者』のヒロイン。東北の田舎に住むショートボブの女子高生で家は父子家庭の農家。東京へ冬季の出稼ぎに出た父親が、トラブルによって帰らぬ人となったために、その遺骨を引き取り帰宅したところで、自身の家が家探しされて荒らされていた現場を見て、事件に巻き込まれる。実は父親の死には「義経の遺産」が関わっていたといい、そのために京介のトレジャーハントに同行することになる。 加藤(かとう) 第1話『白き花に入りし者』に登場する敵の一人で暴力団関東鬼龍会に所属しているヤクザ。部下のチンピラを2人ほど引き連れている。かつみの父の知る「義経の遺産」を狙って拷問の末に殺してしまい、次策としてかつみを狙い拉致するも、京介の横槍が入り対立することになる。実は大手不動産会社である光興産の下請けとして動いていた。 平(たいら) 第1話『白き花に入りし者』に登場する敵の一人。光興産渉外四課(トラブルにおける荒事および違法脱法処理を専門とする課)に所属するチームリーダーで部下を2人引き連れている。東京に出稼ぎにきた、かつみの父より居酒屋での話のネタとして、義経の遺産の話を聞きつけてバブル景気崩壊時において目減りした会社の資産の穴埋めのために、これを狙う。 源 義経(みなもとのよしつね) 第1話『白き花に入りし者』に登場。本作では「白き我が花に入りし者、黒に染まらん」の言葉を残し、それが財宝伝説となったとされている。同話の最後で「魂転の外法」という転生の秘術によって魂を自らが持つ刀に封じ、自らの寄る辺となる肉体を探し続け、これを乗っ取ることを画策していたことが判明する。 安重(あんじゅう) 第2話『いつかその日まで』に登場。お寺の嫡子で、実家を継ぐために高野山で修行している見習い僧。修行に入って、まだ日が浅く俗世に彼女を置いてきている。だが彼女のほうが我慢しきれずに高野山にやってきてしまい、その彼女と逢引して家に帰るよう説得する最中、京介と出会い成り行きで彼に協力することになる。彼女からは「ヤックン」と呼ばれている。 岸田 智子(きしだ さとこ) 第2話『いつかその日まで』のヒロイン。安重の彼女。彼氏に会えない鬱積から禁を破って高野山に押しかけてきた少女。安重と共に京介と出会い、騒動に巻き込まれる。 星海上人(せいかいしょうにん) 安土桃山時代に高野山で即身仏として入定したと言われる人物。元は和歌山県の砂浜に遭難漂流者として流れ着いた人物と言われるが、人よりも優れた知恵を持っていたとも言われ様々な謎に包まれている。 西住(さいじゅう) かつて修行の孤独に耐えかねた西行の手により反魂の術を用いて創られた人造人間。だが、その出来は西行にとっては満足のいくものではなく、我に返った西行によって高野山の奥に打ち捨てられた。知性やコミュニケーション能力は弱いが、皆無というわけでもなく人の善意と悪意くらいは感じ分けられるようでもある。ただ、害意のある者には一切の容赦がない。のちに星海上人に拾われ、彼の優れた知性によって心を通わせ、上人の入定地の番人として行動するようになる。 その体組成は現代科学においても破壊が困難な攻撃耐性に優れた素体であり、そのために米国特殊部隊に狙われてしまう。のちに米軍がモニタリングした西住の体組成データが『Dの軌跡』主人公・飛高大悟の愛用するライダースーツの素材へと転用されている。 カイル 高野山に西住を狙ってやってきた米国国防総省のエージェント。そのために駐日米軍の部隊を秘密裏に指揮しており、軍での階級は少佐相当。のちに安重と智子を人質にとって京介に西住捕獲の協力という「取引」を持ち掛ける。
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