義武不動産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:33 UTC 版)
昭和19年創業。三代目社長・義武武義(よしたけ たけよし)の代で急成長を遂げた新興企業。国内のみならず、海外不動産事業にも注力する。企業序列第22位。拳願仕合通算成績166勝71敗。 義武 啓郎(よしたけ よしろう) 声 - 山本兼平 義武不動産の社長。39歳。福耳とオネエ口調が特徴的な男。内股や立てた小指などオカマ的な仕草が目立つが、「玉無し」扱いされると怒る。気が立つと内股の角度が深くなるらしい。 乃木とは犬猿の仲。派閥に属することなく若くして拳願会でも上位の地位を得ていることから非常に有能で、クーデターを画策した速水に対し震えながらも啖呵を着るなどなど気骨もあるが、乃木からは若造と侮られている。 新幕の内ビルディング新設施工権に絡む100億の利権を賭け、理人を擁して自信満々に乃木グループとの拳願仕合に臨むが、王馬の予想以上の実力の前に敗北。腹いせに理人をクビにするものの、それ以来業績は右肩下がりとなる。 拳願絶命トーナメントの際には呉一族に出場要請を打診したものの、同じく出場を打診してきたアンダーマウント社の方が金払いがよかったため断られてしまい、代わりに千葉を闘技者として招き入れる。他の企業からの攻撃に備え予選敗退した闘技者をボディーガードとして一時的に雇い襲撃者を撃退したが、結局は乃木の掌で踊らされていた。その後2回戦では腹いせのように雷庵の勝利に大金を賭けたが、勝負に負けて大損してしまう。 山下と絡む機会が多く、トーナメントの仕合順を決める時には、あまりにも無知な彼を憐れみ拳願会の事情について説明した。山下のことは割と気に入っているようで、彼が乃木出版を退職する際の迎えにも自ら出向いた。 『キン肉マン』の大ファンでもあり、好きなキャラはジェロニモ。 モデルは原作者の地元の友人。 千葉 貴之(ちば たかゆき) 声 - 星野貴紀 義武不動産闘技者。 通称『顔のない男(グレートアクター)』。37歳。 全くの他人に成りきり犯罪に手を染める裏専門の「役者」の中でも荒事専門の武闘派。一度見た人間の動きを100%トレースできる能力を持ち、表の世界で有名なガオランや大久保、その他大勢の(故人も含む)格闘家の動きをトレースしてみせた。巧妙な嘘とハッタリで相手を「躊躇」させる話術も得意とする。また、過去には棋士に「成った」こともあるらしく、将棋の腕は金田以上かもしれないという。 拳願絶命トーナメントでは初見と対戦。ブラフを駆使して精神的に初見より優位に立ち、初撃を加えたものの、「過信」と「判断ミス」から合気道の達人である初見に合気道の技で挑むという悪手を取り、技をかけ返されてわずか26秒で敗北する。仕合後はすぐに復帰し、クーデター時には鎮圧を行った。 『ケンガンオメガ』でも現役で闘技者をしている。5連勝がかかった仕合で同じくレジェンドである鬼王山と戦い、中国拳法主体の立ち回りを試みたが、上手投げで地面に叩きつけられ敗北。 モデルは千葉真一と真田広之。主な技術 演の極み「写し」 一度見た人間の動きと技を100%トレースする技術。必要な技術のみを再編し、つなぎ合わせることも可能。 ただし、動きをトレースできてもパワーは千葉のものであるため、理人の「レイザーズ・エッジ」や呉一族の「外し」といった「身体能力に依存する技」はトレースできず、さらに1動作(連携)につきコピーするのに2時間かかるなどの弱点もある。そのため、トーナメント1回戦時点で千葉が使用できるのは48名分の技にとどまっている。 理人、イワン・カラエフ 元・義武不動産闘技者。詳細は「#SH(すごく冷えてる)冷凍」を参照
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