AEレンズとは? わかりやすく解説

AEレンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:22 UTC 版)

コンタックス」の記事における「AEレンズ」の解説

当初からのシリーズである。1975年ラインアップ17本。プログラムAE/シャッター速度優先AEには対応しないMMシリーズレンズが主力となってからも特殊レンズに関して生産継続された。 F-ディスタゴン16mmF2.8AE(1975年発売) - 対角線魚眼レンズ。7群8最短撮影距離0.3m。フィルター4種内蔵ディスタゴン15mmF3.5AE(1975年発売) - 1213近距離補正機構備え最短撮影距離0.16m。フィルター4種内蔵ディスタゴン18mmF4AE(1975年発売) - 9群10近距離補正機構備え最短撮影距離0.3m。アタッチメントは70-86リング併用しφ86mmねじ込みディスタゴン25mmF2.8AE(1975年発売) - 7群8最短撮影距離0.25m。アタッチメントはφ55mmねじ込みレトロフォーカス型としては歪曲収差少なく画面周辺まで良好な画質を保つ。 ディスタゴン28mmF2AE(1975年発売) - 8群9近距離補正機構備え最短撮影距離0.24m。アタッチメントはφ55mmねじ込みディスタゴン28mmF2.8AE(1978年発売) - 7群7最短撮影距離0.25m。アタッチメントはφ55mmねじ込みディスタゴン35mmF1.4AE(1972年発表1975年発売) - 第6目の第1面当時としては珍しい研削非球面レンズ導入した、8群9構成近距離補正機構備え近接撮影でも画質低下押さえている。最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ67mmねじ込み日沖宗弘は「F2.8あたりからかなりの鮮鋭度発揮しコントラストきわめて良好」と高く評価している。ただし、プラナー85mmF1.4AE とほぼ同じ大きさレンズである。 ディスタゴン35mmF2.8AE(1975年発売) - 6群6最短撮影距離0.4m。アタッチメントはφ55mmねじ込み日沖宗弘は「性能の割に安価人物描写意外な実力発揮する。」と高く評価している。 テッサー45mmF2.8AE(1982年発売) - 3群4最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ49mmねじ込みまたは49-55リング併用しφ55mmねじ込み早々に製造中止されたが後に人気出てMMシリーズ再生産されるまで高値呼んだ実写では焦点移動激しいので熟練要するプラナー50mmF1.4AE(1975年発売) - 6群7最短撮影距離0.45m。アタッチメントはφ55mmねじ込み現行当時最高の標準レンズ(カメラ毎日)と評価された。6角型絞り日本製初期物とMMJ重さ違い取りざたされたことで有名だ実際鏡胴構造違いよるもの鉛の含有量によるというのは信憑性が無い。 プラナー50mmF1.7AE(1979年発売) - 通常このクラス普及レンズは6構成であるが、このレンズは6群7構成贅沢な設計最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ55mmねじ込み。 S-プラナー60mmF2.8AE(1978年発売) - 4群6最短撮影距離0.24m。アタッチメントはφ67mmねじ込み内面反射抑えるためレンズ後部からマウント部にかけて非常に複雑な構造持っていた。最大撮影倍率等倍西ドイツ製。日沖宗弘は「世界最先端をゆくドイツ光学技術生んだ現代傑作一つ」と絶賛している。 マクロプラナー60mmF2.8AE - 4群6最短撮影距離0.24m(等倍)。アタッチメントはφ67mmねじ込み。S-プラナー60mmF2.8の製造日本移管されるとともに名称変更された。遠景描写極めてシャープ美しい。 プラナー85mmF1.2AE(1982年限定発売) - コンタックス発売50周年記念限定販売された。近距離補正機構備える。アタッチメントはφ77mmねじ込みプラナー85mmF1.4AE(1975年発売) - 5群6最短撮影距離1m。アタッチメントはφ67mmねじ込みコンタレックス用とはレンズ構成異なる。絞り枚数増やされている。発売当初(前期型)は西ドイツ製で、絞り形状がF5.6まで風車型をしていた。後に日本国内生産(後期型)に移管したときに絞り形状改善された。絞り開放だと甘く合焦しづらい上に、絞り値変化起因する焦点移動激しく撮影には熟練が必要とされた。 ゾナー85mmF2.8AE(1975年発売) - 4群5最短撮影距離1m。アタッチメントはφ55mmねじ込み日沖宗弘は「開放からクセがなく素直でシャープ描写。もちろん色再現良いCPが高い。」と高く評価している。 プラナー100mmF2AE(1980年発表) - 5群6最短撮影距離1m。アタッチメントはφ67mmねじ込み。 マクロプラナー100mmF2.8AE - 7群7最短撮影距離0.41m(等倍)。アタッチメントはφ67mmねじ込み。Sプラナー100mmF4の後継ベローズ仕様ではない一般的なヘリカル・マクロ・レンズ仕様で、自動絞り装備する前期型西ドイツ製で、後に日本製になった前期型後期型共に、絞り値刻印入れタイプであり、マクロプラナー60mmF2.8C MM簡略化とは異なった路線有るゾナー100mmF3.5AE(1982年発売) - 4群5最短撮影距離1m。アタッチメントはφ55mmねじ込み日沖宗弘は「開放からクセがなく素直でシャープ描写。もちろん色再現良いCPが高い。」と高く評価している。 プラナー135mmF2AE(1975年発売) - 5群5最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ72mmねじ込み日沖宗弘は「現在の最優秀レンズ一つ」と絶賛している。 ゾナー135mmF2.8AE(1975年発売) - 4群5最短撮影距離1.6m。アタッチメントはφ55mmねじ込みゾナー180mmF2.8AE(1982年発売) - 5群6近距離補正機構備え最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ72mmねじ込みコンタックスRTS初期カタログでのみ「オリンピア・ゾナー」と表記されことがあるが、この時もレンズリストでは単に「ゾナー」であり、以来ゾナー」に統一されている。日沖宗弘は「カール・ツァイス傑作一つ」「180ミリありながらみのあるまろやかさ残した描写発色良い」と高く評価している。 テレテッサー200mmF3.5AE(1975年発売1985年生産終了) - 5群6最短撮影距離1.8m。アタッチメントはφ67mmねじ込み。 テレアポテッサー300mmF2.8AE - 限定販売。7群8最短撮影距離3.5m。フィルタースライド式テレテッサー300mmF4AE(1975年発売)- 5群5最短撮影距離3.5m。アタッチメントはφ82mmねじ込みバリオゾナー40-80mmF3.5AE(1975年発売) - 9群13最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ55mmねじ込みバリオゾナー70-210mmF3.5AE - 1215最短撮影距離1.8(0.3)m。アタッチメントはφ67mmねじ込みムターI - 2xリアテレコンバーター。5群6。主レンズ焦点距離を2倍にする。開放F値2段暗くなるムターII - 2xリアテレコンバーター。超望遠用。4群7。主レンズ焦点距離を2倍にする。開放F値2段暗くなるムターIII - 1.4xのリアテレコンバーター。4群6。主レンズ焦点距離1.4倍にする。開放F値は1段暗くなる

※この「AEレンズ」の解説は、「コンタックス」の解説の一部です。
「AEレンズ」を含む「コンタックス」の記事については、「コンタックス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「AEレンズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「AEレンズ」の関連用語

AEレンズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



AEレンズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのコンタックス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS