笠松家とは? わかりやすく解説

笠松家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:32 UTC 版)

北の国から」の記事における「笠松家」の解説

笠松 正吉(かさまつ しょうきち) 演 - 中澤佳仁(第2話 - 第12話第14話 - 第16話1971年11月生まれ。父の貞夫1974年札幌出たまま出奔(ママ)し翌年離婚している。純の同級生で、無二の親友何度確執はあったが、かけがえのない存在太と同様に純と実の兄妹のように思う。幼少期ひょうきん者でおちゃらけていたが、成人後寡黙かつ真面目で誠実な青年成長する。母・みどりが旭川水商売をしていて普段不在のため、祖父次と一緒に暮らしていた。次の死後はみどりと一緒に富良野離れるが、「'83冬」で家出。みどりが借金から逃れるために奔走している間、黒板家に居候するようになる黒板家で迎えた正月に純とには沢山の年賀状届いたのに正吉宛は一通もなかったことを気遣い正吉宛の年賀状送ったことに感謝し、それがきっかけ思いを寄せる。純と共に五郎迎え行ったときに火の不始末原因丸太小屋全焼させてしまい、事情聴取の際純は何も話さなかったため一人罪を被ることとなってしまう。その後旭川室蘭札幌道内転々とし、中学卒業と同時札幌市内塗装会社就職し工務店経て陸上自衛隊就職する。「'84夏」で黒板家を去ったあとはしばらく登場しなかったが、「巣立ち」で自衛官となって再登場富良野線車内勇次訪ねた帰り再会する子供たち巣立ち孤独に暮らす五郎訪ねて自分息子だと思ってますから」と伝え、母の負債丸太小屋弁済のため五郎2万円を渡した自衛隊退官後は富良野土木業者に勤め、「秘密」で除雪仕事に就き、純と共同アパート借りて暮らすようになる富良野戻りながらも五郎とは疎遠な純にかわり足繁く五郎訪ね就職後富良野から離れて暮らす案ずる。「秘密」ではシンディ(加藤真由美)という彼女と付き合っていた。「時代」黒木の子を身ごもり札幌暮らしていることを太か聞き知りとの結婚勧められる訪ねてプロポーズする申し出拒否される。みどりに相談行った際に「百万本のバラ」の歌になぞらえて花を贈ることを勧められ周囲嘲笑されつつも自分なりの形で実行して説得。純への報告際し仕事旭川訪れた際に黒木別れたと「できて子供孕ませた」と嘘をつき、純から殴られ罵倒される相手だとは知らなかったみどりからも殴られ罵倒されるが、三人五郎への報告行い涙ながらに歓迎された。兄のように慕う太の変貌ぶりに純と同様に心を痛めていたが太の死後、その遺志沿った形で挙式挙げる太の牧場継ぎ名目上トップとしてと共に尽力する業績悪化噂され経営行き詰まり古参社員にも見捨てられ債権者である農協差し押さえ遭いと共に失意のうちに富良野追われる。「遺言」では快に迷惑をかけまい純にさえ居所告げず出稼ぎ出ていた。純とは違い真面目に借金返済続けた人里離れた岐阜現場で働いた後、栃木現場に移る際に住所知らせたことでは快を連れて正吉と暮らすことを選ぶ。 「遺言」では過去シーンと、、快と共に写っている写真、声のみの出演となった笠松 次(かさまつ きねじ) 演 - 大友柳太朗第5話・第8話第10話 - 第12話第15話第16話正吉祖父かつては「仏の次」と呼ばれるほど温厚な人柄だったが、妻の死後偏屈になっていった。 よく嘘を吐いていることから近所からは「へなまずるい」と後ろ指指されている(五郎にも「五郎父親に金を貸し、そのカタに、今、五郎達が住んでいる辺り土地譲り受けた」などと言っていた)。古い考え持ち主でもあり、周囲からの評判すこぶる悪い(そのこと気まずくなる正吉の姿もよく描かれた)。麓郷でも少なくなった馬を飼っていることも「お金の無駄」と悪口言われていたが、純と雪子吹雪遭難しかけたときには救出一役買った経済的に苦しくなり、馬を手放しその夜五郎の元を訪ねたのちに酔ったまま自転車運転していたためから転落し死亡した通夜でも家族から悪口言われていたが、清吉だけは彼のかつての苦労知っており、彼の悪口を言う者を涙ながらに非難した。 孫の正吉には実の親以上に愛情注いでおり、可愛がっていたキツネ次の仕掛けた罠にかかってしまった事件の際には素直に謝罪し事あるごとに五郎気にかけるなど、根は決し悪くはない(陰で正吉には「あいつ(五郎)はいい奴だ」と言っていたことを、死後正吉純に語っている)。 83冬ではラストシーン馬車引いて登場した笠松 みどり(かさまつ みどり) 演 - 林美智子第8話 - 第10話・第16話五郎幼馴染み正吉の母。水商売生計立てている。他に兄二人二人がおり、夫とは離婚している。 金にだらしなく、「'83 冬」では博打作った借金保証人五郎かぶせて逃亡五郎はそのせいで家を失いかけるハメになるが、一貫してみどりのことはかばい続けた。しかし中畑からは「二度と顔を見せるな」と追い返される。「'84夏」でも登場。 「'98 時代」では札幌自分の店を持っており、への求婚に悩む正吉前述のように焚きつけるだらしない生活を続けているが、五郎への恩義には感じ入っており、妊娠させたものと思ったため、正吉結婚に際して五郎と純へひたすら詫び続けた

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