3時間45分番組時代とは? わかりやすく解説

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3時間45分番組時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:22 UTC 版)

午後は○○おもいッきりテレビ」の記事における「3時間45分番組時代」の解説

1987年昭和62年3月日本テレビ内の組織改編により、ワイドショー制作専門とする「生活情報局」が設置された。それを契機に、同年5月当時編成部長だった萩原敏雄が「コーポレートアイデンティティCI)の一環として、昼の番組枠全体見直す」方針打ち出し既存番組つぶして新しワイド番組作ることが決定した上層部としては、朝番組における『ズームイン!!朝!のような存在午後時間帯にも持ちたいという意向があったとされる同年10月までの午後帯は、12時台に『お昼のワイドショー』、13時台に『ごちそうさま』『三枝成章の気まぐれ』『デザートーク』の各番組14時台に『2時のワイドショー』(読売テレビ製作)、そして15時台にワイドショー酒井広のうわさのスタジオ』と時間帯によって放送する番組変えていたが、それらを一気統合させ、正午から15時45分まで3時45分時間確保し、「それまで分断されていた思い切って一つにまとめ、何かあった際も迅速に対応する」という意味で「午後○○まるまる)」 、「おもいッきりテレビ」と名付けられた。「午後○○まるまる)」は他にも「何でも丸々詰まっている」という意味が込められていた。この編成ラジオワイド番組手本にしたと言われている。初代総合司会山本コウタロー本名山本厚太郎名義で)、アシスタント泰葉迎えた12時台は、身近な話題から事件事故芸能情報中心であった。 ただし一部ネット局クロスネット局など)の中ではテレビ朝日正午番組遅れ放送するため、この時間以降ネットしなかった局もある一方で1320分で飛び降りる局(後述)が14時から再び飛び乗る局(福井放送など)も存在していた。また、広島テレビでも『ほっとひろしま』を放送するため、13時40分その後1320分に前倒し)で飛び降り14時から再度飛び乗りおもいッきりテレビ本編ネット復帰していた。 13時台は終了まで続いたきょうは何の日」と『ごちそうさま』(元は独立番組)、その他企画コーナー行って最後に13時55分から放送されていた『NNNニューススポット』に相当するニュースコーナーとして『情報特急便』が放送されていた。13時55分からは『2時のワイドショー』(元は独立番組)が大阪読売テレビから放送されたが上記飛び降り・飛び乗りの局へ配慮するため、13時55分からの5分間日本テレビ読売テレビとのスタジオ繋いでクロストークをする様なスタイルとっていた。14時50分からは東京戻り芸能情報「うわさのうわさ」が放送された。内容リポーター梨元勝など)は『酒井広のうわさのスタジオ』から引き継いだのである一部ネット局は『3時のあなた』(フジテレビ)やテレビ朝日正午番組放送するためなどの理由でこの時間放送していなかった。 番組最後に「おもいッきりプレゼント」という視聴者プレゼントコーナー(『うわさのスタジオ』の「お楽しみプレゼントコーナー」を引き継いだもの。)があり、ハガキ応募する様になっていた。このコーナー直後エンディングで、長大エンディングロール流れていた。 また、ゴールデンウィーク夏季開催されていたプロ野球読売ジャイアンツデーゲーム主催試合北海道シリーズ開催時および年末年始特別編成時には1320分または13時55分までの放送となっていた。ただし、北海道シリーズのうち、札幌でのデーゲーム中継は2時間放送になってからも1320飛び降り継続されていたが、ナイター設備のある札幌ドーム完成後はナイター切り替わったのを受けて行われなくなった最後デーゲーム中継に伴う短縮2002年で、この時は札幌ドーム開催ながら日韓ワールドカップの関係でデーゲームになっていたためだった。 しかし、元々『お昼のワイドショー』を制作していたスタッフからは強い反発を受け、特に「VTR使わず極力生のトークで」というコンセプトがなかなかスタッフ浸透しなかった。また『ズームイン』から横滑りしてきた初代演出担当齋藤太朗は、裏番組の『笑っていいとも!』との真っ向勝負避けるべく「50代上の女性いわゆるF3層」)を主なターゲットとする」という方針打ち出したが、これも制作スタッフ年代20代30代男性中心)と異なるために「受ける企画探し当初苦戦を強いられる要因になった狙ったF3層視聴率思うよう上向かなかったため、出演者内容テコ入れするなど試行錯誤繰り返していく。1988年昭和63年3月には春風亭小朝結婚した関係もあり、泰葉降板同年4月からは2代目アシスタント高橋佳代子起用。それと前後して山本メインだった15時台の「うわさのうわさ」も、南美希子12時台にもコメンテーター一人として出演)に司会変え山本オープニングのみ挨拶だけに留まるようになった番組開始から1年後1988年10月3日から放送時間12:00 - 13:551時間55分に短縮14時台の『2時のワイドショー』はそのまま15時台の「うわさのうわさ」のコーナーは、南司会の『芸能スクランブル!!』としてそれぞれ独立番組となったスポンサーは「情報特急便」のみローカルで、他は全国共通だった。

※この「3時間45分番組時代」の解説は、「午後は○○おもいッきりテレビ」の解説の一部です。
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