開発逸話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 03:39 UTC 版)
「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド (ゲーム)」の記事における「開発逸話」の解説
アーケード版では、ロケテストの段階ではエアコンプレッサーを利用したブローバック機能を搭載したガンコントローラーを使用していたが、故障が相次ぎ、予備のガンコントローラーを急遽取り寄せたり、スタッフが現地で修理を行っていた。そのため、製品版ではブローバック機能は実装を見送る形になり、同社が以前に発売、稼働していた『バーチャコップ』シリーズで採用されていたものと同じガンコントローラーを流用することになった。 ゾンビから噴き出る血は赤、緑、青、紫の4種類に設定が変更できた(工場出荷設定は赤色)。しかし、赤色では過激すぎるというクレームが相次ぎ、また、リリース同年に起きた事件の影響もあり、当時のセガの日本での直営店では緑色に統一となる。その後、セガサターン版でも日本版のみ血の色を緑から赤へ変更出来る隠しオプションが削除。Windows版でも全版で血の色が変更できたが、日本版のみ黄色、紫、青、緑といった4色で、赤色は含まれていなかった。続編の『2』でも日本版のみ血の色は緑固定でアーケード版では敵を倒した際の血反吐も日本版のみ削除されている(家庭用移植版では全て血反吐無し)。その為、日本で発売されたこのシリーズのアーケード版で赤い血が噴き出すのはこの初代のみ。一方で移植版の方は、Xbox版『III』以降の移植作品が日本版でもオプションの項目で血の色を赤に変更することが可能となっている。 全国のゲームセンターをはじめとした施設で稼動が始まった当時、研究員(『2』は一般市民)がゾンビから容赦無しに相次いで殺される表現が酷いと一部の新聞で取り上げられ、問題となった[要出典]。 本作の舞台となっているキュリアン邸は、同じワウ・エンターテイメント製作のアクションゲーム『ゾンビリベンジ』でもエピソード6 〜THE HOUSE OF THE DEAD〜(6面)の舞台として登場しており、この面のBGMもChapter 1と同じである。(前半のみだが)敵もサム、カゲオ、エビタン、ブエールが登場しており、またブラックマジシャンというMagicianを完成させたような敵(ただし説定では、このゲームの黒幕「ZED」の肉体を器として目覚めた破壊神という存在[要出典])がラストボスとして登場する。 攻略本『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド電脳指南』に掲載されている開発者インタビューによると、開発当初はゾンビではなくゴーストを撃つゲームにするという案だった(正確にはゴーストだと撃てないのでポルターガイストのように家具等が襲ってくるといった感じにするつもりだったらしい)。他にもソフィが最初のボスとして登場する案もあったが、「女を撃つのはマズイ」ということでボツになった。またChariotは鎧破壊時に破片がこちらに飛んでくるので撃ち落さなければならないという案があった。他にもボスについては当時のアーケードゲーム専門雑誌『ゲーメスト』[要文献特定詳細情報]に掲載されていた設定資料では、当初Hangedmanのデザインはかなり蝙蝠に近いデザイン(暗視スコープを装着している点は同じだが)。Hermitは最終ボスの幼虫という設定だった模様で、デザインも蜘蛛ではなく、甲虫型のモンスターといった感じのデザインだった。
※この「開発逸話」の解説は、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド (ゲーム)」の解説の一部です。
「開発逸話」を含む「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド (ゲーム)」の記事については、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド (ゲーム)」の概要を参照ください。
開発逸話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 06:50 UTC 版)
「鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー」の記事における「開発逸話」の解説
鋼鉄の咆哮の企画開発責任者である石川慎二は、開発中に栄養失調で倒れたことがある。 攻略本『鋼鉄の咆哮 〜ウォーシップコマンダー〜 ハンドブック』には石川へのインタビューが載っており、製作の動機については「血沸き肉踊る砲雷撃戦ができる海戦ゲームが作りたい。シミュレーションゲームのようなコマンド実行後はただ見ているだけではなく、自分の意思で操作し、自分の設計した艦で戦ってみたい。こんな思いから企画した…ような気がします。かなり昔のことなのでもう忘れましたが…。」と語っている。 また、「飛行機のアニメパターンはもっと滑らかだった」、「マップ作成の担当は実質一人」など開発中の苦難についても語っており、お気に入りの超兵器はムスペルヘイム、レーザー兵器のエフェクトには特に思い入れがあるとのこと。 企画段階でのタイトルは「遊撃部隊」であったが、その後「鋼鉄の咆哮」へと変更された。
※この「開発逸話」の解説は、「鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー」の解説の一部です。
「開発逸話」を含む「鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー」の記事については、「鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー」の概要を参照ください。
- 開発逸話のページへのリンク