教育・研究活動のあゆみ
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前身の神戸高等商業学校が1906年(明治39年)に日本で初めて発行した経済・経営・商学の論文集である「国民経済雑誌」は現在も神戸大学によって継続発行されており、日本で最も長い歴史を持つ経済・経営・商学の学術雑誌となっている。 1968年、経済経営研究所図書館に、国連寄託図書館を設置。国連がその精神や活動状況を広く世界中の人々に知らせるために、関係資料を寄託、無料で公開する図書館。世界で405ヶ所、日本では現在14ヶ所に設置されている。 1986年、附属人文・社会科学系図書館(現:社会科学系図書館)を、人文・社会科学系の外国雑誌センター館として指定。外国雑誌センター館は、外国で出版される学術雑誌を体系的に収集し、全国的な利用に供することを目的として設置されており、現在、人文・社会科学系、医学・生物学系、理工学系、農学系の4つの分野について、 全国で9つの国立大学附属図書館が指定を受けている。人文・社会科学系としては、神戸大学・一橋大学の両附属図書館が指定されている(一橋大学は社会科学系のみ)。 1989年、日本の国立大学としては初となるMBAプログラムを開講。 1992年、国際政策・開発に従事する人材育成のため大学院として国際協力研究科を設立。 2005年、農学部が食資源教育研究センターで育てた但馬牛の肉を大学ブランド「神戸大学ビーフ」として商品化することに成功。 2005年、EUインスティテュート関西(EUIJ関西)欧州連合 (EU) の高度な学術研究、教育・広報活動の推進および日本・EU間の関西における国際交流拠点として、EUからの資金援助を得て、神戸大学・大阪大学・関西学院大学の3大学から成るコンソーシアムとして設立。幹事校は神戸大学。 2005年、文部科学省の大学国際戦略本部強化事業に採択される。 2006年、大学院国際文化学研究科に異文化交流センターを新たに設置。 2007年、膜工学拠点としては日本初となる大学院工学研究科先端膜工学センターを設置。大学院理学研究科に惑星科学研究センターを設置。 2007年、神戸薬科大学と学術交流協定を締結。 2008年、大学院国際文化学研究科にメディア文化研究センターを新たに設置。 2009年、大学院経営学研究科と慶應義塾大学大学院経営管理研究科、京都大学大学院経営管理教育部による、MBAプログラム経営管理人材教育に関する3校包括提携がスタート。 2009年、大学院農学研究科が財団法人名古屋みなと振興財団(名古屋港水族館)と、野生動物の学術に係る相互の研究と教育の交流を促進する協定を締結。野生動物の繁殖を含めた種の保存に係る情報交換および技術交流ならびに共同研究を開始。 2010年旧三商大の一橋大学・大阪市立大学と教育交流に関する協定を締結。 大学院システム情報学研究科を設置。 早稲田大学が先端医療の新しい研究拠点を、ポーアイ2期地区にある神戸大学のインキュベーション施設「神戸バイオテクノロジー研究・人材育成センター」内に近く設ける。神戸大などと、生活習慣病の先進的な予防や治療法の開発に取り組む。 神戸大や岐阜薬科大学など5大学による研究グループは、脳の海馬と呼ばれる部位に多く存在する特定の遺伝子が記憶に関与していることを突き止めたと発表した。 2011年、医学部と大学院医学研究科が、早稲田大学の先端科学・健康医療融合研究機構との間で、先端医療の研究活動で協力する連携協定を締結。 2013年、EUエキスパート人材養成プログラムの実施を期して、日欧連携教育府を設置。 2014年、大学院国際文化学研究科に国際文化学研究推進センターを、異文化交流センターとメディア文化研究センターを統合して設立。 2016年、国際連携機構に国際教育総合センターを、留学生センター(1993年4月~2016年3月)とEUIJ関西(2005年の記事を参照)及び日欧連携教育府の3つの組織を統合して設置。
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