米中合作プロパガンダとは? わかりやすく解説

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米中合作プロパガンダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 20:12 UTC 版)

南京事件論争」の記事における「米中合作プロパガンダ」の解説

有馬哲夫は、終戦後GHQCIE民間情報教育局)がウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムによって新聞連載太平洋戰爭史』やラジオ眞相はかうだ』などで南京暴行事件報道し日本人に「認罪」に導こうとしたとし、また現在[いつ?]の中華人民共和国が「南京大屠殺」を反日プロパガンダとして使う際には戦闘員戦死便衣兵処刑民間人虐殺故意混同していると主張している。古くは、旅順虐殺事件イエロー・ジャーナリズムの例もある。秦郁彦や一之瀬俊也旅順事件南京事件比較している。 戦後GHQ宣伝政策連合国軍占領下の日本#文化・思想」、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」、「プレスコード」、および「民間検閲支隊」を参照 終戦後連合国軍占領下の日本でのアメリカ合衆国宣伝プロパガンダであり、行き過ぎとも言われることがある民間情報教育局のケン・ダイクは『太平洋戰爭史』とラジオ眞相はかうだ』のメディアキャンペーンを行った1945年12月8日からGHQ宣伝政策全国新聞各紙連載された『太平洋戰爭史』では 2万人の市民子供殺戮された。4週間わたって南京は血の街と化し切り刻まれ肉片散乱していた。婦人所かまわず暴行を受け、抵抗した女性銃剣殺された — 朝日新聞1945年12月8日報道された。また『太平洋戰爭史』をドラマ仕立てにしたNHKラジオ眞相はかうだ』が同年12月9日から放送されそのなかで南京暴行」として、 上海中国軍から手痛い抵抗を蒙った日本軍は、その1週間後その恨み一時に破裂させ、怒涛の如く南京市内に殺到したであります。この南京大虐殺こそ、近代史稀に見る凄惨なもので、実に婦女子2万名 が惨殺されたのであります南京城内の街路は数週間にわたり惨死者の流した血に彩られ、またバラバラ散乱した死体で街全体覆われたのでありますこの間血に狂った日本兵士らは非戦闘員を捕え、手当り次第殺戮掠奪逞しくし、また語ることも憚る暴行を敢て致しました。(略)集団的な掠奪テロ行為暴行人道上許すべからざる行為は、市内至るところ行われました。(略)これは明らかに日本軍将校煽動して起こしたものであり、彼等中には自ら街頭出て商店掠奪指揮したものもあったと言われています。日本軍捕虜となった支那兵を集め、これを四、五十人づつロープ縛り、束にして惨殺したのもまた日本軍将校命令であったのです。日本軍兵士街頭家庭夫人陵辱し、暴行拒んだものは銃剣突き殺し老いたるは六十才の夫人から若き十一才の少女まで見逃しませんでした。そして中国赤十字社衛生班が街路上の死体片付け出動するや、わが将兵は、かれらの有する木製棺桶奪いそれを「勝利」の炬火のために使用いたしました赤十字作業夫の多数惨殺され、その死体今までかれらが片付けていた死体の山に投げ上げられました。(略)(日本政府御用機関たる東京放送局次の如きデタラメ虚報世界向かって送ったものです。『南京においてかく多数惨殺し、また財産掠奪した●●の徒はこれを捕縛した厳罰処されました。かれらは蔣介石軍にいて平素から不満を抱いていた兵士仕業であることが判明いたしました』と。(略) 南京暴行、これこそ中国をして最後まで日本抵抗決意せしめた最初動機となったものであります — 「南京暴行連合軍総司令部民間情報教育局編『眞相はかうだ聯合プレス社,昭和21年、pp.30-p33 と放送した有馬哲夫はこのラジオ番組眞相はかうだ』は、GHQ民間情報教育局製作したにもかかわらずそのこと隠しNHK製作であるかのように思いこませたという点でブラック・プロパガンダであるとした。

※この「米中合作プロパガンダ」の解説は、「南京事件論争」の解説の一部です。
「米中合作プロパガンダ」を含む「南京事件論争」の記事については、「南京事件論争」の概要を参照ください。

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