西暦1700年以降の主な人的被害
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「火山の一覧 (日本)」の記事における「西暦1700年以降の主な人的被害」の解説
所在地の列は都道府県順ソート。 火山の列は50音順ソート。 日本に於ける西暦1700年以降に発生した火山災害死者数と主原因年月日所在地火山死者数主死因原因備考1721年 (享保6年) 6月22日 10/群馬・長野県境 あさま/浅間山 000015/15名 噴石 1741年 (寛保元年) 8月29日 01/北海道 おしまおおしま/渡島大島 001467/1467名 岩屑なだれによる津波 詳細は「寛保津波」を参照 1764年 (明和元年) 7月 01/北海道 えさん/恵山 多数 噴気 1779年 (安永8年) 11月8日 46-桜島/鹿児島県 さくらじま/桜島 000150/150余名 噴石 詳細は「安永大噴火」を参照 1781年 (天明元年) 4月11日 46-桜島/鹿児島県 さくらじま/桜島 000008/8名 海底噴火による津波 行方不明7名 1783年 (天明3年) 8月5日 10/群馬・長野県境 あさま/浅間山 001151/1151名 火砕流、ラハール、吾妻川・利根川の洪水 詳細は「天明大噴火」を参照 1785年 (天明5年) 4月18日 13/伊豆諸島 あおがしま/青ヶ島 000140/130~140名 降下火砕物 当時327人の居住者のうち130~140名が死亡と推定され、残りは八丈島に避難 1792年 (寛政4年) 5月21日 42/長崎県 うんぜんだけ/雲仙岳 015000/約15000名 地震及び眉山の山体崩壊による岩屑なだれ及び津波 詳細は「島原大変肥後迷惑」を参照 1822年 (文政5年) 3月23日 01/北海道 うすざん/有珠山 000103/103名 火砕流(Block and ash flow) 1841年 (天保12年) 5月23日 46/鹿児島県 くちのえらぶじま/口永良部島 多数 降下火砕物による村落焼亡 1856年 (安政3年) 9月25日 01/北海道 ほっかいどうこまがたけ/北海道駒ヶ岳 000027/19~27名 噴石、火砕流 1888年 (明治21年) 7月15日 07/福島県 はんだいさん/磐梯山 000461/461名(477名とも) 岩屑なだれによる村落埋没 詳細は「1888年の磐梯山噴火」を参照 1900年 (明治33年) 7月17日 07/福島県 あだたらやま/安達太良山 000072/72名 火口の硫黄採掘所全壊 1902年 (明治35年) 8月上旬(7日~9日頃) 13/伊豆諸島 いずとりしま/伊豆鳥島 000125/125名 水蒸気噴火及びマール形成 島民125人全員死亡。 1914年 (大正3年) 1月12日 46-桜島/鹿児島県 さくらじま/桜島 000059/58~59名 降下火砕物・火砕流・地震 詳細は「大正大噴火」を参照 1926年 (大正15年) 5月24日 01/北海道 とかちだけ/十勝岳 000144/144名(不明を含む) 融雪型火山泥流(ラハール) 詳細は「1926年の十勝岳噴火」を参照 1940年 (昭和15年) 7月12日 13/伊豆諸島 みやけじま/三宅島 000011/11名 火山弾など 1952年 (昭和27年) 9月24日 13/伊豆諸島 へよねえす/ベヨネース列岩 000031/31名 海底噴火(明神礁)。海上保安庁観測船「第5海洋丸」が遭難し搭乗者全員殉職。 1958年 (昭和33年) 6月24日 43/熊本県 あそさん/阿蘇山 000012/12名 噴石 1991年 (平成3年) 6月3日 42/長崎県 うんぜんふげんだけ/雲仙普賢岳 000043/43名(不明を含む) 火砕流(Block and ash flow) 警戒区域内の報道陣と消防団員、警察官、火山学者らが被災。詳細は雲仙岳#1991年6月3日の火砕流参照。 2014年 (平成26年) 9月27日 20/長野・岐阜県境 おんたけさん/御嶽山 63名(不明を含む) 噴石 紅葉シーズン+休日+晴天+昼食時+一般客の登山という悪条件での爆発。詳細は2014年の御嶽山噴火参照。
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