歷代名人とは? わかりやすく解説

歴代名人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 16:43 UTC 版)

月下の棋士」の記事における「歴代名人」の解説

村木武雄(むらき たけお) 演 - 仲谷昇 御神の宿敵十四世名人神戸市御影在住。 かつて御神と名人位を争い勝利した名人19防衛物語開始時点ではすでに引退している。1963年第21期名人戦で御神の挑戦を受け、3勝3敗で迎えた第7戦の対局中アクシデントから「目隠し将棋」を挑むが、自身仕掛けた策略勝利をした。1973年名人位を大原奪われた。1975年記念対局で御神と対局し時に御神の「初手端歩」を受けた際には激怒し将棋連盟で御神を除名処分にしたが、この対局後も御神に怯え続けたその後天空との非公式対局破れ徐々に精神破綻滝川名人獲得自分名人も同じと考え滝川支配し続けようとする。現役時代有望な若手との対局でわざと一刺しにせずにじわじわと王を殺す差し回しをしていた。日本一賭けて氷室滝川非公式対局中自身敗北自覚してしまい、自害する作中で最も才能があり、最強棋士評されるモデル木村義雄木村実像に近いのは大原巌ともある)。 大原巌(おおはら いわお) 演 - 中尾彬 日本将棋連盟会長十五名人血液型A型乙女座。 受けの名手1973年村木から名人位を奪い長年にわたり第一人者した棋界巨匠。また盤外戦も得意とし、対局相手動揺を誘うような発言を行う戦巧者作中時には病気患っている。第51期名人戦で3勝3敗で迎えた第7戦で滝川名人位を奪われる。第52期名人戦では挑戦者となり、第1戦では滝川との対局絶妙の受けで勝利。3勝3敗で迎えた第7戦で詰み筋を見つけるも体調崩し最後の力を振り絞って一手指し失神。しかし、大原指せないのをいいこと次の手を指した滝川前に時間切れ負け喫する。「名人戦以外のタイトル戦不要」が持論だったが、自身死期悟ったこともありリベンジ賭けて初代王竜として滝川との対戦目標とする。そして王竜決勝氷室と当たり勝利目前になるも、酸素ボンベ無くなり思考回路鈍くなる中で指し続けるうちに形勢逆転され敗北そのまま絶えた。「指すことが生きること」という至言発する。かつて、村木と御神の第21期名人戦第7戦で記録係担当した。御神からは「たとえ名人になれても、一番にはなれない男。へそ曲がり女にだらしなく折れるとモロい」と評された。太という孫がいる。作中登場人物勝負させれば一番強いと評されている。 モデル大山康晴中原誠で、木村義雄実像に近いともある。 刈田升三(かりた ますぞう) 演 - 寺田農 大原宿敵実力第四名人。御神三吉師事東京都出身1975年名人位を大原から「4-0」で奪ったその後大原奪われるも、第35期名人戦で「4-2」で再び大原から名人位を奪還し3期保持その頃村木名人記念対局挑戦するも、いいところなしで敗北。「プロは勝ちこそがすべて」という大原理念真っ向から反する「プロ面白い手を指してナンボ」「負けて得るものもある」という理念を持つ。禁煙公言しながらもたばこを吸い何回引退すると言いながら全くしない等、非常に人間臭い男。プロ棋士になる夢が破れた弟子鈴本会い北海道何回か行ったり、大阪に住む母親会い行ったり、氷室世話をしたりする一面も。王竜戦では準決勝氷室と戦うも敗れる。第55期・第56期名人戦滝川名人に挑戦するが2回とも0勝4敗のストレート負け喫した。第57期A級順位戦では徐々に棋力落ち不戦勝の光本以外は第7戦まで負け続けてA級降級目前だったが、第8戦山内戦で捨て身の歩を指したことで勝利し、2勝6敗で残留争い望み賭ける。古株意地亡き大原エール意地見せ滝川との対局目標とする氷室順位戦最終戦前に立ち塞がった。氷室敗れたものの、天空死去したためにA級に残留した模様好きなたばこはピース終盤で、氷室実父であることが明らかになる10年後も現役棋士であり(ただし対局一時休止している様子)、第67名人戦の特別立会人務める。 モデル升田幸三本作登場人物中でもっともモデルに近いとされる

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