FUTURESCAPEでの小山薫堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:15 UTC 版)
「FUTURESCAPE」の記事における「FUTURESCAPEでの小山薫堂」の解説
小山薫堂は番組中は、「薫堂さん」「くんくん」「小山先生」などと呼ばれている。小山好みの呼び方は「〜せんせい」ではなく「〜せんせっ」である。 この番組では、アカデミー賞受賞作品『おくりびと』の脚本家・放送作家としての小山とは、違った一面を見ることが出来る。例えば「おねむ」と呼ばれる睡眠不足の状態や、原稿の締切間近で何も手の着かない多忙な様子、「ぺこ」と呼ばれる空腹状態などである。放送中にお腹を鳴らし、飲食をし 、ランドマークタワーに宿泊するようになってからはスタジオに海水パンツを干し、いわゆるオヤジギャグを惜しげもなく披露する。遅刻ギリギリにスタジオに入りし、他のスケジュールに追われて早退することもある。2008年5月31日は1分30秒前に、2022年3月5日は3秒前にスタジオ入りした。 番組中はリスナーからのメールを選出する合間に、自身のブログを更新したり、インターネットで買い物をしたりと時間を有効に活用している。柳井の報告に寄れば、他にも「ワインを買う」「レストランに予約をする」「気になる音楽をダウンロードする」など、やりたい放題らしい。これらのリラックスした状態を、小山は「心のジャージ」と表現している。このような小山の奔放さと、自由な発想により番組放送中に様々な企画やルールが生まれ、実現し、そして忘れられてゆく。「そんなこと言いましたっけ?」という発言で終わる事もある。 小山は、秘書・ぱんこにより過密なスケジュールを課せられている。しかし小山はこの番組を「人生のしおり」「人生の折り目」と位置づけ 、大切にしている。例えば、2009年6月13日の放送では番組を「生活のリズムをとる」場所とし、毎週土曜日のオンエアーに爪を切る事を宣言している。この時、小山は「リスナーの方も、フューチャーが始まったら、『これをしよう』と決めていただくと…」と提案。これを「暮らしのアラーム」と名付けた。また、日々有名になっていく中でも、番組に対する小山の真摯な姿勢や、番組スタッフの小山に対する態度も変わることはないらしく、AD・ボーダーの創り出す「かぶりもの」と呼ばれる様々な形状の帽子を被ったり、「罰ゲーム」と称し様々な苦行を強いられている。 当番組でのこの状態を、小山は「仮の姿」と言い張っているが、その反面「このスタジオに来ると、ホームに帰ってきた感じ」と表現するなど、真偽のほどは明かではない。 小山と遅刻 小山は、遅刻ギリギリにスタジオ入りする場合が多い。 番組スタッフも、これに対し免疫が出来ており、小山が、番組開始2分前である8時58分に来ていなくても別に焦らない。心配するのは、59分10秒を過ぎた頃からである。 また万が一、小山が遅刻した時の「挨拶」だけ、ジングルとして用意されていて、実際に数回、使用されている。 この「おはようございます。小山薫堂です」というジングルは、2009年8月1日、収録し直された。1テイク目に収録した挨拶は笑っていたことや、「(通常)そんなに爽やかに(挨拶を)やることは無い」というスタッフの指摘を受け、取り直し。テキトーなニュアンスで収録された。 「番組開始当初は、1ヶ月に1度は遅刻していた」との証言もある。 また、番組開始から1時間40分遅刻という記録を誇っている。 逆に、番組史上最も早くスタジオ入りしたと言われているのが、2010年2月27日で、記録は6時45分である。 小山と鼻の穴 小山は、何でも鼻の穴に入れたがる性癖がある。 映画・おくりびとで受賞したトロフィーを、鼻の穴に突っ込んでみたり、「裏FUTURE SCAPEを聞いている合図」として「指を鼻の穴に入れる」ことを提案したりしている。 また、「鼻の穴に詰めた物を、飛ばす」という習性も確認されており、罰ゲームでティッシュを詰める際には、柳井やスタッフも警戒している。 鶏(化) 番組において、小山の物忘れの酷い様。 発言内容(もしくは発言自体)や聞いた事を、すぐに忘れてしまう小山を、「鶏は三歩歩くと忘れる」という伝承になぞらえて柳井により比喩された。この鶏のエピソードすら、翌週には忘れ、繰り返している。 当初、この症状は小山の「過去を顧みない前向きな性格」のためと思われていたが、老化現象の一環である可能性が小山本人から指摘された。
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