MotoGP時代 (2003-2010)
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「マルコ・メランドリ」の記事における「MotoGP時代 (2003-2010)」の解説
2003年シーズンより満を持してMotoGPクラスにステップアップし、当初はヤマハに2年間所属したものの、大きな成績を挙げられなかったが、2005年より、ホンダに移籍すると初勝利を含む2勝を挙げ、ランキング2位に躍進、翌年以降もトップ争いに絡む実力を発揮した。 2008年にはドゥカティ・ワークスに移籍し、トップライダーとして期待されたが、デスモセディチGP8を乗りこなす事が出来ず、シーズン17位に低迷してしまい、シーズン中盤にはカワサキへの移籍契約を結んだ。 しかし2008年シーズン終了後にカワサキがMotoGPからの撤退を発表、メランドリはシート喪失の危機に見舞われたが、それでもMotoGPへの出場を熱望し続けた事により、MotoGP主催のドルナ社による働きかけもあり、カワサキはハヤテ・レーシングとして1台体制ながら存続する事となり、メランドリは希望通り継続参戦出来る事になった。 迎えた2009年シーズンは勝利こそ挙げられなかったものの、第4戦フランスGPではスタート直後からの降雨によるレインコンディションでのマシン交換の際、タイミングを図って上位に進出し、そのまま2位でフィニッシュし、表彰台に上がる大健闘を見せると、その後も安定した成績を残し、シーズンを10位で終えた。この実績が認められ、2010年シーズンのホンダ復帰をすんなり決定させ、グレシーニ・レーシングに所属、2010年シーズンに挑んだが、昨年と同じく10位に留まり、最高位は5位であった。
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