第1部の生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:53 UTC 版)
「ここは今から倫理です。」の記事における「第1部の生徒」の解説
逢沢 いち子(あいざわ いちこ) 第1話の中心人物。以後、第18話までたびたび物語にからんでくる。 不良めいた装いの女子生徒。校内だろうと構わず性行為におよぶ、課題を提出しないなど、問題児として有名な女生徒である。2年生の時に男子生徒との性行為を高柳に咎められ、以来彼が気になっていた。高柳から教養を身につけることを勧められ、試しにボールペン字のテキストを進めたのをきっかけに勉強に関心を持ち始めた。倫理を受け始めてからは一層高柳に惹かれ、彼に見合う教養を身に着けようと努力している。 酒井 美由紀(さかい みゆき) 声 - 河瀬茉希(スペシャル映像) 第2話の中心人物。 学年最上位の成績を残す女子生徒。倫理の授業内容を知らず、好奇心から倫理を選択した。最初の授業で高柳の冷たい言葉を「偉ぶっている」と受け取り、彼を快く思わなかった。中学生時に図書室の蔵書を全て読み終え、本を読めば何でも理解できると悟った。それ故、身をもって経験することを軽視している節がある。知識が大抵の人間より豊富なせいで、同級生、さらに教師や親ですら、無知だと見下している。 八木 まりあ(やぎ まりあ) 声 - 西川舞(スペシャル映像) 第2話で酒井美由紀と関わってくる人物。 うさぎのヘアピンと八重歯が特徴的な女子生徒。学級の友人と共に体育を選択したが、まりあだけは抽選から漏れてしまった。美由紀とは同級生だが、倫理で一緒になったのをきっかけに彼女と関わり始める。恋愛経験が豊富な美由紀を「ししょー」と呼ぶ。大学生の彼氏ができて喜んでいたが、彼氏とその友人から輪姦され、学校の屋上で自殺未遂を起こす。 谷口 恭一(たにぐち きょういち) 第3話の中心人物。 丸眼鏡が特徴的な、いわゆる地味な容姿の男子生徒。逢沢とは同級生。小中学生時にいじめを受けた経験から、いじめられっ子を救える「いい先生」になろうと志す。逢沢が男子生徒に強姦されかけているのを高柳に通報し、間接的に彼女を救う。趣味はプラモデル。 本田 奈津子(ほんだ なつこ) 第4話の中心人物。 3年2組に所属する女子生徒。ボリュームのあるショートヘアが特徴。休憩時間ごとに鞄の中を覗き込んでおり、それをからかった同級生に怪我を負わせてしまう。大人しい生徒と思われていた故に、事件は教員内で大きく取り上げられる。 間 幸喜(はざま こうき) 第5話の中心人物。 不良っぽい見た目の男子生徒。倫理の授業中はいつも居眠りしている。それを高柳に指摘され、落ち着いてから話がしたいと、彼から電話番号を渡される。母子家庭で母親は深夜まで帰ってこず、退屈しのぎに夜遊びに出かけていたために生活リズムが狂い、学校ではいつも睡魔に襲われている。 深川 時代(ふかがわ ときよ) 第6話の中心人物。 クールビューティーといった印象の女子生徒。サディストを自称している。教師を泣かせる遊戯にはまっており、1年生時に高柳にセクハラの罪を着せようとした。結果、高柳が表情を全く変えず、欲求を満たせなかったことを根に持っている。美人でモデルをしている姉がおり、幼少時から姉に対しコンプレックスを抱いていた。物理教師の松田を陥れようとするが、高柳に制止される。 都幾川 幸人(ときがわ ゆきと) 第7話の中心人物。 頬にそばかすの目立つ男子生徒。額に一文字の傷跡があり、それを隠すために前髪を伸ばしている。他人の大声に敏感で、特に声の大きい梅沢教諭を嫌っている。対して丁寧な声の高柳を気に入っている。母子家庭で育ち、母親が精神病から暴力を振るっていたために愛着障害を持っており、人との会話や距離感が上手く掴めていない。 山野 亮太(やまの りょうた) 第8話の中心人物。 普通を自称する男子生徒。間や近藤とつるんでおり、問題児的な立ち位置にいる2人を特別視している。それとは逆に、境遇や能力に特徴がなく、普通な自身に悩んでいる。 安村 麻友(やすむら まゆ) 第9話の中心人物。 地味な容姿の女子生徒。「+゜まゆ*。」というユーザーネームでSNSをしており、胸の谷間や脚を露出した写真で人気を得ている。SNS中毒気味で、所構わずスマートフォンの画面にかじりついている。 近藤 陸(こんどう りく) 第10・11話の中心人物。 問題児と称される男子生徒。兄が「ヤクザっぽいこと」をしており、間と山野からは一目置かれている。ある日、兄の頼みで薬物と現金の交換を手伝い、それ以来兄の行動を手伝うようになり、学校を休むようになる。 曽我 涼馬(そが りょうま) 第12話の中心人物。 成績優秀だが、学校内で一切口をきかない変わり者。 田村 創(たむら はじめ) 第13話の中心人物。 母親に従って受験勉強に励んでいるが、嫌気がさしている。 南 香緒里(みなみ かおり) 第14話の中心人物。 3年4組に所属する女子生徒。交友関係は深く狭くがいいと考えている。群れるのが苦手で、クラスの結束しようとする雰囲気の強さに内心でなじめず、距離を置いている。 高崎 由梨(たかさき ゆり) 第15・16話の中心人物。 リストカットを繰り返している。倫理の授業中にもリストカットを試み、それを見て制止しようとした都幾川を巻き込んで騒動になる。
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