記録に残る活動歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 20:17 UTC 版)
「フランク・ゴッチ」の記事における「記録に残る活動歴」の解説
1901年アラスカ及びカナダに遠征(時期不詳)。この際「フランク・ケネディ」のリングネームを用いたこの時期、「クロンダイクのチャンピオン」の称号と、3万5千ドルの巨額ギャラを手に入れている。この当時試合は賭けの対象となっており、提示されていた条件は一試合平均2千5百ドル余りであったという。 9月25日にはドワソンシティでオーストラリアからやってきたという フランク「パディ」スラビンなるボクサーとグローブ着用のルールで異種格闘技戦を行う。片目が腫れておびただしい流血の末、場外に投げ捨てて惨めな反則負けとなる。 1903年1月、シアトル遠征。 2月、アメリカ東部エリアに遠征。 2月16日、ポール・ポンズ(ヨーロッパ・トーナメント優勝者)に勝利。 2月22日、アイオワに戻り、すぐにアメリカのヘビー級チャンピオンであるトム・ジェンキンスに挑戦し敗戦。 1904年1月28日、トム・ジェンキンスに勝利しジェンキンスの保持していたアメリカン・ヘビー級王座を獲得。この試合は「アングロサクソン民族における最強決定戦」と宣伝された。 10月、アメリカ、カナダの広範囲に渡るサーキットを開始(同年12月まで)。 1905年2月2日、トム・ジェンキンスと再戦、アメリカン・ヘビー級王座防衛。 3月15日、ニューヨークの旧MSGでトム・ジェンキンスと再戦、アメリカン・ヘビー級王座より転落。 5月19日、トム・ジェンキンスと再戦、アメリカン・ヘビー級王座奪回ならず。 1906年5月23日、カンサスでトム・ジェンキンスと再戦、アメリカン・ヘビー級王座を奪回。 12月1日、フレッド・ビールに敗戦、アメリカン・ヘビー級王座を奪われる。この試合はゴッチがリングより転落、頭部を強打。そのためリングに戻った所を簡単にフォールされたための敗戦。この王座移動はアメリカンプロレス史上最大の番狂わせと言われる。 12月17日、フレッド・ビールと再戦、アメリカン・ヘビー級王座を奪回。ゴッチは世界ヘビー級レスリング王座、無敗のエストニア人ジョージハッケンシュミットに目を向け始める。「ロシアのライオン」と呼ばれた対戦相手は、1905年にニューヨークでジェンキンスを破り、誰もが認める王座を獲得していた。しかし、ジェンキンスを倒してハッケンシュミットはゴッチの挑戦声明を無視し、イギリスに帰国した。 1907年2月、アメリカ東部遠征、トーナメント形式の興行。 1908年4月3日、シカゴ・デクスター・パーク・パビリオンで午前十時三十分、統一世界ヘビー級王座(ヨーロッパ版)保持者ジョージ・ハッケンシュミットと対戦。2時間3分にも及ぶ熱戦の末ゴッチ勝利。これにより統一世界ヘビー級王座とアメリカン・ヘビー級王座が統一される。 1909年4月14日、ブルガリア王者ユーソフ・マーモントに勝利。世界ヘビー級王座防衛。 6月14日、トム・ジェンキンスに勝利。 1910年6月1日、スタニスラウス・ズビスコに勝利、ズビスコのプロレス歴初の敗戦と言われる。 10月25日、キッド・カトラーとヘンリー・オードマン戦をレフェリング。試合はオードマンが勝利したため、ゴッチは自分の保有する王座をオードマンに譲渡し引退表明。 1911年1月16日、フレッド・イーアラー戦にて復帰。 2月、アメリカ東部を中心としたサーキット 3月、カナダを含む、アメリカ大陸横断サーキット。 9月4日、ジョージ・ハッケンシュミットと3年ぶりに再戦し勝利。世界ヘビー級王座防衛。 10月、アメリカ西部をサーキット。 12月27日、アレックス・モンロー(ブリティッシュ王者)を下す。再度、引退表明。 1912年2月3日、マービン・プリスティーナ戦に勝利、引退撤回。 11月7日、3度目の引退表明。 1913年1月、ジェス・ウェスティガードのアメリカン・ヘビー級王座防衛戦をレフェリング。 2月、チャールズ・カトラー戦に勝利、3度目の引退撤回。 4月1日、カンザスでジョージ・ルーリッチに勝利、4度目の引退表明。統一世界ヘビー級王座を保持しながらの引退表明であった。 1914年1月29日、「ニューヨーク・タイムズ」紙のインタビューに答え、統一世界ヘビー級王座の返上と引退を改めて表明。 1915年6月、故郷アイオワ州にて現役復帰。ヘンリー・オールドマンに勝利。 1916年7月18日、セルズ=フロート・サーカスでのエキシビションマッチ中に足首を骨折。 1917年5月1日、リオ・パーデロに勝利、ゴッチ現役最後の試合。
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