新聞部員の家族・親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 07:07 UTC 版)
「ロザリオとバンパイアの登場キャラクター」の記事における「新聞部員の家族・親族」の解説
青野 かすみ(あおの かすみ) 声 - 寺田はるひ 優しい性格をしている月音の母親。 夫が拾ってきた入学案内で息子の進学先を決めた際にはこれを後押しするなど、どこか天然な部分もある。また、一時帰宅した月音と共に新聞部メンバーが遊びに訪れた際には、驚いて倒れるなど繊細な面も持つ。最後のアルカードと学園との戦いは、TVを通じて夫や響子と共に見守っていた。 青野 光司(あおの こうじ) 月音の父親。月音を陽海学園に入学させるキッカケを作った。 青野 響子(あおの きょうこ) 声 - 小島幸子 月音の二つ上の従姉。月音とは互いに「響ちゃん」、「つっきー」と呼び合う仲。幼少時は月音と姉弟同然に育てられ、いい加減な親に代わり世話を焼いていた。月音が陽海学園に入学して以降、連絡がつかないことからも心配するようになり、学園のことを調べていた際に石神と出会い、彼女の策略により学園祭の際にリリスの鏡を持って学園にやって来る。学園の正体を知る事が目的なため、月音達は右往左往する羽目になる。 思い込みの激しい人物で、生徒達の正体を見ても最初は作り物として疑わなかったほど。最後は暴れる大多数の妖達の姿を見て学園の正体に気付くも、部員達の人柄により学園の正体は心にしまってくれたようで、月音は無事学園にいられることとなる。また、月音に恋愛感情を持っているとも取れる言動をしている。 アニメ版 第1期第1話で月音との携帯電話での会話のみで登場(アニメの月音は携帯を持っているが、大結界の中では繋がらない)。第2期では第1話でわずかに登場した後、第7話の月音が家に一時帰宅する話に絡むことになり、また第11話において経緯は不明だが自力で学園まで足を運び、訪れた日も平日となっている。リリスの鏡も心愛が盗み出し、学園に向かう途中で心愛とぶつかり入手する。 黒乃 アゲハ(くろの アゲハ) 声 - 本多知恵子 スタイル抜群で、外見も派手な胡夢の母親。 純情な胡夢とは異なり、無数の男性と関係を持つ恋愛のエキスパートらしく、他人の男を奪い取ることに情熱を燃やす性格。胡夢からはそれが原因で不幸なのだと言われている。月音に胡夢を無理矢理襲っていいという大胆発言をしたり、またバストは胡夢を上回るほど。みぞれの母のつららとは月音を巡ってやり合う場面も。胡夢からは「母さん」と呼ばれている。アルカードとの戦いではつらら・不二子と共に学園側として戦っている様子が一コマだけ描かれている。 アニメ版 みぞれの母と共に学園の卒業生という設定となり、学生時代から男を取り合っていた。胡夢からは「ママ」と呼ばれている。 白雪 つらら(しらゆき つらら) 声 - 皆口裕子 落ち着いた雰囲気のみぞれの母親。常に着物を着ている。 容姿も性格も親子共々そっくりだが、感情的なときの危険度はみぞれ以上で、飲み物で刃物を作り出してしまう。また、雪女の里は深刻な婿不足なため、月音にはみぞれの婿になって早く子作りに励んで欲しいと思っている。実は兵器マニアで若い頃はスパイに憧れていたらしく、自室の本棚の裏には大量の銃器コレクションがある。雪女の里編ではみぞれのことを深く案じ、雪の巫女からみぞれを奪い返すという里に対して裏切りとも取れる行為に力を貸すなど、みぞれのことを母として深く想っていることが描写された。みぞれからは「母」と呼ばれている。 アニメ版 胡夢の母と共に学園の卒業生という設定となり、学生時代から男を取り合っていた。 仙童 不二子(せんどう ふじこ) 紫の母親で、娘と同じようにとんがり帽子を被りマントを羽織っている。 高い知力と魔力を持った美しい魔女で、十代の頃から斬新な魔具を次々と開発してきた才女。今では魔女界きっての高位魔具職人。夫共々非常に礼儀正しく、紫が使う敬語は両親の教育の賜物?とガイドブックに記されている。ただし目立たないという深刻な悩みを抱えており(原作・アニメ共にまともな台詞がない)、巻末4コマでは目立ちたいあまり体育祭のドサクサに紛れて学園を爆破しようとしていた。紫からは「ママさん」と呼ばれている。 仙童 珠範(せんどう たまのり) 紫の父親で、妻と同様に魔術師。服装はメガネにVネックのセーターと一般人の格好をしている。 お館様(おやかたさま) 声 - 前田敏子 人間に対し強い恨みを抱く魔女の丘の主。100歳以上のローブを纏った魔女で、瑠妃にとっては師匠であり育ての親。 かつて魔女の丘は人間に住処を奪われた魔女達にとって最後の楽園であり、その丘に公共のゴミ捨て場が建設されそうになったことで、人間の街を滅ぼし復讐することを決意する。植物を操る魔法を得意とし、ひまわり畑に見えた丘も実際は地中で大量の植物のモンスターが育てられており、その殺人植物の軍団を率いて人間への復讐を果たそうと画策していた。 魔女の丘を守るための戦う以外の方法を模索したいと月音達がやって来るもそれを一蹴し、彼らと衝突する。瑠妃が月音達側に着いたことに加え萌香が覚醒したことで「妖魔合身」を唱え、巨大な魔物と化し裏萌香を圧倒。ひいては瑠妃さえも吸収するが、最後は裏萌香により弱点である魔具を破壊され、爆発して命を落とす。しかしその最後の瞬間、瑠妃の想いに気付き、最後の力で瑠妃だけは救う。 アニメ版 既に故人となっており回想のみで登場。人間に対しては原作ほど憎しみを抱いていなく、死ぬ直前には自分の考えが愚かなものだったと語る。また、この魔女の丘編はお館の設定だけでなく、他の点についても多数改変されている。
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