MotoGP王座獲得とは? わかりやすく解説

MotoGP王座獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 19:29 UTC 版)

ケーシー・ストーナー」の記事における「MotoGP王座獲得」の解説

2006年LCRホンダよりRC211V駆りMotoGPクラスデビュー第3トルコGP最高峰クラス初の表彰台2位)を獲得。しかし、シーズン中以降転倒多さ目立ち、ノーポイントレース7戦が響いて最終的なランキングは8位に終わった2007年はドゥカティワークス・チームに移籍し、同チームエースロリス・カピロッシチームメイトとしてMotoGPクラス継続参戦移籍後レースとなった開幕戦カタールGPでは、7度世界チャンピオン・バレンティーノ・ロッシを下して初優勝達成、ポイントリーダーとしてシーズンスタートした。これをきっかけ怒涛勢いで優勝重ねツインリンクもてぎ開催された第15日本GPで6位に入り遂に年間王者獲得2007年シーズン10勝を挙げ、最低成績日本GPの6位(棄権ゼロ)と抜群安定感文句なしタイトル獲得となったランキング2位ペドロサとの差は125点)。 2008年開幕戦カタールGPこそ優勝スタートするが、第2戦スペインGP11位に沈みあっさりとロッシ逆転を許す。しかしポールポジション何度も獲得しその後イギリスオランダドイツと3連勝タイトル争いに絡もうとしていた。しかし第11戦アメリカGPではロッシデッドヒート演じた歴史的バトルの末コースアウトしてしまい2位フィニッシュさらにはその後古傷左手首を骨折した上に2戦連続転倒しラグナセカ時点25ポイントついていた差が最大87ポイントまでついてしまい万事休す結局は15日本GPにてロッシシリーズチャンピオン決められてしまった。ただし予選獲得順位で決まる『BMW Mアワード』については2位ロッシ74ポイント差を付ける記録取得している。 シーズンオフ左手の手術に挑んで無事に成功しホンダから移籍したニッキー・ヘイデンチームメート迎えて挑んだ2009年シーズンは、開幕戦カタールGP3年連続制するスタートで、シーズン序盤まではロッシホルヘ・ロレンソ首位争い繰り広げていた。だが、中盤原因不明体調不良調子大きく崩してしまい、第10戦14位で終了した直後には第11 - 13戦の3戦を欠場して静養するという決断行いチャンピオン争いから退いた(のちに乳糖不耐症原因判明する)。第14戦からレースに戻ると4戦して2勝と2位1回ファン復活した姿を見せ年間ランキング4位という成績残した2010年シーズン開幕戦カタールGPでは、トップ独走しながらも自らのミス転倒クラッシュ喫してしまう。第3フランスGPでも転倒リタイヤ前半戦未勝利のまま終えることとなりチャンピオン争いから脱落したその後第13戦アラゴンGP皮切りに3勝を挙げたが、5度リタイヤ響いて年間ランキングではこの年3戦負傷欠場したダニ・ペドロサ、4戦負傷欠場バレンティーノ・ロッシにも競り負けて4位に終わった4年在籍したドゥカティチームを去り2011年からはレプソル・ホンダチームに移籍しクラス6年目のシーズン迎えた。RC212Vをシーズン前テストから乗りこなしたストーナードゥカティ時代から一転して安定したライディング見せ、全18戦 中10勝、決勝リタイアとなったのはロッシ転倒巻き込まれた第2戦のみで、後は全てのレース表彰台獲得した自身にとっては4年ぶり、ホンダとしては2006年以来となるシリーズチャンピオン故郷オーストラリアGP獲得した最大排気量が1000ccに変更され2012年開幕3戦で2勝し、ポイントリーダーとして臨んだ第4戦フランスグランプリレース前記者会見で、突然同年限りでの現役引退発表し周囲驚かせた。最後の王獲得期待されたが、第11戦インディアナポリスGP転倒右足負傷し、3戦を欠場して年間ランキング3位ラストシーズン終えた。それでも、地元オーストラリアGPでは2007年から続く連勝を6に伸ばし依然トップレベルにある速さみせつけた。 27歳という年齢で引退決断した理由については、「このスポーツへの情熱失ってしまった」と引退会見語っており、2009年病気欠場の際無理解批判受けたことや、CRT量販エンジン車両ルール導入などの運営への不信感挙げたストーナー後任にはMoto2王者マルク・マルケス抜擢され、翌2013年には早速ルーキーチャンピオンに輝くが、レプソル・ホンダでは2013年ストーナーマルケス組ませるプラン考えていたいう。もしそれ実現していたら、マルケスを倒すことができたかという質問に対しては、ロレンソロッシのようなライバル勝利してきた経験から「マルケスタイトルを争うことができたはずだ」とストーナー答えている。

※この「MotoGP王座獲得」の解説は、「ケーシー・ストーナー」の解説の一部です。
「MotoGP王座獲得」を含む「ケーシー・ストーナー」の記事については、「ケーシー・ストーナー」の概要を参照ください。

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