斎藤信夫
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斎藤信夫(さいとう のぶお)は、1911年(明治44年)3月3日千葉県の南郷村(後:成東町、現:山武市)五木田に生まれ、小学校の教諭をしながら童謡の創作を続けた童謡作詞家である。終戦を境に神州不滅の皇国史観教育をしてきた自分を反省し、教職を辞めてしまうという気骨を持った人物であったが、童謡を通じ子供や動物を見る目は暖かかった。終戦直後に発表された童謡「里の秋」を作詞したことで知られ、生涯の詩作は1万余篇におよぶ。勲五等双光旭日章を受勲。
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- ^ “アーティスト情報「川田正子」”. 日本コロムビア. 2015年10月28日閲覧。
- ^ “『みっちゃん たっち;ちょちちょちあばば;にこにこえくぼ;いい先生 』”. 東京: コロムビア. 2015年10月29日閲覧。国立国会図書館、請求記号:YMAS-AJ-2-2;原本代替記号:Cas-560;発売番号:C-53
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- ^ “童謡の小径配置図”. たつの市. 2015年10月27日閲覧。
- ^ a b “千葉県いすみ市岬町岩熊635 童謡の里にある 蛙の笛 歌碑”. 2015年10月27日閲覧。
- ^ a b 鹿島岳水 『童謡・唱歌・叙情歌名曲碑50選』――都道府県別歌碑302基ガイド、文芸社、2005年、41頁。ISBN 978-4-2860-0215-6。
- ^ 市川健夫、吉本隆行 『信州ふるさとの歌大集成――胸にしみる懐かしい調べ歌い継がれる信州のこころ…』一草舎、2008年、273頁。ISBN 978-4902842401。
- ^ 海沼美智子は童謡歌手で児童合唱団音羽ゆりかご会を率いた川田美智子の本名。父は斎藤と組んだ作曲家の海沼實。
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