鷹の団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:41 UTC 版)
「ベルセルク (漫画)」の記事における「鷹の団」の解説
グリフィスが結成した傭兵団。当初は盗賊紛いの寄せ集め集団に過ぎなかったが、グリフィスの指揮のもと次第に傭兵団として纏まっていき、やがて「戦場の死神」の異名を取る常勝無敗の精鋭部隊となった。
※この「鷹の団」の解説は、「ベルセルク (漫画)」の解説の一部です。
「鷹の団」を含む「ベルセルク (漫画)」の記事については、「ベルセルク (漫画)」の概要を参照ください。
鷹の団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:43 UTC 版)
「ベルセルクの登場人物」の記事における「鷹の団」の解説
ジュドー 声 - 石田彰 / 梶裕貴 多才で目端が利き、鷹の団では参謀としての役割を果たしていた。非常に器用で、二刀のカトラスを使いこなす。特に投げナイフを得意とし、百発百中の腕前を誇っていた。ガッツが扱う投げナイフは彼から教わったものである。器用であるが、あらゆる物事において一番にはなれなかったというコンプレックスを持つ。そのために彼は一番になれそうな人物の下に付き、叶わぬ夢を果たそうとグリフィスに託す決意をする。 入団前は旅芸人の一団に属していた。密かにキャスカへの恋心を抱きながらもガッツに想いを寄せるキャスカの心情を察し、身を引いていた。蝕に際しては最後までキャスカを庇いながら奮闘するが、彼女への告白は果たされぬまま使徒の手に掛かって息絶えた。 ピピン 声 - 天田益男 / 藤原貴弘 鷹の団幹部の1人。鷹の団随一の巨漢。蒙古系を思わせるような容貌と髪型をしている。寡黙ながら思いやりに溢れる。モーニングスターやウォーハンマーを愛用。 かつて鉱山で働いていた過去を持ち、グリフィス救出行ではその知識を生かして一行の命を救った。「蝕」の中で、ジュドーとキャスカを庇いつつ複数の使徒の手にかかって絶命、その後背中から内臓を貪られ、伯爵の手によりガッツの目の前で死体を真っ二つにされた。 コルカス 声 - 西村朋紘 / 松本ヨシロウ 鷹の団幹部で千人長の1人。かつて10人程度の盗賊団団長だったが、ある日グリフィスに敗れ、鷹の団の傘下に入る。入団前のガッツから金を巻き上げようと襲撃したが失敗し、その腹いせにグリフィスに敗れたガッツをここぞとばかりにいたぶろうとするなど、ハイエナ根性の持ち主。結果的にガッツ入団のきっかけを作った。 ガッツのことをとにかく一方的に嫌っており、彼との相性も最悪で、何かにつけて勝手に突っかかっていた。現実主義者で夢や理想を嫌い、故に現実離れした理想を叶えてきたグリフィスを特別視しており、彼に並ぼうとするガッツを最後まで認めなかった。「蝕」では女性型の使徒の手にかかって殺される。この使徒は第1巻の第1話冒頭に登場しガッツに殺されている。 ガストン 声 - 川中子雅人 / 矢尾一樹 ガッツの部下で鷹の団切り込み隊副隊長。気さくで人情に厚く、器用で縫物などが得意。百年戦争終了後、念願だった仕立て屋を開くが、鷹の団の受難を知り復隊する。彼を含めた切り込み隊隊員はグリフィスよりもガッツを尊敬し慕っており、グリフィス救出後はガッツと共に行くことを宣言していた。 「蝕」での混乱の最中に左腕を失いながらもなんとかガッツに会い、心境を語るが使徒の手に掛かり、ガッツと会話中に頭を破裂させられ死亡。 劇場版アニメでは最後の会話の部分がカットされ、ガッツが発見した時には既に死亡していた。 リッケルト 声 - 矢島晶子 / 寿美菜子 鷹の団メンバーの1人。童顔で小柄な少年。ボウガンの名手でジュドーに劣らぬ器用さを持つ。グリフィスを尊敬し憧れており、ガッツ入団後はガッツも同様に慕う。グリフィス救出の際、負傷していたため別働隊として宿営地に残り、使徒の襲撃を受けるが、髑髏の騎士に救われ生き残る。最後まで鷹の団にいた団員の中で、別働隊として動いていたことが幸いして唯一「蝕」に遭わずに生き延びた。この際妖精の姿をしたロシーヌを目撃したことで、パックを始めとした羽精に対し若干の恐怖感を持っている。鷹の団全滅後は身を寄せた鍛冶屋ゴドーに弟子入りした。これは復讐の旅に出た際にガッツが持ち出した装備品の代償およびキャスカの介護のためでもあったが、その後、2年に渡る修業の中、練習も兼ねたとはいえ近隣の丘に鷹の団メンバー全員の墓標代わりの「剣の丘」を立てる。ガッツの左腕の大砲を仕込んだ義手や炸裂弾も彼が製作したものである。 ゴドーの死後は、その跡を継いで鍛冶屋になりエリカと共に暮らしていた。そこへ突然現れたグリフィスとの再会に喜んだのも束の間、ガッツの告白によって鷹の団の最期を知り、動揺する。 世界が幻造へと変わって以降、魔物が跋扈する中で山奥の一軒家に暮らし続ける事も不可能となり、エリカと共に難民と合流してファルコニアに辿り着き、その威容に感嘆するが、新生鷹の団の主力である戦魔兵の存在に戦慄する。生まれ変わったグリフィスと改めて対峙し、その頬を張って決別を宣言するが、これがグリフィスを崇拝するロクスの恨みを買うことになり、ラクシャスに付け狙われる。ラクシャスに背後を取られて殺される寸前でシラットとターパサに救われ、グリフィスの情報を得ようとしているシラットの誘いに応じ、ファルコニアに隠れ棲んでいたダイバと一緒にバーキラカの隠れ里を目指して旅立つ。
※この「鷹の団」の解説は、「ベルセルクの登場人物」の解説の一部です。
「鷹の団」を含む「ベルセルクの登場人物」の記事については、「ベルセルクの登場人物」の概要を参照ください。
- 鷹の団のページへのリンク