4代目 ZVW50とは? わかりやすく解説

4代目 ZVW50(2015年 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:31 UTC 版)

トヨタ・プリウス」の記事における「4代目 ZVW50(2015年 - )」の解説

チーフエンジニアは3代目後期型初代PHV開発責任者豊島浩二デザイナー児玉修作。 4代目プリウストヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーTNGA)を採用した第1号であり、そのため乗り心地走行性能に関して先代と比にならないレベルになっている謳われている。TNGA採用により、車高先代プリウスより20mm下がり1470mmとなった。また今まで使われていたバッテリーニッケル水素電池のみであったが、新型ではSを除く全グレードリチウムイオン電池採用された。新型ではEを除く全グレード4WDE-four)の選択可能になったほか100V -1500Wのアクセサリーコンセントシエンタ同様43000円で装着できる(Aプレミアム標準装備)。また新型ではメーカーオプションカーナビ設定はなく、全て販売店オプションとなっている。2代目3代目同様3ナンバーグレード構成は低い順に「E」→「S」→「A」→「Aプレミアムとなっている。 S以上で専用サスペンション17インチアルミホイール、専用リヤバンパー装備したツーリングセレクション選べる。またS、Aのツーリングセレクションには快適温シート合成皮革装備されるAプレミアムでは本革シートシートヒーター標準装備されている。 先代異なりヘッドライト全車Bi-Beamヘッドランプで、スマートエントリー運転席助手席バックドア)が標準となったフォグランプLED化され消費電力軽減させている。 2015年9月8日現地時間)にアメリカネバダ州ラスベガス世界初披露され同年12月9日日本発売3代目同様、エンジンには2ZR-FXE型が採用されているが、改良施して最大熱効率40%を実現するとともにハイブリッドシステム全体小型・軽量化や約20%の低損失化を図ったことで、「E」はJC08モード走行燃費を40.8km/Lに、その他のグレードにおいても37.2km/Lにそれぞれ向上。併せて歴代初となるE-Four電気式4輪駆動方式)を採用した4WD車が新設定され、こちらも34.0km/Lの低燃費実現している。TNGA基づいて新たに開発されGA-Cプラットフォーム導入することで低燃費実現デザイン性両立した低重心フォルムとなり、基本性能向上されている。また、歩行者検知機能衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車追従機能レーダークルーズコントロールステアリング制御付レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム構成され衝突回避支援パッケージToyota Safety Sense P」も導入され、「E」・「S」にメーカーオプション設定、「A」以上のグレード標準装備したほか、「Bi-Beam(バイ・ビーム)」LEDヘッドランプ導入して全車標準装備した。エクステリアとしては、後部座席扉の窓が初代のような二枚張りとなり、C・Dピラー間の窓が消滅し、リアデッキ周辺の処理に関して基本的に2代目3代目同様のファストバックスタイルのハッチバックありながら同社ノッチバックセダン燃料電池車であるMIRAIやかつて同社から販売されていたハッチバッククーペ7代目セリカT230型)にも通じるセミノッチバック風の造形となったメーターは、速度等を表示する右側のグラフィックメーターと車両状態等の各種情報表示するマルチインフォメーションディスプレイ(共に4.2インチ液晶メーター)になり、「A」以上に標準装備されるヘッドアップディスプレイカラー化された。 ボディカラーフルモデルチェンジ合わせトヨタ初の技術よってにごりのない鮮やかな赤を実現させた「エモーショナルレッド(メーカーオプション)」、世界初技術により遮熱機能持たせた「サーモテクトライムグリーン(メーカーオプション)」、先進性プレミアム印象併せ持つ「スティールブロンドメタリック」の新規開発の3色を含めた9色を設定する型式搭載する電池異なりニッケル水素電池搭載する「S」系が「ZVW50」、リチウムイオン電池搭載する「E」と「A」系が「ZVW51」を名乗る。但し、「E」以外の全車用意される4輪駆動車はどちらの電池搭載していても「ZVW55」である。 4輪駆動システム 今回プリウスでは、電気式4輪駆動システムE-Four採用している。従来E-Four比べ軽量化にも成功している(従来E-Fourについてトヨタ高出力E-Four呼称している)。後輪駆動させるモーター出力は7.2馬力であり、雪道での発進時など低速域(おおむね25キロ前後まで)で稼働するまた、通常時FF2WD走行しフロントタイヤスピン検知する後輪にも駆動力配分する。尚、E-Four日本市場専用設定である。

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