朝日新聞厚生文化事業団とは? わかりやすく解説

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朝日新聞厚生文化事業団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 09:13 UTC 版)

朝日新聞厚生文化事業団
団体種類 社会福祉法人
設立 2001年4月
所在地 東京都中央区築地5丁目3番2号 朝日新聞東京本社内
活動地域 日本
ウェブサイト https://www.asahi-welfare.or.jp/
前身の「朝日新聞社会事業団」は1928年創設。
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朝日新聞厚生文化事業団(あさひしんぶんこうせいぶんかじぎょうだん)は、朝日新聞社の関連団体である。

概要

1923年関東大震災に対する復旧・救援活動や、歳末同情週間を実施したのをきっかけに、本来の新聞報道の使命とは別で、社会福祉貢献の実践を図るための組織として、1928年大阪朝日新聞社に「社団法人朝日新聞社会事業団」が設立される。当初から東京朝日新聞社にも東京支部が置かれた。

1936年に「財団法人大阪朝日新聞社会事業団」に改組するとともに、東京支部も「財団法人東京朝日新聞社会事業団」と改組される。

1938年大阪朝日新聞中部支社(現名古屋本社)に大阪朝日事業団の名古屋支部、1940年朝日新聞西部本社福岡県小倉市〈当時〉)に同西部支部が設立される。1942年「財団法人朝日新聞大阪厚生事業団」に改名(名古屋・西部支部もこれに倣い改称)。

1944年、「東京朝日新聞厚生事業団」が「朝日新聞東京厚生事業団」に改称。

1948年、大阪厚生事業団西部支部が「朝日新聞西部厚生事業団」として分離・独立を果たし、この年の1月、から、社会保険小倉記念病院の経営を委託される。

1952年社会福祉事業法に基づき社会福祉法人に改組。同10月、「朝日新聞〇〇厚生文化事業団」(〇〇は所在地)と改める。1953年、大阪厚生文化事業団名古屋支部が独立し「社会福祉法人朝日新聞名古屋厚生文化事業団」が設立される。

1995年阪神・淡路大震災発生時に神戸市西宮市に「朝日ボランティア基地」を設置し、震災からの復旧支援活動を行う。

2001年、全国4つあった朝日新聞厚生文化事業団を統合し、東京本社内に「社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団」を設立。2022年に名古屋、2023年に西部の各事務所が閉鎖される[1]

活動内容

「だれもが支え合い、和やかに暮らせる社会の実現」を目指すことをコンセプトに、児童・高齢者・障碍者福祉、災害救援活動、生活困窮家庭に対する助成、災害支援など、様々な福祉貢献活動を行うことによって、民間団体ならではの視点から、先駆的な取り組みを行うことを重視している[2]

その他、朝日社会福祉賞を贈呈している。

事業所

[3]

出典

  1. ^ 事業団の沿革
  2. ^ 事業団のビジョン
  3. ^ アクセス・所在地

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