海パン刑事
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たけしが海パン姿で演じる刑事ドラマコント。ダンカン演じる「パンスト刑事」などの登場人物もあった。同時期にたけしが病気で収録をドタキャンした際、当時マネージャーだった八木茂(オフィス北野専務取締役)が、パンツ一丁にネクタイ・ジャケット姿で「海パンマネージャー」と称して登場し、状況報告をしたこともあった。なお、この番組のファンだった漫画家の秋本治が漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で、この企画をモチーフにして「海パン刑事・汚野たけし」なる人物が登場している(秋本とたけしには交流があり、このキャラクターもたけし公認である)。コント後半では、刑事ではなく、ただ「海パン」と呼ばれ、怪盗や奉行、人造人間などになっていた。この時期には青い帽子もトレードマークになっている。「海パンレンジャー」と名乗って、ダンカンとラッシャー板前の3人で登場した回もある。
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海パン刑事(かいパンデカ)
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「特殊刑事課」の記事における「海パン刑事(かいパンデカ)」の解説
本名:汚野 武(きたの たけし) テレビアニメ版の声優:荒川亮 舞台版:海津義孝 初登場:第76巻2話「海パン刑事(けいじ)! の巻」/アニメ版第34話「噂の海パン刑事(デカ)」 特殊刑事課会員番号1番。階級は警部補。通称が示すとおり、常に赤のネクタイと黒無地の海パン一丁で行動する。陸の事件を担当。この格好でないと落ち着かないらしい。検挙率100%を誇るエリート刑事であり、海パンを脱いで無防備な姿になり、犯人の隙をついて逮捕する。無防備状態の際は局部をセリフの吹き出し(アニメ版ではモザイク)などで隠しており、一部の読者やテレビアニメ版の視聴者から批判されたこともあったが、子供に大人気のキャラクターである。 本人曰く「わたしは隠し事が大嫌いな性分だ」とのことで全裸になることは恥ずかしくない。几帳面なところがあり、食事の時間は厳守している。保護した女性の前では曲がったネクタイを直していた。 寒い日でも服を着ることはなく、寒いときにはタイツを着用している(本人曰く「暖かいから」とのことで、両津にも車中で貸し出している)。アニメ版「世界ナンバーワンポリス決定戦!」の時は南極に助っ人としてやってきたドルフィン刑事の潜水艦内で褞袍を着て、炬燵に入っていた。また、第122巻5話「トロピカルDEアミーゴの巻(前編)」で海に登場したときには、両津に「初めて(その姿が)自然に見える」と言われた。 着用している海パンには名刺、携帯電話、ラーメン、おやつ(バナナ)など様々なものが入っている。アニメスペシャル版第175話「オドロキモモノキ島の大決戦!」で、砂漠をさまよっていた両津と本田速人の下に現れた際は、海パンから蛇口を出し、原理こそ不明だがしっかり飲用水をジョッキ一杯分出してみせた。 格闘能力は極めて高く、自分の局部を相手の顔部分に当てて相手を押し倒す「ゴールデン・クラッシュ」 や、無防備状態で飛び蹴りを食らわす「海パンキック」という技を持つ。いずれの場合も説得 しているときに隙をついて攻撃していた。両津は正攻法では勝利できず、後述のネクタイを外すという弱点を突かなければ勝てなかった。 フジテレビ系列の深夜番組『北野ファンクラブ』内のコント『海パン刑事』のパロディ(本家・海パン刑事役のビートたけし公認)。 アニメ版では海パン刑事をリーダーとし、ドルフィン刑事、月光刑事(と美茄子刑事)を合わせて「特殊刑事課三羽烏」と称しており、アニメスペシャル版等にたびたび登場した。「特」○マーク付のポルシェのパトカーに乗って登場したことがある。 アニメ版では秋本・カトリーヌ・麗子からは「名前も聞きたくない」ほどに嫌われている 上、大原大次郎巡査部長や屯田五目須署長からも「服装面に問題がある」として快く思われていない(ただし、階級は大原部長より海パン刑事のほうが上であり、原作でも第76巻2話当初は部長は海パン刑事に対して敬語を使っていた)が、前述のように検挙率100%を誇り、両津、中川圭一とともに「世界ナンバーワンポリス決定戦」日本代表にシード枠で選出されたほどの優秀な刑事である。 アニメ版のみの設定で、「ネクタイを取られるとやけに恥ずかしくなる」、「自分よりも相手の局部の方が大きいと泣いて逃げ出してしまう」 という2つの弱点がある。 海パンには「きたの」とネーミングされている。 アニメスペシャル版「THE FINAL 両津勘吉 最後の日」ではとにかく明るい安村を意識したような動きを見せ、海パンから取り出した拳銃でGPS弾を逃走車両に撃ち込み両津の犯人追跡に貢献しているが、最後は何故か風が吹いてきてネクタイが外れ、恥ずかしくなって撤収している。
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