里の秋とは? わかりやすく解説

里の秋

作者志水辰夫

収載図書きのうの空
出版社新潮社
刊行年月2001.4

収載図書きのうの空
出版社新潮社
刊行年月2003.6
シリーズ名新潮文庫


里の秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 23:23 UTC 版)

里の秋』(さとのあき)は、日本の童謡。作詞は斎藤信夫、作曲は海沼實童謡歌手川田正子が歌い、1948年昭和23年)、日本コロムビアよりSPレコードが発売された。


  1. ^ 1946年昭和21年)1月から半年にわたって社団法人日本放送協会東京放送局が放送したラジオ番組。月 - 金曜の午前と午後に放送され、多くの人がこの放送に耳を傾けていたとされる。後番組の『尋ね人の時間』と合わせて、9万9000件以上を紹介し、そのうち約1/3が再会までたどり着いた。
  2. ^ 好きな童謡1位は赤とんぼ/「母が歌ってくれた」四国新聞社2003年6月27日


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里の秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 03:14 UTC 版)

斎藤信夫」の記事における「里の秋」の解説

終戦の年の12月中旬、突然、作曲家海沼實から『スグオイデコフ カイヌマ』 (すぐ来て下さい 海沼) の電報届いた何の用事見当付かず、海沼にも戦意高揚童謡送り付けていた事も忘れている。『星月夜』を示して海沼は、1番、2番はこれでいいが3番4番作り直してもらいたい告げた。『星月夜』の3番戦地の父を励まし4番自分大きくなったら立派な兵隊になるという、まさに少国民向けの詞であったのだ。海沼は、改作した歌を12月24日NHKラジオ番組外地引揚同胞激励午后〈ごご〉』で放送し復員兵歓迎慰労の意を伝えるため、期日までに3番4番まとめて新し3番作ってほしいと説明した。 『星月夜』は戦意上の勢いまかせて作った詩である。1、2番の歌詞そのまま変えず3番を書くとは、作詩当初内容が全く正反対の詩にしろ、というに等しい。詩人にとって厳し要求であり詩作難航した苦吟すること1週間ほど、放送前夜にやっと完成斎藤後になって3番無くてもよいという意味のことを言っているが、研究者の間では新3番舞台として戦地象徴する椰子の島』 (『星月夜』の3番の歌詞) を残し、“ご無事祈ります”という詩の流れ導いて歌詞結んだ評価している。また1番の冒頭しずかなしずかな”、2番の“あかるいあかるい”に呼応して3番に“さよならさよなら”を採用戦争を含むこの時代負の部分との訣別表現として全体支配させた点を秀逸とする見解も多い。 斎藤放送当日、新『星月夜』を持参して放送局駆け付ける。海沼の案で曲名を『星月夜』から『里の秋』と改め歌詞2番にある“星の夜”を“星の空”と変更するかくして昭和20年12月24日午後1時45分、『里の秋』は当時小学5年生川田正子の声に乗って全国流れた番組終了後反響大きく川田翌日ふたたび、この歌をマイクの前で歌っている。 『里の秋』は初めての放送の後、「復員だより」という番組のテーマソング採用されたことをきっかけに、長く親しまれ愛される大ヒット曲に育った斎藤1963年 (昭和38年) 、主宰する同人誌三輪車」で前年暮れまでに放送回数1万回を突破した報告したのである

※この「里の秋」の解説は、「斎藤信夫」の解説の一部です。
「里の秋」を含む「斎藤信夫」の記事については、「斎藤信夫」の概要を参照ください。

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