情報特急便
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「午後は○○おもいッきりテレビ」の記事における「情報特急便」の解説
番組初回から放送されたニュースコーナー。一時期は終了後に13:55から5分間放送されていた『NNNニューススポット』(1987年10月 - 1993年4月2日、本番組開始当初は一時廃止されていた)と並行して放送し、廃枠後は同番組の流れを汲む形をとっていた。最新情報がない限りは11:30の『NNNニュースD』(←『NNN昼のニュース』)の内容と映像がそのまま流用された。放送開始当初は、司会の山本が麹町社屋のEスタジオ(報道専用スタジオ)に移動し、久能とともに伝えていたが、後にニュースキャスターがおもいッきりテレビのスタジオに来て伝える形となった。ただ、番組が録画放送もしくは地方からの公開生放送だったり、重大事件などの場合は報道フロアから放送された。詳しくは備考参照。 コーナー開始から2006年夏まではみのは一旦休憩のためスタジオを離れてCM明けの後半から登場していたが、同年7月頃からコーナーを通して登場し、気になったニュースについてはコメントをするようになった(現在の『ヒルナンデス』の「報道フロアからの最新ニュース」コーナーでは現在、番組アシスタントがニュースキャスターを兼務しているため、報道フロアからメインスタジオに戻る時間を確保する観点からクロストークは一切行っていない)。ただ、事件や裁判絡みのコメントでは怒りのあまり加害者などの問題主体を激しく批判・攻撃(ともすれば罵倒に近い)するため、キャスターが慌ててフォローする場面も多々あった。内容によってはその場のゲストや客も同調する事もあったが、ほとんどは閉口してしまう事が多かった。この影響もあり、番組末期はコメントも少なかった(日によっては終始黙り込む事もあった)。ただ、みのが興味・関心のあるニュース(少年犯罪・政治問題など)はコメントを行う場面がしばしば見られた。 ニュースの項目は他のニュース番組と同様、画面下に表示されているが、当コーナーは一切表示されず(報道フロアーからの放送の時は表示)、マルチ画面の表示でそれを代替していた。 取材映像はスタジオのモニターに配慮してか、ハイビジョンでも16:9から4:3にカットされサイドパネルを付けて放送された。ただし、画質はハイビジョンの高精細のままだった。しかし、2007年2月26日放送分より16:9のモニターに変更されたためハイビジョン映像になった。同年9月現在も16:9のハイビジョン映像となっているが、スタジオのモニターは再びこのコーナーのみ4:3標準画質モニターとなっていた。また4:3映像でも2月26日以前のようなサイドパネルは付けなくなった(正規のNNNニュース形式に変更していた)が、番組終了までサイドパネルに灰色の帯と「おもいッきりテレビ」の番組ロゴが付いていた。最終回のみ、ハイビジョン型のモニターとなっていた。 久能時代は、重大ニュースがあった日を除き最後のニュース(大体明るい話題が主)は関連したダジャレを言ってスタジオ中を和ませてから締めていた。 番組末期には、金曜日に週末〜来週の週間天気を伝えるようになった。 番組改編期にはニュース終了後に新番組宣伝のコーナーが設けられており、番組によっては出演者がスタジオに登場することもあった。 リニューアル後の『おもいッきりイイ!!テレビ』では「NEWSエスプレッソ」として受け継がれた。キャスターに関しては「情報特急便」の晩年期を担当していた金子茂が10月より首相官邸担当記者に異動となったため、『NNNニュースD』の後番組『NNNストレイトニュース』の平日メインキャスターである丸岡いずみが担当した。『おもいッきりDON!』では「丸岡いずみのDONDON取材中」→「丸岡キャスターのNEWSエクスプレス」として丸岡が引き続き担当。『DON!』では「NEWSエクスプレス」として岸田雪子に受け継がれ(丸岡は夕方のニュース番組開始に伴う異動)放送。現在の『ヒルナンデス!』では当番組~DON!を含む45年間続いたこの時間帯における情報・報道路線から完全バラエティ路線へと方向転換した事によりニュースコーナー自体設けられていなかったが、2012年1月より定時ニュースコーナーが復活した。ただし、進行方式としては『DON!』までのような同じスタジオでは行わず、『情報ライブ ミヤネ屋』同様、スタジオとは別の報道フロアからニュースを伝え、ニュース終了後にスタジオ出演者とのクロストークを行う形を採っている。
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