非自民・非共産連立政権成立とは? わかりやすく解説

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非自民・非共産連立政権成立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:08 UTC 版)

小沢一郎」の記事における「非自民・非共産連立政権成立」の解説

1993年平成5年6月18日野党から宮沢内閣不信任案上程され羽田・小沢派自民党議員39名が賛成16名が欠席する造反により不信任案255220可決宮澤内閣衆議院解散した嘘つき解散)。同年6月21日武村正義らが自民党を離党新党さきがけ結党)した。これが羽田・小沢派議員離党決断させる一因となり、6月23日新生党結成した小沢幹事長にあたる党代表幹事就任するが、党結成記者会見行ったとき会場に姿が見えず党首羽田)の陰に隠れて暗躍している」との批判受けた新生党代表幹事時代には番記者との懇談会ぶら下がり取材断り記者クラブ属さない国外メディア週刊誌記者含めた記者会見報道機関との接点とする。その後事実でないとする記事書いた報道機関記者会見から締め出したため、公党指導者無条件取材応じるべきとするジャーナリズムからの批判招いた7月18日第40回衆議院議員総選挙において自民党過半数割れし、新生党日本新党新党さきがけの3新党躍進した。宮澤内閣総辞職した後任自民党総裁河野洋平選出された)。小沢総選挙直後から日本新党代表の細川護煕非公式に会談した細川自民党との連立検討していたが、小沢から首相就任打診されたことで非自民・非共産勢力へと傾斜した8月9日、8党派連立細川内閣成立した細川政権下で小沢は、内閣とは別に与党意思決定機関である「連立与党代表者会議」を開き公明党書記長市川雄一とともに政権主導権握ろうとし(一一ライン)、官邸主導政治目論む内閣官房長官武村正義激しく対立した1994年平成6年)、小沢大蔵事務次官斎藤次郎中心となり、消費税廃止し7%の福祉目的税創設するという「国民福祉税」構想決定した2月3日未明細川突如、「国民福祉税」構想発表し世論激し反発受けたまた、社会さきがけ民社各党の批判合い翌日細川は「国民福祉税」構想白紙撤回するに至った内閣官房長官武村は、公然と国民福祉税構想事前に聞いていない」と発言小沢との対立はますます先鋭化した。武村小沢かの選択迫られ細川小沢軍配上げ武村外し目的とした内閣改造目論む頓挫政権主導権奪われ武村武村率いさきがけ与党内で孤立し武村細川の仲も急速に冷却する一連の動き嫌気がさした細川は、突然辞意表明した細川首相辞任受けて小沢渡辺美智雄との提携企図するが、渡辺自民党離党決断できず構想頓挫した連立与党羽田後継首班合意した。しかし、1994年平成6年4月25日首班指名直後に、新生党日本新党民社党などが社会党を除く形で統一会派改新」を結成したため、社会党反発招き社会党連立政権離脱し羽田内閣少数与党となった羽田内閣1994年度予算成立させたが、少数与党状態の解消ねらって行われた連立与党社会党との間の政策協議決裂し自民党によって内閣不信任案衆院提出された。当初羽田解散する腹で小沢同調していたが、結局は解散総選挙断念6月25日内閣総辞職し、羽田内閣在任期間64日、戦後2番目の短命政権終わった小沢羽田後継として、かつて自民党幹事長としてタッグ組んだ元首相海部俊樹を担ぐことを決めた海部当時自民党政治改革議員連盟会長で、新政策研究会(河本派)代表世話人でもあった。1994年平成6年6月29日自民党内閣総理大臣指名選挙社会党委員長村山富市投票する方針示したため、海部自民党を離党し、高志会・「自由改革連合」を結成連立与党首班候補となった。しかし決選投票261214村山敗れ小沢政治家人生において初め野党立場落ちた新生党内では小沢責任追及する声も出たが、旧連立与党糾合して新・新党結成実現するために小沢剛腕が必要とされ、大きな動きにはならなかった。

※この「非自民・非共産連立政権成立」の解説は、「小沢一郎」の解説の一部です。
「非自民・非共産連立政権成立」を含む「小沢一郎」の記事については、「小沢一郎」の概要を参照ください。

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