航路の変遷とは? わかりやすく解説

航路の変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 10:26 UTC 版)

宇和島港」の記事における「航路の変遷」の解説

宇和島港をとりまく地域リアス式海岸続き半島離島多く道路鉄道の整備遅れたこともあって、浦々を結ぶ旅客船航路地域住民交通手段として、なくてはならないものであったこのため古くから宇和島港南予地域の各港・浦とを結ぶ航路開設されていた。 宇和島から阪神九州各地を結ぶ航路明治以前から開設されていたが、個人経営船問屋回漕業者よるものが主であった1884年明治17年5月60余り船主集まり大阪商船設立したが、運賃荷扱い等に地元の不満がくすぶり、およそ半年後の1884年明治17年12月には地元経済人有志により宇和島運輸会社設立された。1885年明治18年5月には第1船「第1宇和島丸」が就航し両社誘客(誘貨)を競った時期もあったが、1906年明治39年)に協定締結した当時瀬戸内海の各港へ寄航しつつの航海であり、宇和島港から大阪港まで3日、1往復8日要した。それでも帆船による頃と比べると、所要時間短縮画期的といえるものであった明治半ば頃、宇和島周辺の町物資集散地となっており、各地から船舶利用して宇和島商品作物等を送り帰り荷に日用品等を積むというパターンであった。これらは自己所有小型船舶によっており、不便をかこっていた。やがて南宇和郡一帯で、宇和島と結ぶ沿岸航路開設気運高まり日清戦争後御荘平城有志によって船会社設立され御荘丸が投入され、後に第二船も投入されるなど、大い利用された。 その後明治40年代に入ると、同様に宇和島近辺でも沿岸航路が必要との認識高まり宇和島運輸により宇和島吉田航路運航開始された。これに続き、また海運業隆盛背景新造船や中古船舶の買取りによる船会社設立がみられ、八幡浜-遊子-下灘運航や、御荘、奥南(吉田町)、俵津、狩江、高山(以上明浜町)、三浦の各において運航始まっている。 1933年昭和8年)には盛運社(後の盛運汽船)が設立され尾道下灘・北灘・蒋淵(こもぶち)・下波(したば)・玉津内海などの航路開かれた。 ただ、当時船会社乱立気味であり、日本対外戦争による経済混乱戦時下統制船舶徴用経て終戦迎えた日本戦争大半船舶失ったが、当地域においても同様であったその後経済復興発展により船会社再起を果たすことが出来た。 ただ、その後海上交通依存していた当地域においても陸上交通網が次第整備進み離島や一半島地域除いて沿岸航路活躍の場狭められることとなった期待され九州とのカーフェリー航路についても、八幡浜港等の港間の競争激しく、現在では宇和島港九州とを結ぶ定期航路残存していない。また、南予レクリエーション都市開発によるレジャー関係船舶基地となることも期待されたが、石油危機等の経済荒波受けて計画中途半端なものに終わり期待されレジャー需要誘発されていない

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航路の変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 13:13 UTC 版)

四国中央フェリーボート」の記事における「航路の変遷」の解説

1970年昭和45年3月8日1975年昭和50年10月3日 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター1975年昭和50年10月4日1988年昭和63年4月7日 新居浜港本港)- 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター川之江港新居浜港本港)→ 神戸港東神戸フェリーセンター) ※下り第1便は川之江新居浜間は上り第2便も兼ねており、新居浜出航後はそのまま神戸向かっていた。 1988年昭和63年4月8日1988年昭和63年11月27日 新居浜港新居浜東港)- 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター1988年昭和63年11月28日1994年平成6年9月30日 新居浜港新居浜東港)- 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター)- 大阪港大阪南港) ※神戸始発終着の便、もしくは神戸寄港しない便もあり。 1994年平成6年10月1日1995年平成7年1月17日 新居浜港新居浜東港)- 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター1995年平成7年1月24日1995年平成7年3月19日 新居浜港新居浜東港)- 川之江港 - 大阪港大阪南港)※阪神・淡路大震災による代替措置1995年平成7年3月20日1998年平成10年4月5日 新居浜港新居浜東港)- 川之江港 - 神戸港東神戸フェリーセンター

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