附*とは? わかりやすく解説

附属」などで用いる本来の字。「付」が代用体である。

ぶ【不/附】

読み方:ぶ

〈不〉⇒ふ

〈附〉⇒ふ


ふ【附】

読み方:ふ

常用漢字] [音](漢) ブ(呉) [訓]つく つける

くっつける。つく。「附会附近附随附属附録

届ける。「送附」

手渡す。「下附

任せる。「附託

[補説] 「付」と通用する

名のり]ちか・ます・より・よる

難読附子(ぶし)・附子(ぶす)


読み方:ずき,づき

  1. 刑事巡査。〔第二類 人物風俗
  2. 刑事其他私服巡査。〔第二類 人物風俗
  3. 刑事巡査
  4. かくひげの条を見よ。〔犯罪語〕
  5. 刑事巡査を云ふ。
  6. かく、ひね、即ち刑事のこと。〔一般犯罪
  7. 刑事用例ズキがまわる」(刑事にかぎつかれた)。〔掏摸
  8. 刑事気づかれること。〔掏摸
  9. かくひね、即ち刑事のこと。(例)「ずきがまわる」は刑事廻ること。

分類 掏摸犯罪犯罪


読み方:ずき,づき

  1. 犯罪発覚端緒。〔第四類 言語動作
  2. 隠れいる悪漢所在に、偵吏注意することを云ふ下等語。「-がまはる」。
  3. 嗅ぎつくことをいふ。例によつて嗅を除いて「づき」といつたのである。〔犯罪語〕
  4. 犯罪語にて嗅ぎつくことをいふ。例によつて嗅ぐを除いて「づき」といつたのである。かうづきがまわつては仕方がないなどいふ。
  5. 〔隠〕犯罪語。嗅ぎつかれること。嗅ぎ除いて「づき」といつたもの。
  6. 「づかれる」(※「ずかれる」)に同じ。
  7. かぎつけること、手が廻ること。〔一般犯罪

分類 東京下等語、犯罪犯罪


読み方:ずく,づく

  1. 人ニ知ラレタルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・広島県
  2. 感付くヅクだけを取つた略語である。〔刑事
  3. 感づく略語
  4. 警察官其他に察知せられる事で「○んづく」の略。
  5. 気附かれること。「きづく」の略。
  6. 太郎被害者気付クコト。
  7. 感づく多治見名古屋富良野江差 各種犯罪者仲間
  8. 感づく。〔一般犯罪
  9. 気づかれること。「きづく」の略。

分類 刑事各種犯罪者仲間広島県掏摸犯罪犯罪


読み方:つき

  1. 錠。或は夫婦同伴者。「くつつき」より。又は強窃盗目的達するために見張りをすることを云ふ。
  2. 戸切土蔵破り等に使用する鑿の類。或は押売りのことを云ふ。
  3. 鏡。或は金銭を云ふ。
  4. 錠、或いは夫婦同伴者。「くつつき」より、又は強窃盗目的達するために見張りをすることをいう。
  5. 戸切土蔵破り等に使用する「のみ」のこと。或いは押売のことをいう。
  6. 鏡。或いは金銭通貨)。

読み方:つき

  1. 錠ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・熊本県
  2. 錠。〔第六類 器具食物

分類 熊本県


読み方:つく

  1. 物ヲ盗取ル人ノ傍ニ付添フテ居ル人ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 強窃盗犯ノ見張番-犯罪補助行為。〔第三類 犯罪行為
  3. 盗賊見張り人をいふ。盗賊の用語。けんじ、とうみに同じ。
  4. 強窃盗目的達するために見張りすること。「つき」とも云ひ。掏摸犯の場合には「すいとり」「とりす」とも云ふ。〔東京
  5. 共犯者主犯ノ傍デ警戒シテヰルコト。
  6. すりの買手附属して補助すること。〔掏摸
  7. 強窃盗目的達するために見張りすること。「つき」ともいい、スリ犯の場合には「すいとり」「とりす」ともいう。〔関東

分類 掏摸東京、東京府、盗賊


読み方:つけ

  1. 1 芝居にて幕の開閉又は俳優動作などの相図に打つ拍子木。2 料理屋などの勘定書をいふ。

分類 芝居


読み方:つけ

  1. 書き附けの略、勘定書のこと。
  2. 勘定書又は書附の略。

分類 東京

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:ツケ(tsuke)

代金あと払い約束買物をすること

季節

分類 人事


附指定

(附* から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 01:12 UTC 版)

附指定(つけたりしてい)あるいは単に(つけたり)とは、建造物美術工芸品考古資料歴史資料等を重要文化財都道府県指定文化財等に指定する際に、文化財本体に関連する物品や資料等を本体と併せて文化財指定することである。




「附指定」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:08 UTC 版)

発音(?)

熟語

備考

附すと書いて「ふす」と読む。

など。

「附」は元々当用漢字含まれていたが、当用漢字表から削る字に挙げられたことで「付」への書き換えが進むこととなった。しかし実際に削られず、現在は常用漢字含まれているが、「付」に書き換える慣習無くならなかった。


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「 附」の例文・使い方・用例・文例

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